イッツアスモールワールド
「真っ暗だ」
物心ついた時からその世界は在って、見たいときにいつでも見れるけど、わざわざ好んで見ようとは思わなかった世界。
誰もが見ることが出来て、誰も気にはしない世界。
ここまでの語りでその世界について感ずいた方は凄いと思う。
どうやら僕と感覚が似ているようだ。かわいそうに。
さて、解らない方には答えを発表しておこう。そうしないとこの物語は始まらないし、このままぐだぐだと僕の独り言を読んでいても面白くはないだろう。
ま、このまま物語が始まっても面白い確証はないけれども。
では、発表しよう。
「目をつぶってごらん」
ほら、そこには真っ暗な世界が広がっていただろう?
まあ、言いたいことは解るよ。まぶたを閉じただけじゃないか、まぶたの裏を見ているだけだろ、こんなの世界ではない。
解る、すっごく解るよ。僕も初めはそっち側だったんだから。
でもさ、世界ってなんだい?
見て、触れて、感じることができたら、そこはもう世界で良いだろ?
とても稚拙な答えだと言われるのは覚悟しているけどさ、でも深く考えた所で、世界の成り立ち、というか、在り方がよくわからないんだよ。
この世界、あの世界、私の世界、あなたの世界、電脳の世界、空想の世界、無限に広がるだろ?
あなたの嫁が住んでいる世界は何て言ったっけ?
そうそう!
2次元だ!!!
向こうから干渉することはなく、こちらからの行動によってあらかじめ作られていたパターンで動いていく。
それもれっきとした世界になっている。
とまあ、こんな感じで世界についてゆるーくしたところで、この話をそろそろ次のページに進もうか。
ここからは僕の世界だ。
ほかの誰でもない、僕の、僕だけの世界だ。
あー、ちなみに僕は中2患いだけど病んでるわけじゃないからね?ちゃんと理解してね?
え?良くわかんない?
「僕も良くわかんないよ」




