お題『命の大切さ』
この人格達は、私の性格から生まれたものですが、あくまで、私とは別人のものとして考えてください。
司「はい。それでは始めていきましょー。今回のお題は『命の大切さ』です。」
ク「随分と大層なお題だな。なんかあったのか?」
ふ「えっ?なんかあったの?何があったの?僕ってさ、主人格じゃないからあんまり記憶の共有ができていないんだよねー。できれば何があったか聞きたいんだけど、何かあったの?」
司「大丈夫です。主人格に最も近い私だからわかりますが。主人格はこのお題で、色々な意見を聞きたいだけの好奇心で書いてます。それ以外の理由はないようです。」
性「でもさー。ホントはこのお題にさ、理想論者って奴を入れる予定だったんだよね?」
司「よく知っていますね。さすが主人格を支配しようとしている性欲君です。そうです。今回は理想論者をメンバーに入れようかを悩みましたが......。無駄にウザかったので外しました。彼には他の機会に出てもらいましょう。」
怠「ねーさー(´-ω-`)討論始めないのー?せっかく眠りたいのを我慢して出席しているのに......。」
司「あなたが寝たら主人格も寝るので、あなたが起きているのは当然のことですが......。そうですね、少し余興が過ぎたようです。そろそろ始めましょうか。では......。」
ふ&性「「Let's Debate!!!」」
司「えっ!?なんですかその掛け声!?、事前に聞かされてませんよ!?」
ふ「ふっふっふ、これは作者がこの話を作ると決めた時、私たちに言伝したんですよ。」
性「......精一杯はっちゃけてこい、ってね。」
司「と、言うことは、さっきのふざけ野郎のすっとぼけは、演技だったってことですか......?」
ふ「ふっ、察しがいいね。そうさ、意味もなくすっとぼけてみたのさ(`・∀・´)ノ。」
司「そ、んな。私があなたの演技を見破れなかったなんて......orz。って、意味もなくボケないでください!」
司「ああもう、進まない!。もういいです。ふざけ野郎は無視しましょう。ゴホン、では改めまして、討論を始めて行きましょう。まずは、どんな意見があるかを聞いていきます。意見のある方は挙手を。」
性「はいはい(゜▽゜)ノ!」
司「嫌な予感しかしませんが、どうぞ」
性「命とは尊いものである。全ての人間はこれを踏みにじってはいけない。人権もまた然り。人は生まれた時から祝福されるもので、されるべきものである。この二つは同義で、人間の存在価値そのものである。人は生きているだけで尊敬され、また尊敬すべきものである。命とは他のものでは測れない無限のもので、全ての物質的価値とは無縁のものである。
つまり、幼女の愛らしさは守るべきであり、少女の可憐さは見守るべきであり、女子高生の若若しい肢体は擁護すべきであり、OLの魅力は大人の象徴そのものであり、熟女の包容力には甘えるべきものであr......。」
司「珍しくいいことを言う、と思ったらそういうことですか!」
性「(メ・ん・)?、でも間違ったことは言ってないでしょ?」
司「言っていることは間違いではないかもしれませんが、あなたがそれを言うことが既に間違っています。」
性「もっと喋りたかったけどなぁ......(´・ω・`)。」
司「他!他にありませんか!。」
怠「え~、じゃ、はい(´ω`)ノ」
司「おお、珍しい。あなたがわざわざ進言してくるなんて......。どうぞ。」
怠「性欲君に反論なんですけどー、えーと、性欲君が言ったー、幼女と少女と、あとなんか?は、全て女の子のことなんでしょー?。でもさー、その女の子達はさー、『脂ぎった中年おじさん』から生まれたんだよねー?」
みんな「「「「ッ!!!」」」」
性「お、おぅ......。まさか、テンプレとは......。テンプレだけあって衝撃が、大きいぜ......_(´△ `」 ∠)_。」
司「まさかの正論ですか、怠け野郎......。まあ、確かに、可愛いければ可愛い子ほど、どこかの誰かさんと彼氏彼女の関係になっているでしょうけど。」
性「おゎふっ......!」
ふ「やめてっ!性欲君のHPはもうゼロよ!」
司「別に、性欲君が棺桶に入って引きずられようが、私には直接関係しないんですが......。って、結局討論が進んでないじゃないですか!!」
ク「いいんじゃねえの?元々討論なんてするつもり、ないんだろ?。なあ、ふざけクソ野郎」
ふ「......ほっほう、よく気づきましたね。クール君?、ずっと私のことをクソ呼ばわりしていることはこの際置いといて......。なんでそう思ったか聞かせてもらえるかな?§ ̄ー ̄)」
ク「簡単なことだ。主人格に一番近かった司会に、言伝がなかったことがまずおかしい。そして、それがふざけクソ野郎と性欲魔神にはあったこともおかしい。なぜなら、主人格が考えることは大体司会にも伝わる、テレパシーのように。元々主人格自体はあまり考えないものであり、だからこそ俺たちを切り離して、この討論という場を設けることで、ストレス発散や暇つぶしをさせているんだ。そのため、主人格がこの討論に手を加えるってことは、俺たちに意見を持たせない、ってことになる。だから、この討論は始める前から既に終わってんだよ。」
司「確かに。主人格がとやかく言ってしまったら、私たちの発言力は文字どうりなくなりますからね。主人格の人格に圧倒されますし。」
ク「だろ?だから、主人格はふざけクソ野郎と性欲魔神で遊びたかっただけなんだよ。」
性「うん、魔神は余計だよね。」
ふ「あきらめるんだ、性欲君。クール君は、頑固だよ。そして中二病でもある。」
ク「うるせぇ黙ってろクソ。」
ふ「そ、それ、もはや原型ないからね!?」
司「ということは、ですよ。この討論は結局どうすればいいんですか?」
ふ「え?普通にすればいいんじゃないの?」
司「はい?。主人格の手が加わってる状態で普通なんてできないでしょう?」
ふ「(メ・ん・)?、主人格の手なんて加わってないよ?」
ク「はぁ?さっきから何言ってんだよアホ。主人格の手が加わってるって俺が説明しただろ。忘れたのかよ。」
ふ「え?何言ってんの?、言伝なんて嘘だよ?そんなん聞いてないよ?」
ク「はぁぁ?意味分かんねーよ。さっきからお前はなにを言ってるんだ。」
性「だからー、主人格から一切何も聞いてないってことだよ。ふざけ野郎と僕がー、勝手ににふざけてただけ♪」
――クール君がログアウトしました――
司「ちょ、クール君!?」
ふ「うーわー、逃げたー。カッコつけて推理物の真似なんてことするからー、恥ずかしくなったんだー。だっせぇ。」
司「き、傷口をえぐるような発言は控えてください。っというか、メンバー足りないんですが、ふざけ野郎と性欲君と怠け野郎で討論なんてできるんでしょうか。」
怠「ああーずるいー。僕もログアウトしたいのにー。」
司「ああもう!なんでこんな変なメンバーを主人格はレギュラーにしたんでしょうか!」
ふ「特に理由なんてないんじゃないかな。」
司「ええ、そのとおりですよ!知ってますよ!だから私がしっかりしようと頑張っているのに!」
性「ねーねー。僕の出番って終わったってことでいいんだよね?さっきちゃんと意見出したし?」
司「うぅ......、そうですね。もう勝手にしてください......。」
――性欲君がログアウトしました――
司「はぁ、五人中二人も抜けて、どう収拾つければいいのやら......。」
ふ「仕方ないなー。じゃあ僕が本気を出してあげるよ!」
司「はぁ?何をするつもりですか?」
ふ「心配しなくても大丈夫だって、おかしなことはしないからさ♪」
ふ「
命は大切なものかもしれない。命は、尊いものかもしれない。
けれど、本当に大切なものなのだろうか、尊いものなのだろうか。
人は、トラックに轢かれれば死ぬし。銃に打たれても死ぬ。
誰がどうとか、誰がなんだろうと、人は等しく儚いものだ。儚くて、曖昧で、不明瞭なものだ。
誰が死のうと世界は回り続けるし。誰が死のうと、結局は過去の思い出になる。
むしろ、生きているときのほうが迷惑ですらある。
実際、死んだものは誰にも迷惑はかけないが、生きているものは何かしら他人に迷惑をかけているものだ。
死んでから美化された人は大勢いるが、死んでから蔑視されたものは少ない。そういうことだ。
だーかーらー、
みんな死んじゃえーー♪」
――司会者がログアウトしました――
怠「あ、待って僕も......。」
――怠け野郎がログアウトしました――
ふ「孤独はね。人をダメにすると思うんだ。ふふっ♪」
――ふざけ野郎がログアウトしました――
いつもこんな感じで、結論どころか、まともな意見交換がなされていません。
暇つぶしなんで、結論とかどうでもいいわけですよ。
意外と書くのが難しかったです。
脳内討論→まとめる→小説にする
のまとめるまではいいんですよ。でも、そのあと小説するためには書きながら、いちいち人格を入れ替えないといけないわけですよ。口調とか、考え方とか、めんどくさかったです。
それと、性欲君とふざけ野郎のように、私の性格は矛盾したものを多く含んでいます。
矛盾で私は成り立っているんです。(←ちょっとかっこいいと思ったのはナイショ)