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短編集

顔面凶器

Twitterであげたものをまとめました。

注:オチがくだらないです。

気がついたら森にいた。何言ってるのかわかんないと思うけど、大丈夫。俺もそうだ。

さっきまで教室にいたと思うんだけど。

白昼夢?

ネット小説とかラノベとか読むけど、まさか、異世界トリップはないと思いたい。でも、頬をつねると、痛い。

と考えながら、地面を睨みつけていると影がさした。

…え?

恐る恐る視線を上げればそこには、巨大な巨大な狼さまが。


「グガァァアアア!!!」


あたりいったいに響くような声を上げた狼は俺に向かって突っ込んできた。

どうしよう!

パニックのあまら下に向けたままだった顔を、俺はやっと上げた。その瞬間だった。


「グガァァアアア!!!」


俺の顔に視線を向けた瞬間。

狼は目をほじるような動作のまま地面を転がっていた。


そう、俺には生まれもった力があったのだ。

地球にいた頃から、散々俺も苦しめられてきた強力すぎる力。


そう、この顔。


顔面凶器である。

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― 新着の感想 ―
[良い点] すごくおもしろかったです。ありがとう。
2019/10/08 16:00 退会済み
管理
[良い点] タグの「(ある意味)チート」を読破後に見て、笑いました。狼を退けるほどの顔面ってどんなだよって思いつつも、実は「こういう作品ってビジュアルで表現しない小説じゃないと出来ないよなー」という奇…
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