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笑えない死
初投稿です。どうぞよろしくお願いいたします。
僕、伊介 渡は自分の不幸を嘆いていた。全てはバナナの皮から始まった。
高校から帰宅途中の道でたまたまバナナの皮を踏んでしまった俺は、それまた綺麗なフォームで滑って転んだ。そしてたまたまその後ろには長い坂があった。
そして、それまた綺麗に転げ落ちた。
そしてやっと止まった先は線路だった。
そして狙ったかのように踏み切りはカンカンカンと音をたてる。
「ははは…コレが僕の人生最後とか………」
「もっと遊びたかったな」
「もっと親孝行しとけば良かったな」
「もっと幼女愛でたかったな…」
電車の音が近くなる
そして伊介渡は死んだ
はずだった…
???「ふむ、上物の魂だな」