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3 ギルド

 ミストと月姫についていくと港町についた。

キャラクターを作り、ログインした時にも同じ場所に降り立ったが、周囲を良く見ていなかった。


 改めて見ると、人間と獣人が入り乱れ、露店も多く出されている。

最近学校で習った、外国の蚤の市のようだ。

 ここは中立的な場所のようで、敵味方関係なく売買を行えるようだ。

月姫がここで装備を購入して、キャラクターを強くしたり、格好良くしたりすると教えてくれた。

 なるほど、☆乙女☆の持っている棍棒よりも洗練されたステッキがある。

しかし先には殴られると痛そうな、棘のついたボールが施され、どうしてこれが『モーニングスター』と言う名前なのだろうか、とモニター前で首を傾げた。

気が付くとミストと月姫がゲートと呼ばれる移動装置の前に居る。


月姫:ほら本土いくよ

☆乙女☆:はい


 いよいよ獣人国家の本拠地に行くことになった。

大きなレンガ造りの門をくぐり、角ばったウエディングケーキの様な城の前に立つ。まるで古い時代の外国にでも来たような気分だ。

 ミストが城の前に立つ、ライオン顔の甲冑を着たKAZUと言う名前の戦士に話しかける。ギルドマスターだ。

 狐が好きで安易に獣人国家を選んだが、この国の戦士は猛獣の類がほとんどで、近くで見ると味方であるのに怖かった。

 選択をミスしてしまったか、とも心配したが、月姫のたおやかなウサギ姿を見ると和んだ。知らず知らずに、月姫のそばに寄り添うように立っていた。


色々と手続きを終え、晴れて☆乙女☆も『アンダーフロンティア』、通称『アンフロ』の一員となった。

 このオンラインゲーム『Knight Road』は配信されたばかりで、今はまだレベルや装備に差は現れていない。

ほかのギルドメンバーが五人ほどいて、みんなで一緒に狩りに行ったが特別☆乙女☆が劣っている様子はなく安心した。(月姫のおかげだ)

 月姫が夕ご飯を食べると言いログアウトしたので、☆乙女☆も同じくログアウトした。


 パソコンの電源を落としてしまうと、少し疲れを感じぼんやりした。

しかし夕方の物悲しい時間帯を楽しく過ごせて満足している。(明日も月姫いるかなあ)

 星奈は、漂うだしの香りに気づき、空腹を覚えて食卓へ向かった。

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