キャラメイク
投稿が遅くなってすいません。でも、全然物語は進みません。
徐々に体の感覚が消失する。そして、真っ暗な空間に出た。意識はあるが、体は無い。そんな不思議な状態だったが、少しずつ体の感覚が戻っていき体が作られた。その体は白く光のような感じだった。そこで声が聞こえた。「ようこそ、Silver Onlineの世界セレスティアへ、ここでは貴方の名前、所属、種族について設定いたします。まず、名前を入力してください」そういうと、俺の目の前にキボードが現れた。少し、悩んだが昔やったゲームで作った剣士の主人公キャラ(俺が勝手に奏思っていただけだが)の名前キボードにはカタカナでクライドと入力した。「クライドですね。では、次に種族を説明をいたします」そういうと目の前にディスプレイが表示された。事前に、公式サイトなどでチェックしていたので、大体の情報は知っている。
SLOの種族は妖精、人間、ドワーフ、エルフ、獣人、などが表示されている。他の種族も存在しているようだが、今現在公式に名称が発表され尚且つ選択できるのはこれらの種族だけのようだ。
平均的な能力を持つ人間、飛行能力と魔力に優れた妖精、鍛冶等の鉱石関係の生産職に優れたドワーフ、魔力に特化したエルフ、筋力が優れている獣人。
獣人だけは、筋力が優れているが魔力が絶望的に低いという共通点持っているがそれ以外にも様々な特性存在しているのでそれによって区別されるいくつかの種類が存在いる。
飛行能力に特化した翼人、俊敏性に優れてはいるが、耐久力がない猫人筋力一点に特化した狼人、器用さと幸運値が高い宝石獣などが存在している。
俺は、前から決めていた人間を選択した。それを選択した理由は、汎用性が高いからだ下調べした情報によるとSLOにはスキルというものが存在しており種族によってスキルの伸びに補正がつくのだが、人間はその補正がつくスキルが少ないが、その代わりマイナス補正がつくスキルが無いのだ。俺の聞きたいラジオを聞くためにはスキルが必要らしいが、そのあたりの情報は公式サイトにも記載されていないので、とりあえずどんなスキルにマイナス補正が無い選ぼうと決めていたのだ。
無機質な合成音が設定の処理をしていく。そして、いよいよ新たな世界に飛び込むときが来た。
「これにて、初期設定は終了いたしました。今後、設定の変更は行えません。設定の変更をいたしますか」
俺の目の前にイエスとノウのウインドーが表示された。俺は迷わずイエスボタンを押した。
「この世界はもうひとつの現実ともいうべき世界です。きっと、貴方の見たことも無い世界が広がっています。では、Silveronlineの世界を楽しんでください」
そして、俺は黒い世界の中を落ちていった。まるで、自分が世界に生む落とされるようなそんな感覚だった。
読んでいただきありがとうございます。