17位!!
皆様、わたくし作者は今、手が震えています。なぜならこの度コメディでのランキングが…
…うわぁぁぁぁ!!
皆さんこんにちは。雅樹です。しゃしゃり出てきた作者はちゃんと殴っておきました。女だろうが関係ありません。作者が作品に出てくるなど、言語道断です。そもそもこの小説は俺のナレーターがあってこそ成り立って…
…ぎゃぁぁぁぁぁ!!
『読者のみんな!リサです!ハゲは黙らせておきましたのでご安心下さいませ』
「お前!鼻の穴は反則だって前にも言っただろうが!お前の腕はは細いから痛いんだよ!」
『わかったから、早く鼻血どうにかしたら?その辺汚したら華夏美ちゃん悲しむぜ』
「違うんだ〜!俺は読者に伝えることが!!」
『うっせぇ!マリンがちゃんとやってくれるさ。なぁ?』
『……皆さん、こんにちは。マリンです。この度、コメディのランキングで17位にランクインされました。まだ連載を始めて1週間と経っていないのに、ここまで皆さんの支持が得られたことを大変幸せに思います。それにしてもこんな小説にお越し下さるなんて皆さん物好きですね…はっ!今あたし失礼なこと言いましたか?すみません!とにもかくにも、これからも頑張ります!』
「俺がな!」
『は?頑張るのはあたしだぜ?』
『いいえ!頑張るのは私よ雅樹ちゃん!』
「お前どっから湧いてきたーー!?」
『うふふふっ。私に不可能などないわっ!』
「いや…お前…玄関の鍵ぶっ壊してんじゃねぇか!どうしてくれるんだよ!!」
『バカね、雅樹ちゃん。修理屋さんを呼べばいいじゃない』
「壊したのはお前だろ?!」
『もうっ。雅樹ちゃん。鼻血出しながら怒られても全然恐くないわよ?むしろおもしろいわオホホホホ!』
「…殺す…お前ら殺す……」
『…こういう時に一番冷静でクールなのはあたしね。今の状況を説明するとね、ミスター茨木がミス桃色を追いかけ回し、リサは鼻の穴に突っ込んだ腕を洗っていて、マリンは蜜柑の背中に乗ってミスター茨木とミス桃色の大乱闘にアタフタしてるって感じね。そしてあたしは安全な食器棚の中から実況しております。せっかくめでたい報告だったのにめちゃめちゃね。オーマイガー』
「パパぁ!蜜柑!ただいま!」
「…あなた!この部屋は何?!」
『華夏美ちゃん、ごめんなさい。雅樹ちゃんが大暴れしてたのよ。』
「誰のせいだよ!!」
「あなた、とりあえず鼻血を何とかして!いちごちゃんは部屋を片付けて!」
『え〜!私が片付けるの?』
「誰であろうとあたしのうちを汚す奴は許さん!片付けなかったら今後ごはんは作ってあげません!」
『鬼だ〜!』
こうして、17位になっためでたい日は過ぎていったのである…。