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プロローグ

きっとこの世界は俺を嫌ってる。


だってさ、昨日は占いで「いい日になるでしょう。」とかいっておきながら、先生には怒られるし・・・。


この前だって鳥のフンが頭にヒットしてきたし・・・。


今日だってほら・・・あれ?


珍しい。今日は何にもない。


・・・逆に怖い。


いつも以上のことが起こりそうで・・・


てか絶対なんかある。


そんなことを思いながら歩く帰り道。


事件は起こった。


「わっ。」


「?」


なんだなんだと辺りを見回してみるが誰もいない。


空耳か・・・と思った瞬間。


__ドサッ・・・。



その音がしたと同時に俺の背中に鋭い痛みと、俺の口の中に鉄の味がした。





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