10話:午後の部 起きて寝て
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むっうーいい目覚めだ!結構まだ明るいな。おっ結構人いる!誰かがママに話してる。なになに?元気な子だな?って、それほどでも〜。
それにしてもこの世界の言語が日本語だなんて、上手い設定にしてくれたもんだ。ん?トラウマに気をつけろよ?ああ、てっきり忘れてた。この世界では自分のトラウマである言葉を喋ると死んでしまうんだっけ?これがほとんど唯一と言ってもいい、俺の知っていることだ。まだ俺は喋れないからいいものの、俺のトラウマってなんだろう?シリウス教えてくれるかな?
というような考え事をしているうちに、なんだか天井が近くなっているような…
ふと横を見るとデカいガタイ、2メートルはある髭の生えたジジイがいた。俺はジジイは苦手だった。なぜなら前世の昔、ゲームしたいのに「日本男児たるもの外で遊ばんか!」と無理矢理追い出されたのである。
少し身構えていると、その大きな恐ろしい身体とは非対称に、めっちゃかわいい笑顔を見せた。おん、俺もかわいいと思ってしまった。自分がいま抱いている赤ん坊がそんなふうに思っているのも知らず、呑気に「かわいいかわいい」と連呼しながら親戚?に自慢していた。
なにやら気持ちよくなってしまい、寝そうになったがまた泣いてしまった。どうやらメシ時のようだ。はよ!メシ!!
なにを思ったか、母性が芽生えたのか?ジジイ、いやおじいちゃんが自分の乳首を俺に向けてきた。
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