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偽つき

今日は月に一度の礼拝の日だ

家族?揃って馬車な乗り込み 教会に向かう

「いい天気でよかったですわね」

「ああ 家族揃って行けること 神に感謝しょう」

「お父様 見て!似合いますか?」

ミシェルが胸に着けたピンクの花のブローチを指差す。

「ああ とても似合っているよ! シェリルとお揃いでって シェリル…ブローチはつけてないのかい?」

「申し訳ありません うっかりしておりました」

嘘をついた 

ブローチは壁にぶつけた時に壊れてしまった

付けようにもどうしようもない

「そうか 忘れたなら仕方がない おっ 教会に着いたな」


教会へ入ると 静寂な中に女神フロンティア様の像

か出迎えているかのように立っている


ここだけは私の心を癒やしてくれる


女神像に手を合わせ目を閉じる


女神様  お父様は女神様に嘘をつきました。愛を偽っていたのです。

愛は妻となる者だけに誓うものなのに お母様はお父様だけを愛していたのに………

女神様  私はお父様を許せません


それからのシェリルは 口数が減った

家族との食事も食べ終えると静かに席を立った

ひと通りの社交には 顔をだし 周りからすると

普通に見えた


そしてシェリルは15歳になった

社交会デビューの年

デビュタントに出た後は夜会などに出て婚約者探しが始まると共にほとんどの人が貴族学園に入学するのが通例だ


お父様に呼ばれたシェリルとミシェル

「2人とも今年はデビュタントを控えている それに伴い学園への入学もあり忙しくなる明日はクロエとドレスを選んでくるといい」


「わぁ 楽しみだわ お父様  ねぇシェリル」

「ええ  お話が以上でしたら失礼します」

そのまま席を立ち部屋へ帰って行った。


翌日 3人で街へ出かけてドレスを作った

ミシェルはピンクの可愛らしいドレス

シェリルは紺のシンプルなドレスを選んだ















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