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1限目!教師たちが自己紹介を始める

「どうも。一組を担任するするギルです。創造魔法を担当しています。私にわかることでしたらたいていのことは答えますよ。」


答えると言われたら生徒たちは容赦しない。


「先生は何歳?」「初恋は?」「結婚してる?」


ギルはにこにこしているが、少し青筋が増えた気がする。しかし答えてはくれる。


「私は永遠にぴちぴちの三十代後半ですよ」


生徒たちは思った。そういうのは20代前半がお決まりではないのかと。


「しかしそんな冗談だろみたいな顔で見られても困りますね。では見ててください」


ギルが指をパチンと鳴らすとギルおじさんだったのがギルお兄さんになっていた。しかもイケメン。


「男子軍はなぜか悲しいような顔をし、女子軍は目を輝かせる。そんな状況をも作る出せるのが創造魔法です。まあ頑張ってください。」


お兄さんに言われると説得力が違う。素直に従おうと男子は決意した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ヤッホー!2組担任のルーシャだよぉ!みんなよろしくねぇ!」


二組はこんな先生なのだなと学年全体が思った。なんせ声が大きいのだから。


「先生~!好きな食べ物は何ですか~!」


ルーシャはにこにこしていて、青筋は全く増えていない。平和だ。


「先生はぁ~揚げ物とおにぎりが好きかなぁ~」


クラスはほのぼのとしている。学校が始まって5分もたっていないのに。


「先生はねぇ~回復魔法を担当してるよぉ~怪我したら言ってねぇ~」


2組はあったかい。冬も暖房が入るのは一番遅いだろう。


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― 新着の感想 ―
冬の暖房草 話の書き方が上手いね僕より全然うまいと思うよ
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