パー券w
マイルドヤンキー日本。
連日報道されている自民党安倍派のパーティー券裏金問題。
個人的にツボったのは、新聞記事での「パー券」表記だった。いきなりの輩感。
政治資金パーティーはいつ頃から行われだしたかは資料が見つけられなかった。
Wikipediaあたりでは1999年の政治資金規正法改正により企業団体からの政治献金が規制強化されたことを契機として一般化したように纏められているが、1992年改正に政治資金パーティーに対する規制がすでにあり、1986年の糸山英太郎衆議院議員刺傷事件は1985年12月に開催された彼の政治資金パーティー(会費3万円)が端緒になっていることから、それ以前から行われていたと推測される。
政治資金パーティーがなぜ政治資金作りになるのか。
会費2万円で百人集める立席パーティーを行うとする。
会場には飲食代一人頭3千円、場所代3千円で総額60万円を払う、と契約する(金額は一例、以下同)。この時点で140万円の利益が予想される。
パーティー券を百枚用意しても売れ残るかもしれないし、買った人が来れなくなって会場がスカスカになると恥ずかしい。じゃ、多めに売ってもいいよね?とばかりに主催者が千枚用意して売りさばく。
売る方には配下にノルマ五百枚を課し、売れ残って自腹を切ったとしても上は知ったこっちゃない。
買う方はお付き合いで十枚(20万円分)買うけど体は一つしかない。
かくして当日。八百枚売れたパーティーの参加者二百人。百人で用意している会場は混み混み。ホテルは予め分かっているから文句は言わない。
収入;2万円×八百枚=1,600万円。支出;ホテルへ60万円、配下へキックバック2万円×三百枚=600万円、合計660万円。利益940万円(パーティー券印刷代とかゲストのギャラなどを含む)。
「こりゃ、やめられねーずらよ!」©票田のトラクター(ケニー鍋島/前川つかさ)
安倍派は「パーティーで、がっちり!」©がっちりマンデー(TBS)
こんな儲かるパーティー、政治家しかやらない、なんてことはないもので。
バブル期の大学生、サークルの活動費稼ぎにディスコを借り切ってパーティーをやったとか。たぶん都会の、いいとこのボンボンか集まる大学だったのだろう。後のスーパーフリーとか、最近ではパリピの方々かな。
もっと古くは、というか私が初めて存在を知ったのは、古の不良(後のチーマーとか輩)がパーティー券5千円を一般学生に売り付ける、と言う話。商取引を装ったカツアゲだよな。パーティーが開かれないことも多かったとか、ケツ持ちにヤクザがついていたとか、「ろくでなしBLUES」とかにも出てきたそうだけど。北海道のいなかもんは「千葉コエー」「大阪コエー」と思ってたよ。
それらのパーティー券を「パー券」と称していたのを、毎日新聞や北海道新聞の記事を見て、思い出した。
政治とカネの真面目な分析は、他の方がやるでしょう。
(12月12日 13時 追記)
真っ当な政治資金なら別に隠す必要ないけど、収支決算報告書に載せられない収入や支出を隠したかったでしょう。
【収入】
・一個人や企業団体からの上限額を越える。
・反社や統一教会など表に出せない関係者。
・内閣官房機密費。など
【支出】
・選挙活動での法定額以上の支出(ウグイス嬢に1万5千円を超えて払いたい、とか)。
・表に出せない関係者への支出(マスコミや政治評論家を含む)。
・愛人へのお手当。など