表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/21

聖女から魔女に①

「ベル = シールドは、魔女らしい」


 それが、このところ王都に広がっている噂だった。

 当の本人である私が、その噂を耳にしたのは、ちょっとした偶然だった。

 私の姿を目に入れた、噂をしていた人々は、気まずそうに私から目をそらした。


 それでも、下らない、と笑って済ませられたのは、私が聖女であるとわかっているからだ。

 その聖なる力で、勇者と共に魔王を倒した。

 あの場では、確実に仕留めたはず、だった。


 だから、私が聖女であることは間違いのないことだし、100年前にあった異能を持つ人間である魔女を排除する動きとは無関係だと、あの時までは思えていた。


 そう、あの時までは。

本編は1日2回更新します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ