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妹魔王可愛い  作者: 中島数斗
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魔王が勇者に恋は駄目ですか?

男は魔王城のドア前でアイテムを確認している。


……この男の名は美津条真央この物語りの主人公である。


「回復草30個 魔玉15個 装備品も最高装備 後HPも満タン」


 真央は扉を開けるとボスが話しかける

「ついにきたか、勇者よ だが、我はお前になど、倒されるつもりはない世界を破壊し我の者とするのでな!」


「ベルゼブブ 俺は、お前倒して世界を救う!」


そして勝負が始まった。その時……


ゲーム画面に魔王ベルゼブブの技(魔法)のコピーに成功しました。


「これはバクだな」

と思った瞬間、いきなり光り出し真央はステータス画面をみるとびっくりした。


「なんだよ。この技の量に勇者の技って、完全にバクじゃないか。」


真央は適当に技を選び反撃しベルゼブブは呆気なく倒れ、数秒後ベルゼブブに真っ黒な羽に鱗が生えると、第2形態の姿となり、

「闇息吹 ダークブレス」

と放たれた。その時、ダメージ受けず強化されましたと表示された。

気になり武器の確認をしてみると、何故か武器が変わっていた。


ダメージを受けると、武器の強化をし打ち消すという効果に変更されていた。

「何が起きたんだ?この武器完全なバクにチートじゃねぇか」


相手の反撃が終えると、技を繰り出した後、ゲームのエンディングが流れ、再びゲーム画面に戻った。

するとベルゼブブが話しかけてきた。

「違う世界を救う気はあるか? 」


「はい」か、「いいえ」の選択肢が表示され、真央は迷わず、「はい」を選択した。

するとベルゼブブが近づいてきて、アイテムを渡した瞬間スマホが光り、目を瞑り、目を開け、見渡すとそこには見たこともない景色があり何処かの街にいた。


「確か、俺は部屋でゲームしていて、バクが起きベルゼブブに勝利し、その後にベルゼブブからアイテムをもらった瞬間、光かったんだよな」


真央は今の状況を頭の中で整理をしていると、女の子が話しかけてきた。

「待ってたよ。君を、勇者真央。ここはマルタの街だよ」


女の子にそう言われ一瞬驚いたが、真央はその女の子に聞いた。


「ありがとう。お嬢さん、名前とこの世界ついて教えてくれないか、後何で俺が勇者だって知っている?」


「勇者みたいに格好いいから、それと私はベルゼブブです。ベルって呼んでね」


ベルは満面の笑みで、

「じっと見るの辞めて!恥ずかしいです。でも、勇者真央の事が恥ずかしい訳じゃないからね。むしろ格好いいよ。」


ベルは恥ずかしくて手で顔を覆いあたふたしていた。


その後、真央はベルにマルタの街で検索するも該当しなかったことを説明した。


ベルは確認する為、真央からスマホを見せてもらった。するとベルはスマホを調べた後、画面に軽く触れ、

「世界地図に必要最低限の機能ツールをいれたよ。勇者真央、触ってみて。」


ベルは真央にスマホを返した。真央がスマホに触れると瞬間、電源が消えた。

「ベル俺のスマホに何をした!」


真央は訳も分からずに困惑していた。そして、真央の目の前に努数が浮かび上がり、90パーセントまで上がっていた。

「構築中だよ。時間は後3分、あっ!そうだった。勇者真央の事、私は何て呼べばいいかな?」


真央はそう言われ、徐々に怒りが治まってきて、

「そうだな。お兄ちゃんか、ご主人様とかだな 」


「お兄ちゃんって、もしかしてロリコンの変態さん?元勇者がロリコンの変態さんとは……でも大丈夫ですよ」


ベルゼブブが悪戯な笑みこぼし、真央はドキッとした。

「もうスマホの構築完了致しました。変態なご主人様」


ベルは楽しむように言うとスマホ開け、

「これなら、道案内や何の店かわかる。凄いなベルは。」


真央が褒めるとベルは喜んでいた。


真央はそんなベルをじーっとみた後、

「俺達の正体がばれたら面倒だから、兄妹でいいんじゃないのか?」


「勇者真央は、お兄ちゃんって呼んで欲しいだけな気がする。」


ベルに見抜かれ真央はドキッとし胸に見えない矢が刺さった。


そして、ベルは冒険本部の説明始める。

「冒険本部とは、冒険者の管理やギルドの申請などを主に行っている所です。」

説明を聞きながら真央とベルは受付の方に向かった。


そこには受付のお姉さんがいて、

「今日はどういったご用件でしょうか?」


「働きに来ました。だけど、わからないことがたくさんあるので、学びながら働ける場所ありませんか?」


受付のお姉さんは、その質問に対しベル達を見て、資料を確認しながら、

「そうですね。この学園はどうでしょうか?一度資料を読んでから決めて下さい。」


二人は資料を一緒に見るながら、受付のお姉さんの話を聞いていた。


「皆さんご理解しているとは、思いますが、この学園は4ヶ所から支援を受けています。それは騎士団協会、魔法協会、冒険本部です。優秀な方は卒業後魔法、騎士団、冒険からスカウトされることがあります。学園の評価次第では国からスカウトされる事もあります。説明は以上です。入学を希望される場合は、この紙にご記入下さい」


すると二人は紙に書き込み受付のお姉さんに渡した。

「ご記入ありがとうございます。 次に実力などを確認させて頂きます。ついて来て下さい。すみませんが受付お願いします。」


受付のお姉さんは、他の受付のお姉さんに受付を頼むと、違う部屋に移動した。

「私と戦って頂きます。そして貴方の実力を確認したいと思います。遠慮はいりません。これでも私は強いのですよ!全力できて下さい!!」


すると、女性が慌ててドアを開け入ってきた、

「先輩大変です。また族の敵襲です。しかも20、30はいます。」


するとその女性目掛け、受付のお姉さんが魔法を放った。

その女性は慌ててお姉さんの魔法を無効化した。

「やっぱりエルシアの目的は、永久魔法エーテルまな計画。何かを企んでいたのは知っていたし、スパイ活動もわかってはいたわ 」


真央達は訳の分からないまま、話が勝手に進み、それを呆然と聞いていた。

「先輩は知っていたのね。私がスパイってわかっていて、普通に接してくれていたんだね。先輩はやっぱり優しいね」

その話を聞いていたベルは少し怪しい顔をし何かを考えていた。


そして敵襲に必殺

スキルを放った。

「超速風斬はやぶさぎり」

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