前編
久しぶりに恋愛書きましたが、完成させるのにめっちゃかかりました。こんなに短いのに…
こういう系は苦手です。
でも一生懸命頑張りましたので、ぜひ最後までお付き合いお願いします。
それでは、どうぞ↓
「おはよー、怜。」
「おはよう、修。」
いつも通りの朝。
修とあいさつを交わして。
いつも通りの一日が、また始まる。
私は古宮怜(こみやれい)。この中学校の生徒会長である。
「美人」「華麗」と褒められるが、嬉しくない。
別に自慢しているわけではない。
褒められるのが嫌なのだ。
―――――――あいつ以外は。
あいつは、萩野修(はぎのしゅう)。
私の幼なじみである。
修ははっきり言って、ばかだ。
しかも、チャラい。
しかし、友達はたくさんいる。
少しうらやましいと思う。
が、私にとってそれはいいとは言えなかった。
だって、私には修しかいないから。
修が私を忘れたらどうしよう。
修の中から私が消えてしまったら。
そんな不安が私を襲う。
(忘れないで。)
そんな言葉も修には届かない。
私はどうしたらいいというのだ。
生徒会長として、学校の風紀を乱すわけにはいかない。
私がしっかりしないといけないのに。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~**~*~*~
ある日の放課後。
私はついに見てしまった。
「修君、付き合ってください。」
「え…」
(誰、あの子…)
「ごめん…」
「え…なんで…?私のこと嫌い!?」
「いや。そういうわけじゃ…」
「じゃあ!…」
「俺…好きな人いるんだ。」
(え…?)
私は怖くなって逃げた。
「怜!?」
修に好きな人がいたなんて。
私だけのものだったのに。
修が私から離れていく。
離れないで。
(修―――――。)
ありがとうございました。
後編に続きます。
コメントなど、よろしくお願いいたします。




