仕方がねぇ、登校してやっか。
〜前回のあらすじ〜
学校に行くことになった
学校に行くことになった僕。最初の壁は登校だ。
「お?匠じゃないか!ようっ!!!(バシッ)」
痛い!流石男子高校生といったところか?いきなり電子化のことより先に殴って挨拶するコイツは永島英志だ。
「お、生きてたのか!(ゴリッ)」
エルボから始まる応接術で対応。やられて何もしないわけがないのさ。
「キサマ、俺がどうなってるのを期待してやがったんだよ・・・。
・・・それより、電子化でどうよ?気分とかさ」
やばい。メモリの話だけは避けなければ。教室の隅でガタガタ震えて命乞いするハメになる。
「そうだね!ちゃんと記憶できるし、記憶できるし、記憶もできるよ!」
「そうかメモリがやばかったのか」
待て。何故コイツはそれがわかった?エスパー?
「ななな何を言ってるの英志?まさか僕がメモリ1GBしかなかったなんてわけないじゃん!」
「これで彼氏にできないランキングがまた上がるな」
「そんな悲しいこと言わないでよ英志」
あああああ・・・ 何故コイツは見破ったんだ・・・?完璧な演技だったのに・・・・・・
「まぁ、俺も5GB程度だったんだがな」
やめて!そんな悲しみに溢れた顔でこっちを見ないで!それは自分が悲しくなってるわけじゃない気がするよ!
そんなこんなで学校に着いた。
「杉岡先生、おはよーございます」
「お、おはよう2人とも。無事に移行できたみたいで何よりだ。で、奥の掲示板にクラスが書いてあるから、それを見て移動しろ」
ほぅ?誰がいるかな? ・・・ほぇ?
やばい。いつも一緒にいる皆と集められている。まさか問題児を一箇所に纏めるとか考えてるんじゃなかろうか?僕は少しおちゃめなだけでそこまで問題は起こしてないと思うんだがなぁ?
「たくみんたち、おはー」
と、声をかけてくれたのは如月鈴香だ。いつものである。天真爛漫だ。
「「おはようスズ」」
なんかハモった。
さて、いつまでも廊下にいるわけにはいかないし、教室に行ってみるか!
「英志、教室行くぞ」
「あいよー」
乗り気のようだ。さてさて、僕らのクズクラスに行ってみるかな?何があるか楽しみだなぁ。
こんばんは、いにいこんどです。次回はシステム面をクラスの中でいじらせようかと思っています。これからも宜しくお願いします。
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