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〜プロローグ〜

全体のあらすじが知りたい方は、

『ブラッデーハイエル❶』の上部にある

『ブラッデーハイエル』を押してください。

←シリーズでやっていきます。

ちょくちょく、改稿すると思いますがお付き合いくださると嬉しいです。

感想お待ちしております!!

キミは弱い。

けど、強くなる。きっとだ。

だってキミには…



チュンチュン。

小鳥のさえずりが聞こえる。


「うんっ…ふわぁぁぁ。」


ボクは伸びをして、あくびをして目覚めた。

なんだかすごく懐かしい夢を見た気がする。


「……―!?」


突然、背中に悪寒が走った。


「…アァァァレェェェェン~…??」

「はっ、は…ぃいっ!?」


ボクの後ろに降り立った彼女は、既にバットを振り上げていた。


「ちょっ…落ち着いて…」


すると、彼女は言った。


「…ほぉ…それだけか?言い残したことは。」

「ひっ!?」


振り上げていたはずのバットが、まだ上へ上がっていく。


…そ、走馬灯ってこのことか…


「ごめんなさぁぁぁぁあい!!!!」


ボクは、逃げるようにして家を出た。


「…はぁ、はぁ。」


毎度のことながら…こっ、怖いやあの人…。

ボクは歩きながら、呼吸を整える。

少し落ち着いたので

(いや、まったく落ち着いてないケド…)


ここらでボクの、登場人物紹介を聞いてもらおう。

まずはボク。名はアレン。

下級悪魔という、底辺の悪魔だ。

見た目は(…って説明いるかな?)メインが黒で赤のメッシュが入った髪。そして、赤色の瞳。

(事前に言っとくけど…主人公だからって、かっこいいとは思わないことだね…ハハ…)

一応黒い炎を操ることができるが、人間界で言う、ライターという物ぐらいだろうか。


次にさっきの怖いおばさんは、(怖いおばさんなんて本人の前で言えばボクは確実に死ぬ…)

孤児だったボクを引き取ってくれた人だ。

名はアレーシア。感謝はしてるんだけど…

どうもボクは彼女が苦手だ。


そして、これからボクが向かうところは、人間界で言えば学校みたいなところ。

まぁ…名は無いんだけど、悪魔学校…とでも呼ぼうかな。(そのまんま!っていうツッコミ待ちじゃないからね。)

そこで、ボクたち悪魔は上級悪魔から教えを受け、一人前となる。

まぁボクたち下級悪魔は、教えを受けたところで上級悪魔からの差別はなくならないんだけど。

ここ、悪魔界ブラッデーでは差別があり、ボクたちはいつも見下される。

まぁこれも文化だと思い下級悪魔は諦めている。

反抗したところで、かなう相手では無いからだ。

ボクもその考え方の一員だったんだ。


あの子と出会うまでは。



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