表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チャイム  作者: けせらせら
9/17

チャイム 8

   八


 ゆう子が働くソフトウェア会社『アクシズ』は大手町に建つオフィスビルの3F、4Fの2フロアを借り切っている。

 社員は六十名程度で中小のソフト会社としては比較的大きいほうだ。仕事の多くはゲームソフトの開発で、オリジナルのPCゲームを作っている。

 昨年、発売したオンラインゲームが大ヒットし会社は勢いづいている。先月は珍しく臨時ボーナスが支給され、今はその続編を開発中だ。

 ゆう子はそこで主にゲームキャラクターのデザインを行っていた。一日中パソコンに向かい、ゲームに出てくるキャラクターを描き続けている。何よりも体力と根気のいる仕事だった。今はそれほど忙しい時期ではないが、忙しくなると女であっても例外なく泊りになることもあった。

 オフィスでは、皆パソコンに向かい黙々と仕事を続けている。そんななか、昼休みを前にしてゆう子は苛立ちを募らせていた。

(ちきしょう)

 里美から話を聞いてから、すでに二日が過ぎている。

 あれから思い出すたびに英彦の携帯へ電話をいれていたが、英彦はその電話に出ようとはしなかった。

 自分を利用して里美の電話番号を聞き出し、彼女を乱暴しようとした英彦の行為がどうしてもゆう子には許せなかった。

 昼休みを知らせるチャイムが事務所に流れる。

 ゆう子はバッグから携帯電話を取り出すと、再び英彦の番号を押した。


 RRRR……


(また出ないつもり?)

 机を指ではじきながら、ゆう子は待った。

――……はい

 電話がつながった。

「英彦君? ふざけんじゃないわよ!」

 いきなりゆう子は怒鳴った。同僚達が驚いて振り返る。

――失礼ですが、あなたは?

 その野太い声にゆう子は驚いて言葉を止めた。それは英彦のものとはまるで違っている。

「……え? 英彦君じゃないの?」

――確かにこの電話は小松英彦のものですよ。あなたは誰です?

「……日野といいます。あの……あなたは?」

――警察のもので、河西といいます。日野さん、あなたは小松英彦とはどんな関係? 友達? それとも恋人?

 『警察』という言葉にゆう子は怯んだ。すぐ頭に浮かんだのが警察の遺失物係だった。二日も電話に出なかったのは携帯電話を落としたからなのだろうか。

「警察って……? 落とし物ですか……?」

――いえ、違います。これは小松英彦本人のポケットに入っていたものです。それであなたは?

「私は高校の同級生です」

 仕方なくゆう子は答えた。

――高校の同級生? 彼との付き合いは長いんですね?

 妙なことに捲きこまれたのかもしれないと不安になりつつあった。

「あの、どうしてそんなことを? 英彦君はどうしたんです?」

――彼は亡くなりましたよ。

「え?!」

――今日、彼が部屋で死んでいるのが見つかったんです。

「死んだ? そんな……どうして?」

――申し訳ありませんが、あなたにもちょっとお話を聞かせていただきたいのですが、よろしいですか?

「は……はい」

 男の言葉に返事をしながらも、ゆう子はまだ自体を把握することが出来ずにいた。


   *   *   *


 夕方の五時を過ぎ、ゆう子は急ぎ会社を出た。普段、十時過ぎまで仕事をしているゆう子にとって、定時で帰るのは早退するのと同じような意味がある。

 表に出るとすでにビルの前には既に一台の白いアコードが停められていた。

 ゆう子は約束通りにその車に近づくと後部座席の窓をコンコンと叩いた。

 すぐにドアが開き、色の黒い四十歳近い男が顔を出した。髪はボサボサでところどころに白髪がまじっている。えらのはった角張った四角い顔が妙に印象的だ。

「日野さんですか?」

「ええ……河西さんですね」

「はい」

 男はグレイの背広のポケットから黒い警察手帳を取り出してゆう子に向けた。その袖口がほころびている。「北港署の河西慎一郎です」

 河西はそう言って後部座席の奥へと身体を動かした。

「さあ、乗ってください」

 仕方なくゆう子は河西が促すままに後部座席へ乗りこみドアを閉めた。運転席には濃紺のスーツを着たまだ若そうな刑事が座っている。

 車が静かに走り出す。

「あの……どういうことでしょうか? 英彦君が殺されたって本当ですか?」

「小松英彦と最後に会ったのはいつですか?」

 ゆう子が河西に声をかけると、河西はそれには答えずに逆にゆう子に質問した。

「最近っていうか……三週間ほど前に高校の同窓会があったので、その時に……英彦君も参加してたので」

「それが最後? その後は?」

「いえ……ぜんぜん」

「連絡は取り合ってたんでしょうかね?」

「……いえ……」

「彼から電話はあったでしょ?」

「ええ、確かに電話はありましたけど……」

 河西はすでに先日、英彦がゆう子に電話をしたことを知っているのだろうか。確かに英彦の携帯電話を見れば発信履歴や着信履歴などすぐに調べる事は出来るはずだ。

「いつです?」

 河西はゆう子の顔を見ながら訊いた。その目は確実にゆう子を試している。

「えっと……火曜日の夜です」

 ゆう子は思い出しながら答えた。

「どんな話を?」

「水曜に飲み会をしようって誘われてたんですけど、都合が悪くなったのでそれを来週にしようって言われました。それだけです」

 運転席からは若い刑事がバックミラーでちらちらとゆう子の様子を伺っている。

「そうですか」

「いったいどいういうことですか?」

 河西はちらりとゆう子の表情を伺いながら話しはじめた。

「彼の友達で橘信一という男を知ってますか?」

「はい、橘君も高校の時の同級生です。私はあまり親しくはなかったですけど」

「彼と小松英彦とは同じ大学に通っているんですが……彼は小松英彦から車を借りる約束をしていたそうなんです。だが、二日前からぜんぜん連絡が取れなくなっていたそうです。それでも車を借りたかった橘は車が駐車場に停まっているのをみて部屋に入ったそうです。ところが部屋に入ってみたらめちゃめちゃに散らかってて鍵が見つからない。で、洋服ダンスを開けたところ……小松英彦が死んで押し込められていたのを見つけた、というわけです」

 河西の話にゆう子は眉をしかめた。

「殺されたんですか?」

「まあ、自分で洋服ダンスに無理矢理入りこんで死ぬとは思えませんからね。小松英彦は絞め殺されたようです。しかも、その力はもの凄いもので首の骨までが折られていましたよ。誰か心当たりありますか?」

 一瞬、頭のなかに恋人の斎藤正隆の顔が浮かんだ。正隆くらい体格が良ければひょっとしたら首の骨を折るくらいのことは出来るかもしれない。だが、正隆が英彦のことを知るはずがない。

「いいえ」

 ゆう子は首を振った。「いつ殺されたんです?」

「検死の結果、おそらく水曜の夜頃だと思われます」

 その言葉に妙な不安に襲われた。

「……水曜日……」

 里美の顔が頭に浮かんだ。

「ちなみに……あなたは?」

 ゆう子の表情の変化に気づいたのか、河西がじろりと鋭い視線を向ける。

「先週の水曜なら夜の十時頃まで仕事してました。あとは帰って寝ましたよ」

 あからさまな河西の聞き方にゆう子はイライラしながら答えた。

「それを証明できる人はいますか?」

「会社の人たちは皆、もっと遅くまで仕事してましたから、聞いてもらえればわかると思います。家には十一時過ぎに着きました……あとは家にいました」

「誰か証明できる人は?」

「それは……一緒に住んでる人がいるので――」

 そう言いながらゆう子は思い出そうとした。

(あの人……あの日、私よりも遅かったかしら……)

「その人の名前は?」

「斎藤正隆って言います」

「同棲ですか。若い人らしいですな」

 その言い方にゆう子はむっとした。

「私を疑ってるんですか?」

「いえ、とんでもない。あれは女性の力ではおそらく無理でしょうから」

 そう言って河西は無理に笑顔を作ってみせた。その河西の表情にゆう子はふて腐れるように窓の外を見た。

 景色が流れていく。

「すいません……どこに向かってるんです?」

「わかりませんか?」

 河西は相変わらず何かを探るようにゆう子の顔を見ている。その顔にゆう子ははっとした。

「もしかして……英彦君の?」

 河西が自分を試しているのだとはっきりとわかった。

「そうです、彼のアパートです」

 さらりと河西は答えた。ゆう子はますますこの刑事を嫌いになった。「彼のアパートに行ったことは――」

「あるわけないでしょう」

「けど、すぐに彼のアパートに向かってることに気づきましたね」

「あなたの言い方でそう思っただけです。どうしてそんなところに向かっているんです?!」

「一度お見せしようかと思いまして」

「何のために?」

「友達が亡くなられたんです。興味ありませんか?」

「結構です。降ろしてください」

 ビルの隙間から御茶ノ水駅が見える。

 ここからなら5分も歩けば駅まで行ける。相手が警察であってもこれ以上不愉快な思いをしたくなかった。

「日野さん――」

「降ろしてください!」

 一瞬、宥めようとしたものの、ゆう子の強い口調に河西は諦めたように運転する刑事に止めるように指示した。

 車は交差点手前にあるコンビニの前に停まった。すぐにゆう子はドアを開け、無言で降りた。

「もし何か気づいたことがあれば教えてください」

「……」

 何も答えたくなかった。

 河西の声を無視してゆう子は駅に向かって歩きはじめた。

 背後でドアの閉まる音が聞こえた。


   *   *   *


 週末の夜という事もあり、駅の周辺は学生や帰宅を急ぐ人々で溢れている。

 駅への道を歩きながら、ゆう子は里美のことを考えていた。河西には隠していたが、水曜の夜ならば里美は英彦に会っているはずだ。

(もしそれに気づかれたら……)

 真っ先に里美が疑われることは間違いない。

 いや、警察だけではない。ゆう子自身、その夜に何があったのか気になりはじめていた。

――気がついたら英彦君いなかったし……

 里美の言葉を一つ一つ思い出す。里美が嘘をついているとは思えない。そもそも里美に殺人などという大それたことがやれるはずがない。

 それに何よりも河西が言っていた。

――あれは女性の力ではおそらく無理でしょう

 だとすれば――

(里美のはずがない……里美は事件の事なんて知らない)

 そう思いたかった。

 だとしたら、いったいあの夜に何があったのだろう。

 ゆう子は里美から電話をもらった時、すぐに行ってあげられなかったことを今更ながらに後悔した。

 里美が英彦を殺すはずはない。それでも里美が英彦の死に関わっている可能性は大きかった。

(里美に会ってみよう)

 まだ六時を過ぎたばかりだ。まだ仕事中かもしれない。

 駅へ続く階段を上りながら、ゆう子はさりげなく後ろを振り返ってみた。

 白のアコードはすでに姿を消している。河西という刑事がつけてきている様子も見えない。

 ゆう子はホッとして携帯電話を取り出すと、里美へ電話をかけた。

――はい

 周囲に聞こえないように声を潜めた里美の声が聞こえた。

「今、仕事中?」

――うん……どうしたの?

「今日、遅いの?」

――ん……もう少ししたら帰れるかな……

「終わったら、食事でもしない?」

――ゆう子、もう仕事終わったの?

 ゆう子の帰りがいつも遅いことは里美も知っている。

「うん、ちょっと用事があって今日は早く帰ってきたの」

 さすがに刑事と話をしていたなどとは言えなかった。

――じゃあ、どこで待ち合わせようか……

「そうだ……里美のとこに遊びに行くよ」

――うち?

「うん、そのほうがゆっくり出来るし」

――夕飯は?

「久しぶりにピザでも食べながら話しようよ」

――いいよ。たぶん八時までは帰れると思うけど……それまでゆう子どうするの?

「一度、帰ってから車で行くから」

――わかった

「じゃ、またね」

――うん

 電話を切って、ゆう子は再び歩き始めた。

(どう話せばいいんだろ)

 里美に水曜の夜のことをどう聞き出したらいいだろう、とゆう子は考え始めていた。


   *   *   *


 ゆう子が里美の住むアパートへ着いたのは約束した午後八時を少し過ぎた頃だった。

 ゆう子は車をアパート脇の空いたスペースに停めると、車を降りてアパートを見上げた。里美はすでに帰宅しているらしく、部屋にはすでに灯かりがついている。

 里美の部屋に来るのは久しぶりだった。専門学校の頃は頻繁に遊びに来ていたが、ゆう子が正隆と暮らすようになってからは遊びに来ることも少なくなっていた。

 ゆう子は途中コンビニで買ってきたお菓子の入った袋をぶら下げて階段を駆け上がった。

 チャイムを押すとすぐに里美が顔を出した。

「ちょうど良かったぁ。私もついさっき帰ってきたところなんだ」

 里美はゆう子を部屋に通すと、そう言いながら部屋の鍵とチェーンロックをしっかりとかけた。

「ずいぶん厳重ね」

 里美の行動を見て、ゆう子は言った。

「うん……ちょっとね……」

 里美はほんの少し顔を暗くした。「最近、なんか怖くって……」

「怖い?」

「うん、誰か入ってくるような気がして」

「……」

 英彦に襲われたことが原因だろうか、とゆう子は言葉に詰まった。

 二人は電話でピザの宅配を頼むと、しばらくの間、テレビの話や仕事の話をしながら時間を過ごした。

 やがて、ピザが届くと二人はTVを眺めながら食べ始めた。ゆう子はいつ英彦の話を切り出そうと機会を伺っていた。

「明日、よろしくね」

 突然、里美が声をかけた。

「明日?」

「やだ、忘れちゃったの? 明日、八雲さんに『催眠』をかけてもらうの。立ち会ってくれるって約束だったでしょ?」

「ああ、そうだったね。大丈夫、憶えてるよ。正隆さんに話したら心配してたわ」

「正隆さんが?」

「ひょっとしたら彼、里美のこと好きなのかしら」

「え……」

 驚いたように里美はゆう子の顔を見つめた。

「冗談よ」

 ゆう子はケラケラと笑った。「それより催眠ってどんなのかな」

「いったいどうなるのかな」

 里美は不安そうにつぶやいた。

「八雲さんとは会ってるの?」

「うん、たまに。今週は月曜日に一度会ったきりだけど……」

「どうなの?」

「うーん……まだ雑談してるだけだから。でも、すごく楽しいの。あの人って良い人だよ。話してるとすごく安心出来る。八雲さんと話してると、なんかすごく懐かしいって感じがしてくるんだ。不思議だよね」

「そう……良かったじゃないの。高木先輩に感謝しないとね」

「うん」

 高木の名前を聞き、里美の顔に笑顔が戻った。

「ねえ――」

 烏龍茶を一口飲んでから思い切ってゆう子は口を開いた。「英彦君のことなんだけど……」

 すぐに里美の顔から笑顔が消える。

「その話はやめない?」

 食べかけのピザのかけらを小皿に置くと、里美はそっとうつむいた。

「ごめん。きっと思い出したくもないのかもしれないけど……でも……教えて欲しいの」

「なぜ?」

「……」

 今度は逆にゆう子が言葉を失った。英彦が死んだ事を里美に教えるべきだろうか。出来ればそっとしておいてあげたい。だが、英彦が死んだのが『殺人』なのだとすれば、いずれ里美のところにも警察はやってくるに決まっている。

「私、あのことはもう忘れたいの」

 里美はつぶやくように言った。

「うん……それはわかるけど……あの後、英彦君から連絡あった?」

「ううん」

 うつむいたまま里美は首を振った。「なぜ?」

「うん……」

 ゆう子は英彦のことを伝えるかどうか迷った。「それじゃ、里美は英彦君に電話した?」

 警察が英彦の周辺を調べるとすれば、その電話の発信と着信を調べる事は容易に想像出来る。

「私からはしてない」

「英彦君からは何回くらい電話あったの?」

「んーーっと……月曜の夜に最初に電話があって、火曜日の夜にもう一回……」

「それだけ?」

「うん……いったいどうしたの? 彼、どうかしたの?」

 ゆう子はごくりと唾を飲んだ。やはり言うしかないだろう。どうせいずれは知れることだ。

「実はね、英彦君……死んだらしいの」

「え……」

 里美の目が宙を泳ぐ。その顔には戸惑いの色がはっきりと浮かんでいる。その表情を見て、ゆう子は内心ホッとしていた。

(違う。この子じゃない)

 もし、里美が事件に関わっていたとしたら、こんな表情が出来るはずがない。

「実は今日ね、英彦君に電話してみたのよ。そしたら、その電話に警察の人が出たの」

「どうして?」

「……私もよくわからない。ただ、もしかしたら里美のところにも警察が調べに来るかもしれない。その時は水曜日に彼に会ったこと黙ってたほうがいいわ。私も火曜日に彼から電話がきたのは飲み会が延期になったから……って答えたから」

「それってどういうこと? 彼が死んだのって、何か……事故とかじゃないってこと?」

「え……ええ」

 さすがに殺されたとは言いづらい。

「ゆう子、何か知ってるの?」

 里美は真剣な眼差しでゆう子を見つめた。

「警察の人に聞いたんだけど……殺されたらしいの……」

 その言葉に里美は口を抑えた。表情が驚きに変わる

「……殺された? 誰に?」

「わからないわ。それを警察は調べてるみたいなの。だから、英彦君に会ったことは黙ってたほうがいいわ」

「で、でも……私、何も知らないわよ」

「うん、そうね。里美が英彦君に会った事と、彼が殺されたことは関係ないと思う。ただ、警察に変な疑いもたれるのも嫌でしょ」

「でも……でも……」

 里美の手が震えている。

 ゆう子はその手をとると、両手でぎゅっと握り締めた。

「大丈夫。里美は今、自分のことだけを考えなきゃ」

(守ってあげなきゃ……私が守ってあげなきゃいけない)

 里美の手を握りながら、ゆう子は心のなかで呪文のように呟いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ