表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
血だらけの女  作者: K
7/8

6話

>

どのくらいたっただろうか。

「うっ…。てて…。」

どうやらずっと気を失っていたようだ。何が起きたのだろうか。

「たしか…。血を流している女の人が表れて…。」

ゆっくりと思いだした。あの女は一体何者なんだ?

「ねぇ。」

「ひっ!だれなんだよ。お前。」

恐る恐る聞いた。

「わたし?わたしはね…。」

どうしたらいいんだ?真琴は助けにくるのか?

「殺された!!」

あまりの怖さに言葉が出ない。

「お。俺に何をするき?」

やっと出た。

「やりたい復讐したい」

「えっ?」

「力になって。」

驚いた。てっきり自分が殺されるかと思っていたのに…。どうなってんだ?

「じゃあ俺を鏡の中につれこんだのってそのためか?」

「うん。驚かせてごめん。」

本当におばけなのだろうか。だが連れ込まれた以上手伝うしかない。

「どっどうしたらここからだしてくれる?」

勇気を振り絞り聞いてみた。

「あの男をつれてきて。」

あの男だれのことだ?

「あの男って?」

「あなたといた男。」

まさか!

「真琴…。」

「うん。」

うそだろ!真琴が何をしたんだ?真琴を殺すきか?

「ちょっと待ってくれよ真琴を殺すつもりじゃ…。」

「殺すに決まってるでしょ!!」

本気だ。このままだと真琴は死んでしまう。真琴…。

今は…。もうよるの11時。もうすぐあと2時間。

「健を助けないと。」

「真琴?もうねなさい。」

「はーい。」

緊張する。健大丈夫かな。あと1時間。もうすぐだ。健…。

「よし!時間だ。」

鏡へ向かった。しばらくすれとあの女が立ってこっちへ手を伸ばしてきた。

「よし…。」

鏡の中へはいった。

「うっ…。てて…。」

ここは?鏡の中か?健は?健はどこだ?

「けーん。」

この声ってまさか。

「真琴の声です。」

きたんだ。真琴。

「つれてこい。」

「はい。」

どこだ健。

「けーん!どこだ!」

「真琴!!」

「健無事か?」

「あっああ!こっちへきてくれ。」

これからは何が起こるのかたぶん真琴は知らない。

「きたな…。」


「ひっ。」

だれだ?あ!あの女だ。健?これって…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ