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血だらけの女  作者: K
6/8

5話

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「昨日雨が降って慌てて帰った。で!途中で靴を見つけた。」

こんなので通用するのか?

「そう。」

お母さんでよかった。お父さんなら追いつめられて俺がすべて話してしまう気がする。ちなみに俺のお父さんは俺が生まれてすぐ死んだってお母さんからきいた。

「あれから12年か…。」

いつしかお父さんとの記憶を思い出そうとしていた。

『まっ真琴…。たすけて…。』

「あっ!そうだ健。」

忘れていた。どうする。どうしたらいい?たしか昨日の夜中の1時…。あ!そうか。

「また同じ事をすればいい。」

きっとそれしか方法はない。よし。

「ちょっと真琴ー?シャッター開けてくれる?」

「わかった。」

シャッターを開けた。

「うっ…。」

眩しかった。今何時だ?8時か…。



何でだろう。昨日ことが…。罪悪感はこのことか。とりあえず健を助けなくちゃ!俺のせいでもあるのだから。

「健。今ごろ何してるんだ?無事だといいけど…。」

ここは鏡の中の世界だ…。

「ここ。どこだ?あ!たしか鏡の中に…。」

一体俺は。鏡の中なのか?本当に。

「どーしたらいいんだ?真琴。」

あ!そうだ。真琴は鏡の中に入っていない。

「もしかして…。1人?」

サー。

「なっなんだ?」

何かが動いたような…。気のせいか。

サー。

いや気のせいじゃない。

「だっ誰だ!!」

どこだ。どこにいる。

「ここだよ。」

後?何か振り向いたらいけない気がする。

「ここだよ。」

どうする?

「誰だ…。うわぁぁぁぁぁぁ!!」

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