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エピローグ「転生」~2〜

久しぶりの投稿です。短くてすみません…

決心がつき、心の中に小さな自信が芽生え始めていた、あの日のことだった。


本当に突然だった。

それまで普通に学校へ行き、友達と話し、帰り道には明日の授業のことを考えていた。

どこにも不吉な影はなかった。


その夜、僕は家の仕事の一環で、家系が代々管理している「和の文庫」と呼ばれる古い蔵に、

祖父と一緒に書物を運ぶ手伝いをしていた。

蔵は山の麓にあり、築百年以上。木造で、内部は複雑な造りになっている静かな場所だ。


作業は順調に進んでいた。

祖父が奥の棚を確認している間、僕は入口近くの箱を運び終え、ほっと一息つこうとした。


その瞬間。


――ゴウン、と鈍い音がした。

最初は地面が揺れたのかと思った。

しかし次の瞬間、古い梁が軋み、長い年月で弱っていた天井が大きく沈んだ。


「危ないッ!」


祖父の叫びが響くより早く、

重たい梁の一部が崩れ落ち、僕の立っていた方向へと落下した。


避けようと足が動いた時には、すでに間に合わなかった。

視界が揺れて、重い衝撃が周りの空気を押しつぶした。


倒れた梁の下で、小さく呼吸をする音が聞こえる。

自分のものだと気づくまで、少し時間がかかった。

読んでくれた方、感謝します!

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