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83 なんちゃってチャーシュー

 なんちゃって、が付くレシピは、

僕の適当な閃きが生んだ「手抜き」レシピである。


 つい先日、さっぱりしたものが食べたい、とかほざいて、

鮭の煮付けなんぞを作っていたが、

今日はなぜかがっつり「肉」が喰いたくなった。


 朝、珍しく寝坊した。7:15だった。1時間以上だ。

相棒の「いつまで寝とんじゃオマエはっ!」アピールで気付いたものの、

気持ちよくて、すっと起き上がる気になれなくて、

しばらくベッドの上でぽやん、としていた。

真夏の気温が連日続いて、夜は窓全開で寝ている。

どの家も同じだろう。色々な音が聞こえてきた。

トーストが焼きあがったチンッ!というタイマーの音、

裏のおっさんが庭先の水道でやらかす「がらがらがら」っとうがい。

はたまた、ご仏前で鳴らされる「チーン」ってのも聴こえてくる。

それぞれが朝をスタートさせていた。


 僕は相棒の朝のお散歩をキャンセルし、

洗濯機を回し、掃除機をかけ、クイックルでふきふきした。

それだけで既に、汗まみれである。


 昼、お馴染みの肉屋さんで、僕の前に並んでいたおかあさんが、

「チャーシューブロックでくれる?」と、

ブロックごと買っていった。なんとも豪壮な奥様である。

チャーシュー・・・か。

一瞬トライしてみようかと思ったけど、

この季節に手間のかかるものを台所で長々やるのはいかがなものか。

ここはひとつ、得意のなんちゃってでいこう。


 豚バラ肉を500g、焼き肉用っぽく厚切りしてもらい、

一口大にカットして鍋に並べ、火にかける。

脂が沢山出るので、クッキングペーパーでしっかり吸い取る。

結構バリッと焼いて、風味を出そう。

そこに、水、酒しょうゆ、砂糖、そしてオイスターソースを合わせ、

ひたひたになるくらいで沸騰させ、強火のまま煮詰める。

割合は水3:酒2:しょうゆ3:砂糖とオイスターソースは適量。

そうそう、五香粉(ゴコウコ、あるいはゴコウフン?)をパラッと。

五つの香りの粉、と書く。気の利いたスーパーなら、必ずある。

 水気がなくなって来たら、完成だ。一口味見してみんさい。

ね?なんちゃってチャーシュー、でしょう??

ごま油をタラーリ。あらびきコショウをふり、

白髪ねぎを添えて、出来上がり。所要時間はざっと15分、である。


 さてと、朝キャンセルしたお散歩を、

これからやりますか。ギラギラ太陽は地球の裏側だ。

今夜は池袋の駅前辺りまで歩いて見ますか、ね。

盲導犬と夜のお散歩。夏の夜は更けていくのである。


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