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74 なんちゃって煮タマゴ
季節は最高だが、体調はずっとぜっ不調である。
寄る年波に勝てない、とはこのことか。
風邪がズルズル治せないまま、ついに土曜日の朝、
相棒のグルーミング中にギックリやらかしたんである。
腹も減らない。
この僕が食欲ないのだから、相当だ。
夕方煮タマゴを作ろうと思って、
ゆでたまごの殻を剥いていたら、
たまご独特の匂いで気分が悪くなり、
炊飯器からの蒸気も追い討ちをかけて、何もする気がなくなった。
オレは妊婦、か?!なわけねーか。
面倒になった半熟ゆでたまごを、
薄めためんつゆと一緒にジップロックして、冷蔵庫にほうりこんだ。
苦肉の策、とはこのことだ。とっさの思いつきだ。
こいつがなんちゃって、といえないくらい、いける。
べつに煮なくてもアジはしみこむんだな。
今日食べたのが3日目だったが、丁度いい塩梅だった。
だからつゆは抜いて、タッパーに移しちゃった。
ギックリ腰のせいで相棒のシャンプーをキャンセルしてしまい、
機能が回復してきた嗅覚が、
おたくの相棒さん、相当ニオイますぜ!と警告してきた。
本人はドコフク風、大の字でおおいびき、だ。この油断犬。




