63 少年のココロ
暫く前の金曜日。
東京体育館で軽く汗を流した僕は、六本木に向かっていた。
19:30にファーストキッチンの前で待ち合せていたんである。
障害者のロッカールームが混雑していて手間取ったため、遅れ気味だった。
大江戸線の長い下り階段で、
「えー、しゃぶしゃぶはマジ勘弁してよ!ヤキニクだったらオッケイだけど」とほざく、
ナマイキな小学生を、白杖カンコン衝いてぶち抜いた。
このあたりのブルジョア少年なぞ、
みな自衛隊に入隊させて、根性をたたきなおすと良いだろう。
或は、アサカミツヨに、
袈裟がけに叩き切ってもらうが世の為じゃ、とか思いつつ・・・
急いで改札を抜けようとしたら、油断してコカンを改札機に激突!させてしまった。
あわや、チコツ骨折寸前の悶絶体験、視覚障害者なら、
一度や二度経験があるだろう。
オカマちゃんみたいなコマタのウチマタで、プラットッホームを歩いていたら、
「おじさん、おじさん!どちらまで行くんですか?」と、
呼びかけるのは、さっきのブルジョア少年であった。
「おじさんはこれから六本木でお酒を飲むのサ。
だからホームの一番前までいかなきゃならんのだ」と説明すると、
「おじさん、そこ柱です!あっ、そこ左です!今5両目です!」
どうやら手引きをしてくれるらしい。激突を見て、感じるものがあったのか。
電車の中で、
「おじさんはどんなふうに見えるんですか?」ときくので、
「そうだな、コンビニのレジ袋をかぶって歩いてるようなもんさ」と教えたら、
「おもしれえ」とゲタゲタ笑っていた。
少年はみな天真爛漫だ。自衛隊入隊はオアズケにしてやろう。
明日から約1ヶ月間、
盲導犬所有のための合宿訓練に行って参ります。
少年のようにワクワクしているのです。
だから、あの少年のことを思い出したんだな、きっと。
あれ、レシピは?と思ってるアナタ!
レシピありません・・・だって急がしかったんだもん。
日曜日だけは自宅に帰ってきているので、
料理をする気力が残っているかどうか・・・。
とりあえずいくらの醤油漬けは今月中に必ずトライしてアップします。
それでは皆さん、暫くアディオス♪




