表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
318/377

第318話 指輪の物語ではなくて

 自宅からは電車で一時間弱ほどかかる。都会のど真ん中に位置するその駅で降り、整備されたタイルアスファルトの駅前の広場で植えられている人工的な木々に寄り掛かる。

 木の固くガサガサした茶色い地肌に直に身を預けるのではない。ステンレスでできた銀色のドーナツのようなものが二段になって木を囲んでいて、尻を乗せて軽く腰を掛けるくらいならばちょうどよい高さになっているのだ。ベンチと呼ぶには心もとない作りになっているのは、待ち合わせでの利用を想定してのことだろう。すぐに歩き出せる姿勢を維持したまま楽ができる。


 赤と青のオッドアイの少年はスマートフォンで時刻を確認し生い茂る木の葉の隙間から夜空を見上げた。星は見えないが月はもう出ている。平日の夜は特別だな、とその少年──田中ナツキは述懐した。


 特徴的な眼の色にローブのような黒い服装は悪目立ちしていて、道行く人たちは遠巻きに眺めながら、しかし結局は何事もなく通り過ぎていく。学校帰りの高校生や仕事を終えて居酒屋へ向かうサラリーマン。誰しも導線に従って動くのだ。休日のようにフラフラしていたり散歩していたりすることはない。家なら家。居酒屋なら居酒屋。日中の仕事や学業で忙殺された人々は残された時間を可能な限り有効に活用するためこうして無駄のない導線を敷く。だから平日は特別なのだ。



「ククッ、夜を楽しめない憐れな人間よ。俺のように時間の檻から解放(リベレーション)されるのはほんの一握りというわけか」


「ちゃんと働いている人は日中忙しいのよ。時間の檻から解放されたらニートじゃない。…………まあナツキがニートになっても私が養ってあげるけど」


「ククッ、待ち合わせ時間丁度だな夕華さん。最後の方は何と言っているのか聞き取れなかったが……」


「そんなことはいいの! で、残業せずに仕事を早めに切り上げて学校から直で来させて、何か用事?」



 ナツキの待ち合わせの相手は夕華だった。帰宅部のナツキは一度家に戻ってから着替えて電車に乗ってここまで来た。他方で先週まで休職していた夕華は仕事が山積みで大忙し。ナツキが無理を言って時間を作ったが、格好は学校での姿そのままだ。

 白いブラウスと黒いジャケット。腰回りは細く全体的にはっきりとしたラインのパンツ。レディースのスーツ姿は周囲の通行人も相まってキャリアウーマンにしか見えない。



「忙しいことは知っていたができるだけ急ぎたかったからな」


「だから何を……」



 夕華の疑問を遮るようにナツキは手を差し出す。行こう、と言葉にせずとも視線で意図は伝わった。夕華はやれやれと困った顔をしながらも内心は満面の笑みで彼の手を取った。


 平日の夜は特別だ。夕華もまたナツキと同じことを思った。



(だって、職場からそのまま恋人とのデートに向かえるんだから。休日とは一味違う。私の生活はナツキと一緒にあるんだって痛感できる)



 教師と生徒。大人と子供。背徳的な一組のカップルが都会の人混みに消えていく。ナツキが手を引いて先導しこちらを向いていないのをいいことに、夕華は頬を赤らめてほのかに笑った。



〇△〇△〇



「そう。結局揚羽さんはフランスに帰ったのね。今度はきちんと私の大切な生徒として向き合いたかったんだけれど……」


「そもそも両親にも無断で勝手に日本に来たらしい。催眠の能力なら旅券やパスポートを一人で取るのも簡単だろう。それにブラックカードも持っていたしな」


「彼女ね、あの後一度だけ学校に顔を出したの。私に改めて謝罪したいって言って、深々と頭を下げてくれたわ」


「ナナさんのところにも謝りに来たらしい。揚羽ノワールは俺と関わりのある女性を片っ端から傷つけて回るつもりだったみたいだ。ナナさんは許したって言ってたよ」


「……でもそれだけナツキのことが好きだったってことよね。好きな男の子の周りにいる女性たちへ殺意を抱くぐらいの深い愛情。私も同じ女性としてその嫉妬っていう感情は理解できてしまうわ。だからこそ自分もそうなるかもしれなっていう恐ろしさもあるし、同じくらい揚羽さんへの同情もある」


「夕華さん、蝶をフランス語で何と言うか知ってるか?」


「たしか、パピヨンだったかしら」


「ああ。じゃあ蛾は?」


「さあ。聞いたことないわ」


「蝶と蛾は日本語だと区別されている。英語だったら」


「バタフライとモスね」


「そう。英語でも区別されてるんだ。だけどフランス……揚羽ノワールの国では蝶も蛾も区別しない。どっちもパピヨンという単語なんだ。俺が思うに、だ。誰かを愛し、一緒に人生を歩み、新たな命を育む生への感情。愛する人に関わる異性を憎み、殺意すら抱く死への感情。それらは裏表で、区別できるものじゃない。包括的な一つの心の概念だ」


「彼女が私やナナを傷つけたのはナツキへの愛情に他ならない……。ええ、そうね。だからこそ彼女は本当に深くナツキを愛していたんだって私は思うの」


「……まあ、あくまで初恋の話だろう。最終的にあいつが選んだのは俺ではなくてもう一人の俺だしな。それに、重要なのは今ここにいる俺が愛しているのは夕華さんだけだってことだ。夕華さんがもう一人の俺と揚羽ノワールのイチャつきぶりを見て落ち込んで休職したとき、心配もしたが嬉しくもあった。落ち込むってことはそれだけ俺のことを愛してくれていたってことだろう? もう一度言うが正の感情と負の感情は裏表。夕華さんの哀しみという負の感情が今回これだけ大きかったのは俺への正の感情がどれほど大きいかのこの上ない証明になる。……だから、ありがとう。俺を愛してくれて」


「なっ……」



 ナツキに行先も教えてもらえぬまま二人は手を繋ぎ、すれ違う人たちを避けるようにして人混みを縫いながら早足で歩いて談笑していた。それなのにナツキはいきなり立ち止まって恥ずかしくなるようなことを平気で言う。

 面食らった夕華も足が止まる。赤面しているのを見られたくなくて顔をそむけるが、ナツキは真っすぐとこちらを見つめている。その想いを無視するわけにはいかない。夕華は小さな声で『私も』と呟いた。私からも愛してくれてありがとう、と。


 大勢の通行人が歩道で立ち止まる二人を避けて邪魔だと言いたげな顔で睨みつける。中にはリア充死ねと悪態をつく者もいた。 

 それは立地のせいもあったかもしれない。ナツキが視線を歩道沿いの店舗に動かすと釣られて夕華も同じ方を見た。


 いわゆるジュエリーショップ。指輪やネックレスがガラスケースの中で美しく輝き展示されている高級宝飾店がナツキの目的地であった。



「ククッ、じゃあ入るか」


「ちょ、ちょっと待って。こんな高そうなお店……」



 そもそも一体全体何の用でジュエリーショップになぞ行くのか。目的地がわかったら今度はそんな当たり前の疑問が浮かぶ。だが夕華には有無も言わせずナツキはずかずかと入店していった。


 すぐに店員が駆け寄って来ることはない。安いアパレルショップとは違い店員の応対も上品だ。客がどういった目的でどの程度の予算なのか聞き耳を立てる。そして客から話しかけられたときには万全の提案をできるよう、頭をフル回転させておく。

 ただし今回の場合はその気遣いは無用だった。



「ククッ、ここにある最も美しいリングをいただきたい」


「リング……指輪でございますね。承知いたしました。で、ですがご予算の方は……」



 ナツキは一目散に店員に話しかけた。しかし見るからに中学生くらいの少年であるナツキの言葉がどこまで本気なのか店員も把握しかねている。少年の隣にはレディースのスーツ姿の女性がいるから悪ふざけではないのだろうが、年齢的にとても恋人や夫婦には見えない。姉弟で親へのプレゼントでも買いに来たのだろうか。


 言葉を選ばずに言うなら、ここは子供が来るような店ではない。子供がお小遣いで買えるような商品は何一つ売っていない。

 訝しむ表情を隠さない店員に対してナツキは表情を変えない。もちろん自分がそんな風に思われることくらいはわかっている。


 黒いローブのような服の内側に手をつっこみ紙の束を出す。一つ。二つ。三つ。四つ。そして、五つ。百万円の束が五つでしめて五百万円。



「生憎、未成年ではクレジットカードの名義人にはなれないからな。面倒をかけてしまうが現金で構わないか? 足りないならこの額の十倍はすぐに用意できる」


「しょ、少々お待ちください!!??」



 店の奥からフォーマルな格好をした店員たちがぞろぞろ出てきてルーペを使って札束を確認し始めた。光に透かしたり番号をチェックしたり、その他偽造防止のために施されている細工を精緻に確認している。

 それから数分が経ち、店員の一人がバックヤードに戻った。そしてまた別の店員が恭しく頭を下げてナツキに告げる。



「当店自慢のジュエリーをすぐにお待ちいたします」


「彼女の指のサイズを測ってもらうことはできるか?」



 ナツキが目配せすると店員はガシッと夕華の手を握り、目を輝かせて言った。



「美しい手指でございますね。直ちに計測させていただきます!」



〇△〇△〇



 ナツキと夕華の姿は河沿いのベンチにあった。ジュエリーショップを出て郊外へと少し歩いたところにある隅田川の沿道だ。滝廉太郎の『花』でも歌われているように隅田川周辺は花々が美しい。春になれば桜が舞い、川沿いの道には地域住民が整備した花壇が色鮮やかに景色を彩っている。


 あれよあれよという間に指を測られ、ナツキが指輪を購入し、そのまま無言でここまで歩いて来た。夕華は困惑するばかりでナツキが何を考えているのかわからない。

 繁華街の方ではまだまだ飲み歩く者も多いが、中心地から離れ住宅街にもほど近い川沿いはひとけがなくしんと静まり返っている。月光が照らす川の水面だけがきらきらと光っている。



「俺が始業式の日に揚羽ノワールにキスされたとき、夕華さんを怒らせてしまったよな」


「でもあれは私が勝手に嫉妬しただけで……夕飯だってナツキが手の込んだものを作ってくれていたのに私は拗ねるばかりだったわ……」


「いいや。違うんだ。俺は自分の都合や興味にばかり引っ張られて、恋人として相応しい行動ができていなかった。現にこの夏休みだって京都に行ったりイギリスに行ったり……夕華さんを置いてけぼりにしてばかりだった。デートすらせずに他の女性と会っていたのは事実だからな」



 はたとベンチから立ち上がったナツキは赤い右眼を淡く光らせる。



「黒炎の庭園で咲く真紅の薔薇、吹きすさぶ破滅と荒ぶる憤怒の刃、鮮血を吸い尽くせッ! レーヴァテインッッッッ!!!!」



 ナツキがもつ一等級『夢を現に変える能力』が発動し、ナツキの夢想した真紅の剣が現出される。掲げた右手には真っ赤な刀身で黒い炎を纏った剣が握られていた。

 そしてレーヴァテインを夜空に向かって大きく一度振った。ゴウッ! と爆炎が夜空へと放たれる。



「イギリスに行く前、庭で線香花火をしただろう? だけどそれくらいだ。思い出らしい思い出もない。俺たちは夏を置いてきてしまったんだと思う。だから気持ちがすれ違った。俺は夕華さんとの夏を取り戻したい」



 京都では温泉につかった。イギリスでは海水浴をした。そのときナツキの周りには常に多くの美少女がおり、ナツキ自身も夕華の恋人としてこれでいいのかと心に引っかかっていた。夕華も無意識に嫉妬し、それがノワールとナツキのキスを見たことで負の感情が決壊した。

 だからナツキは夏を取り戻す。それも二人きりの夏を。とびっきりの夏を。


 ナツキが空を見上げる。夕華も合わせて空を見上げる。

 先ほど天へと放った爆炎が昇っていく。どこまでも昇っていく。月にぶつかるのではないかというくらい高く高く昇った爆炎の塊が、爆ぜる。


 バァァァァァァンッ!!!!!


 真っ赤な大輪が夜空の黒いキャンパスに描かれた。さらに続けざま、青に緑に黄色。炎は色を変え形を変え幾色の花火となった。



「綺麗……!」



「最初は壊された簪の代わりになるものをプレゼントしようという目的だったんだ。だけど夕華さんのことを考えれば考えるほどに、もっと夕華さんを笑顔にしたい。もっとロマンチックにしたい。もっと、もっともっともっと、幸せにしたい。そんな想いが強くなっていったんだ」


 

 ナツキはジュエリーショップで受け取った紙袋から小さなケースを取り出す。そしてベンチに座る夕華の前に片膝をついて跪き、ケースを突き出した。

 背後で花火が乱舞する。ナツキの瞳と同じ赤や青の花火だ。ナツキはケースを開いた。



「もう決して不安にさせない。嫉妬という感情すら抱かせない。ククッ、なぜなら俺は永遠(とわ)に夕華さんを愛し続けるからだ。今はまだ中二……十四歳の俺は結婚できない。だけど」



 そうしてナツキは夕華の右手に触れた。ガラス細工を扱うみたいに繊細に、慈しみながら手を取った。その右手の薬指に先ほど購入した指輪をそっと通す。

 指輪はつける指によって示す意味が異なっている。有名なところでは既婚を示す左手の薬指だろう。では右手の薬指はというと……。



「まだまだ未熟で幼い俺だが、これは決して破れない血の盟約だ。生涯途切れることのない俺の契約者(コントラクター)となる誓い。その象徴。俺にできる精一杯の証明だ」


「これ、ナツキ……」



 夕華は涙が一気に溢れて零れ落ちるのを止めることができなかった。理屈を超えて直接心が揺さぶられる感覚。夢の中にいるようなふわふわとした非現実感と温かい幸福感とが彼女の全身を震わせる。

 ナツキは照れくさそうに頬をかきながら告げた。



「ああ。婚約指輪だ。ククッ、これこそ俺の指輪の物語ロード・オブ・ザ・リング……いやそういうことが言いたいんじゃない。違う。違うんだ。……すーー……はあぁぁぁ……。愛している。俺は世界で誰よりも夕華さんを愛している。もう絶対に不安な思いはさせない。これは夕華さんへの宣言であると同時に俺自身が掲げる誓いでもある」



 いつものように中二な発言に逃げて照れ隠ししようとするナツキだったが、心から真摯に恋人に向き合いたいという想いが勝った。眼を閉じ深呼吸してから、一言、愛している、と。

 

 夕華は指輪がぴったり収まった右手を空にかざして角度を変えながら何度も何度も見つめた。空では花火が爆ぜては消えてを繰り返す。目尻から溢れる涙に花火の光が反射して万華鏡のように滲む。

 涙を左手で拭いながらふふっ、と小さく笑った。



「こんなに立派な宝石がついてたら普段使いできないわね」


「あっ……」



 指輪には下品にならない程度にダイヤが散りばめられていた。とりあえず一番良いものをあげたいと考えていたナツキは普段使いのことまで考えが及んでおらず、しまったという顔をしている。

 それが面白くて夕華はもう一度笑った。ナツキの手を取って夕華は立ち上がる。ヒューーという炎を飛ぶ音がバックグラウンドで流れている。


 夕華は唇をナツキに押し付けた。パァァァァーーンッ! と祝福の花火が咲き誇る。二人は互いの背中に腕を回して離すまいと肌を触れ合わせる。

 愛とは肉欲だけではない。揚羽ノワールがナツキにしたように情欲を煽るような態度や振舞は、一時的に相手を惹きつけても心を射止めるには不十分なのだ。


 ナツキと夕華との間にあるのは充足感だった。二人で抱き合っているとパズルのピースがかちりとハマるような感触がある。人生という大きな大きなパズルを二人で作り上げるイメージ。愛とは正も負もひっくるめた感情の全てで、感情の全てこそが個々人の人生そのものに他ならない。

 大好きな人とともに過ごす。ともに想いを共有し、ともに歩む。楽しいことも悲しいこともあるだろう。それら全ての足跡が愛という不定形な概念の姿だ。


 レーヴァテインの放った炎の花火が尽き果てる最後の刻まで二人は口づけを交わし続けた。夕華は女としてこれ以上ない幸福と感謝を唇を通してナツキに送り返す。深く、深く、二人は心と心をどこまでも深く繋ぎ合うのだった。



〇△〇△〇



「クックックッ、さしもの心宿讐弥もヤツには勝てんかったのか」



 聖皇は御簾の向こう側で喉を鳴らすように笑う。彼女がいる内裏の紫宸殿は蝋燭だけが光源の薄暗い部屋だ。そこに、もう一つの人影がある。滅多に人前に姿を現さない聖皇はゆったりと立ち上がると御簾をめくって外へ出た。紫宸殿の部屋の中心では一人の女性が座禅を組んでいる。四方には燭台。



「どうじゃ。感覚は掴んでおるか?」


「……本当にこんな修業が役に立つの?」


「そうじゃな。それはおぬし次第じゃ。まあ人生の大先輩の言うことは聞いておくもんじゃと妾は思うがのう。本当に強くなりたいのならな」


「……わかったわ。やるわ。やるわよ。やればいいんでしょ!」


「クックックッ、なに、心配せんでもおぬしならできる。そうじゃろう? 星詠機関(アステリズム)二十一天(ウラノメトリア)が一人、スピカよ」



 美しい白銀の長髪が揺れる蝋燭の炎によって昏く陰を差す。

 ここは京都。大日本皇国の政教の中心地にして、かつては星詠機関(アステリズム)とも対立していた国家の中枢。本来は敵対関係にあるはずの組織の大首領の側近にスピカの姿はあった。


 面白い。聖皇はひそかに笑いながら、どこか懐かしいものを見るようにスピカに別の誰かの面影を重ね合わせるのだった。

皆さまいつも読んでくださりありがとうございます。本章はここで一区切りとなります。

新生活準備が思いのほか忙しく、書き溜めもない筆者は投稿が滞ってしまいました。また、どういうわけか一投稿あたりの文章量も多くなってしまい、推敲の質まで下がったような気さえしています。まだまだ精進ですね。


話は変わりますが、ツイッターにてエゴサしていたら本作品の感想、紹介を書いてくださった方がおりました。本来は直接お礼を申し上げたいところなのですが、後書きにて失礼します。素晴らしい感想をいただきましてありがとうございます!


長々と申し訳ありません。ともかく、100万文字も超え、ここまで長く続けられたのは読んでくださるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。次の章の投稿までまた少し期間が空いてしまうかもしれないですが、ブックマーク等々をしてお待ちいただけると幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ