年始
遣り方確認中なんですよね
2xyy年1月1日零時零分私は仮想空間の友人が経営する喫茶店「猫の尻尾」で新年を祝いつつ仲の良い友人達とログイン合戦をしていた。
『ユウは入れた?』
『無理 サキさんは?』
『私もですね・・・』
『を!』
『コタ?ログインできそう?』
広太が一番乗りかな?と思いつつ目の前の筋肉質なチビッ子・・・私より身長の低い男を眉を寄せて見ていると。
『いや~ログイン待機の待機だな』
と意味不明の戯れ言を言い捨てます。
少しイラッとしたのでジと目で
『それをログイン出来ないって言うんじゃないのかな?』
と、背後から口先を切られました。
彼女は、塩崎 心結喫茶【猫の尻尾】のオーナーで、同級生です。
『いや、ログインロビーまでって出たから』
「「『ま?』」」
『後5分だってさ』
素直に羨ましいですね・・・
彼は三好 広太 身長Ⅰ57の幼馴染です、チビッ子ですが高校生です。
悔しいですが俗に言うイケメンに入るでしょう、足りないのは身長だけ、運動神経は抜群で新体操の世界では結構な有名人ですが、身長がねぇ・・・
顔も良い、性格も悪くなく、幼馴染で気心も知れる・・・
殿方?男性?うん!身長が低いので「男の子」ですね。
『何でサキだけ哀れむような視線なんだ?』
『いや・・・微笑ましいと思って』
他の二人が笑ってますね。
『それ・・・弟に向ける目線だろ?』
苦笑いを返しておきましょう。
『今さらだな』
勇也がトドメを差しましたね。
彼は、三崎 勇也高校に入ってからの友人で私の名前が湖南 岬で、みさき繋がりで会話したのがきっかけです、彼も筋骨隆々ですがコタと違ってⅠ82の高身長です、武道の世界ではわりと有名人で父親同士が知り合いでした。父曰く「三崎の長男は天才」らしい。
『クスクス・・・とりあえずコーヒーどうぞ、ユウも意地悪しないの。』
ココちゃんから店の奥から持ってきた良い香りのコーヒーを受け取って砂糖とミルクを入れます。
『ココちゃん ありがとう』
ユウはブラックですね、コタはこれでもかってくらいに砂糖をいれてますね。それはもう砂糖水なのでは?
『ははh 別に意地悪じゃないさ、ただ事実だし』
まぁ・・・事実ですね、結構本人は気にしている雰囲気ですが、この前プールを中学生料金で入場していたの知ってますからね。
『私もログイン合戦に参加しますかね』
腕捲りをするふりをしながら彼女も席につき半透明のブルースクリーンを展開してタップしはじめました。
『あら?私は普通に待機になったわ』
2抜けはココですか、しかも待機とは・・・
『イッチバーン』
ココちゃんがニコニコしながらブルースクリーンを反転して「転送」タブをみんなに見せつけ始めましたね。
『残念だったな!一番は俺だ!』
ユウがブルースクリーンを反転して見せつけ返してますね。ココちゃんがブルースクリーンを操作しはじめた時に口の端が上がっていたので一番はユウの方ですね。
『ぐぬぬ』
『あれ?サキさんが最後?珍しいね』
『じゃぁ・・・ユウが1番で心結が2番で、俺が3番だな』
『いつから自分が三番手だと思っていた!』
コタが眉を潜めたのでタブの反転をしましょうかね。
『なっ!』
『コタ・・・ドンマイ』
『コタ君がビリだね』
『チクセウ』
後1分ですね
自分で書き初めての感想は凄いって感想ですね。
メインストリーを作成して必要な情報や設定を考えて。
キャラに思考を与えて・・・
尊敬しかできない。