第1話
はぁ、今日も疲れた…やけ酒しよう…幸いにも明日は休みだ…
い、いてて…朝?やばい、これはやばい、気分も悪い、頭がクラクラする…完全に二日酔いだ…
少女 「おはよー!!!おねーちゃーーーん!!!!」
主人公 「い!!!!」
少 「どうしたの?」
どうしたもない、人の家に勝手に入ってきて、飛びつくなんてあり得ない…
主 「ちょっとね、頭痛くて…」
少 「大丈夫?風邪さんなの?」
主 「ううん、違うよ、けど、今日は1人にしておい
て?」
少 「うーん、わかった!おまじないしてあげる!風邪さ
ん飛んでけー!!!」
うっ!!!!頭に響く!!
主 「あ、あの、本当に大丈夫だから、少し寝かせて?」
少 「えー、」
主 「また今度遊ぼうね…おやすみ…」
少 「うん!おやすみ!!」
扉が開いて閉まった音が聞こえた。ほ、帰ったんだ。少し寝よう…
主 「ん?暗い…少し寝過ぎたかな?何時だろ?うあああ
ああああ!!!!!!」
待って待って待って!!!え?!!もう22時?!!いくらなんでも寝過ぎた!!!なんで?!!え?!!!なんで!!?
主 「あ、二日酔いが治ってる。」
いや!そんなことより!!しまった!!!せっかくの週1の休みを無駄に…
主 「はぁ………仕方ない…諦めて明日の用意でもしよ
う……」
今日は朝から二日酔いで、起きたら22時回ってた、散々だなぁ…隣の子もまた来たし、あの家どういう教育してるんだろう?勝手に家に入っちゃいけないことくらい言っておいて欲しいよ。……合鍵渡したの私だけど……
主 「いや、だってさ、仕方ないじゃん、毎日毎日ピンポ
ンピンポンピンポン、うるさくて仕方ないよ…は
ぁ、明日も来るのかなぁ?」
うぅ…今度は眠れない…そりゃそうだ、昼間あんなに寝たのに夜眠れるわけがない…
もう…朝だ…と言っても6時前、
少 「おねーちゃーーーん!!!!おはよーーー!!!」
主 「ふぐ!!!」
少 「お姉ちゃん!!元気?!!」
主 「う、うん、元気だけど、飛びつかないで?」
少 「わかった!!」
絶対わかってない…
少 「あそぼ!!!」
主 「ダメ、仕事なの。」
少 「えー、おやすみしないの?」
主 「しません、君も学校じゃないの?」
少 「おやすみなの!!そうりつ記念日なんだって!!」
主 「そうなんだ。私は仕事だけど。」
少 「えー、おやすみしてよ!!」
主 「ダメです。お家でゆっくりと過ごしてください。」
少 「もう!いいもん!!1人でお絵かきしてるか
ら!!」
帰った…はぁ、毎朝毎朝、よく飽きないな…さて、用意しないと…ゆっくりと過ごせか、それは私の方かもしれないな。