表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夕星  作者: 矢玉
11/57

(お買い物)


 お店の食材というのは、どれもこれも専門店で買ったり業者の人が持ってきたりするものだと思っていた。

 東に頼まれた買い物は、ツナ缶やら柿ピーやらキャベツやらで。

 業者さんが来るまでしのぐ、というものもあるのだろうけど、ほとんど普段の買い物のようなものばかり。

 道のり的に家より近いため、詩乃は制服のままスーパーに立ち寄っていた。

 「……うぅん…」

 キャベツが高い。

 カゴを片手に、少し悩む。

 東は値段の指定などはしていない。というか、必要なのだから値段に関係なく手に入れなければならないのだろうけど、それが原価に関わる以上あまり高くても利益が出ないわけで。

 自分の買い物なら、キャベツを使わないメニューにしよう、とか考えるのだけれど。

 しぶしぶ……それでもせめて、大きめで中身の詰まってそうなものを選んでカゴに入れる。

 ツナ缶や柿ピーはメーカーが指定されていた。

 ─ぴっ─

 「合計で、998円になります」

 千円札とポイントカードを出して、

 「袋はいりません」

 エコポイントも付けてもらう。

 お釣りとポイントカードを受取って………

 ──…このポイント、着服していいのかなぁ。

 たかがポイント。それでも金銭的価値につながるものである。

 が、東に話した場合の結果が安易に想像できた。

 『かまわないよ』

 想像上の東にお礼を言って。

 ポイントカードを財布にしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ