プロローグ2 週の始まり
いきなりリアル編です、お付き合いしていただけたら幸いです。
ジリリリリリリリ…
昨晩寝る前に優が自分で設定しためざまし時計に心の中でため息吐き、騒いでる目覚まし時計のボタンを押して鎮めた。
ふぁ〜〜ぁ…
欠伸したのち、気怠そうにため息一つこぼし、洗面所に行き身だしなみを整える、175cmほどの細くなければ太ってもない、いわゆる普通な体型で、髪は短く切り揃え、清潔感のある黒髪ショートである
現在は学校が所有する寮暮らしなので極端に寝坊しない限り遅刻しずらいのがありがたい。
寮から徒歩5.6分に優達が通う学び舎、私立青葉学園高等学校に到着する。築10年ほどの白く綺麗な本校舎は四階建の立派な作り、左にはバレーボールのコートが6面できるくらいの体育館.その手前には7レーンある25mプールがあり、校舎右には弓道場に空手や柔道、剣道ができる武道館があり、校舎の裏には1周で400m程あるトラックが整備されている。野球部やサッカー部はそれぞれ近くにあるスタジアムなどで練習しているほど、制服は男子は紺のシンプルなブレザーに一年間は緑、二年は赤、三年は青と学年別に色分けされたネクタイをし着用している。
女子はクリーム色の明るい印象のあるブレザーと学年色に白いフリフリとフリルの付いたスカート、同じく学年色のリボンを着用している。
友人曰く女子の数割は可愛い制服を着るために入学したらしい。
机に頬杖つきながらグラウンドを眺めていると、
「よう、朝から気怠そうにしてんなぁ〜」
噂をしたら影、いつも通りに人懐っこい笑顔で話しかけてきた友人こと男子、”榊 舞斗がはいごから話しかけて来た。
「おう、おはよ。」
優はいつも通りに短く返事し、舞斗はまた夜中までアクアリウスか…と呟き、俺もそんなかわらないかと笑う。
舞斗は優の小学校からの幼なじみで優が率いる”夢幻の旋律”の古参構成員であり、彼の槍さばきは見事の一言である。
171cmほどで少し茶がかった髪に中性的な顔立ちから人懐こい笑顔で、おとなしくしてればモテるが、壊滅なまでの変態であり、アクアリウスでは女の子キャラ(しかもロリ巨乳)で際どい服装にしているのは知らなくていい話。
優が眠たそうに欠伸をすると今度は右から声が聞こえた。
「優くん眠そうだね。また夜更かししてゲーム?身体に気を使わなくちゃダメだよ?」
鈴を転がしたような綺麗で可愛らしい声音と優しい口調の主は心配そうな目を優に向ける。同時に周りから嫉妬と殺意の眼差しが優に突き刺さる。
彼女は、片平璃子、優と舞斗の小学生の頃からの幼なじみであり、ことあるたびに世話を焼きたがる。
身長158位で腰まで届く位の艶のある黒のロングヘアは先の方で綺麗にウェーブができていて、垂れ目気味な瞳は優しいイメージを際立てる。
心配してくれるのは嬉しいが、クラスメイトが見てる中で”世話焼き”は拷問でしかなかった。
またお前だけかと、突き刺さる緩まぬ殺気のなか居心地悪そうな、舞斗と優は我慢するしかなかった。
キーンコーンカーンコーンと響いた鐘の音が僅かながら殺気を緩め、担任先生が入ってくる。
ハァ…と心の中で盛大にため息を吐く優であった。
改めましてしづと申します。
行き当たりバッタリでの執筆なので私にもこの後の展開はわかりません^q^←
第一話大幅に改変しましたので、再びお付き合いいただけたら嬉しいです。
次回も近いうちに投稿します。
見てる人いるかわかりませんが。よろしくお願いします。