表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある冒険者ギルドの一日  作者: めび
3/7

医務室にて(コルナのお仕事)

「え・・・あ、ここは?」

不意に帰ってきた言葉に驚き、一瞬で意識がはっきりしたコルナ。どうやら、ベッドの上に寝ていたようだ。

「ここは医務室だよ。急に意識を失って倒れたそうだけど、名前は言えるかな?」

「え?あ、はい。コルナです。」

白衣の男性は、コルナの名前をカルテに書き記す。運ばれた時点で、名前は判っていたが、こういう時は本人に尋ねるのが一番だ。

「大丈夫そうだね。仕事頑張りすぎたかな?」

「えっと・・・。」

コルナは少しづつ自分の記憶を整理する。そして、自分が倒れた時の情景を思い出す。

「そうです!一体あの冒険者は何者なんですか・・・?!」

強烈に記憶に残った青白い冒険者。その姿を思い出すたびに、コルナの二の腕には鳥肌が浮かぶ。

「あの冒険者?」

コルナには誰だか判ってはいるが、男性にはそれが何かわからない。

「あ、すみません。少し気になる冒険者がいまして。」

「気になる冒険者・・・一目惚れかい?」

男性がコルナに笑いながら答える。コルナはそれを青ざめた顔で必死に否定する。

「となると、どんな風に気になるのかな?」

「あの・・・人間って、顔の肉が無くなったら、死んじゃいますよね?」

おかしな事を聞く物だと、男性が不思議に思いながらコルナに答える。

「まぁ、失う量にもよるけど、その状態で生き続けるのは難しいかもしれないね。」

その答えを聞いて、再び体中に鳥肌が出て来るのを感じるコルナ。

「じゃあ、あの時見た冒険者は・・・。」

「こちらからも質問良いかな?」

「あ、はい。」

不意の質問に、コルナが生返事を返す。

「コルナ君はどんな冒険者を見たんだい?」

「そ、それは・・・。」

思わず言葉が詰まるコルナ。そして、ゆっくりと見たものを話し始めた。

「黒いフードで身を隠した冒険者が居たんです。」

「ふむ、黒いフードの冒険者か。」

コルナの証言をカルテに書き込む男性。

「他には、特徴があったのかな?」

「はい。フードから見える顔が、顔じゃない感じがして。」

「顔じゃない?」

コルナの奇妙な証言を聞き返す男性。

「なんだか、生気がない感じがして。で、よく見たら、顔は青白い部分と、真っ白い骨みたいなものが見えました。」

「ふむ・・・そうか。所で、どうしてそれに気づいたんだい?」

男性がカルテに証言を書き記す。その中で、男性が何かに気付く。

「最初は、不備のある依頼が多くあって、おかしいなって思ったんです。先輩方にも聞いてみたんですが、見た方が早いと言われて。」

「なるほど。それで、自分で調べてみた。そう言う事ですか。」

男性はコルナの情報量の少ない説明で、何が起こったのかを理解する。それほど、このギルドでは有名な事なのだろう。

「コルナ君、冒険者ギルドの理念は知ってるかな?」

「理念、ですか・・・?」

コルナは少し言葉に詰まる。確か、ギルドに勤め始めた時の研修で教わった記憶がある。

「えっと・・・冒険者ギルドは、全ての冒険者のためにある。」

コルナの答えに、男性が頷いて答える。

「そうだね。で、今回の件は、全ての冒険者と言う所が肝だね。」

「全ての・・・冒険者?」

コルナは、男性の言葉を聞いて少し考えこむ。

「そう。これは、言葉通り、全ての冒険者に対して、冒険者ギルドは力になるという事。」

コルナは研修で教わった事を思い出そうとして、下を向いて無口になっている。それを見て、答えられそうな質問を投げかける男性。

「冒険者ギルドが、冒険者として認めているのは、何を基準にしてたかな?」

「基準・・・指輪ですね!」

「その通り。冒険者一人一人に必ず支給される指輪が、その証明になる。では、その例の冒険者の指には、指輪があったかな?」

そう言われて、ハッとするコルナ。例の冒険者の片手を実際に見ているが、指輪までは気が回っていなかった。

「片手しか見てませんが、指輪は・・・すみません、確認してませんでした・・・。」

「謝る事は無いよ。もしかしたら、もう片方の手にしてるのかもしれないね。」

少し落ち込んでいるコルナに、男性が笑いながら答える。

「あの人は、冒険者なんですか?」

コルナは、最も基本的な疑問を尋ねる。男性はゆっくりと首を縦に振る。

「ああ、冒険者だよ。」

「生きて・・・いるんですか?」

その質問に、男性はゆっくりと首を横に振った。

「彼は、生きてはいないな。いわゆる、アンデッドだよ。」

男性の言葉を聞いて、コルナの体中に鳥肌が出来ている。

「あ、アンデッドって、日の光に弱いから、夜間に動き回る物なのでは?!」

コルナは、見た物が信じられないために、必死に反論を返す。しかし、男性は首を横に振る。

「アンデッドと言っても、色々あるよ。そもそも、日の光は聖なる光ではないからね。」

「そ、そうなんですか?」

コルナは、自分の知っていた知識が否定されて驚いている。

「アンデッドが・・・ギルドに依頼だなんて・・・。」

「例え、アンデッドであろうとも、冒険者であれば、冒険者ギルドは力になる。それが、冒険者ギルドの理念なんだ。」

男性の言葉を、コルナは複雑な気持ちで聞いていた。そして、コルナは再び質問する。

「先生は、あの冒険者を知っているんですか?」

「そうだね・・・。僕がここに赴任した、翌年から来るようになったから・・・。」

男性が指を折って数える。

「大体5年前ぐらいかな。」

「5年前?!そんなに前から来てるんですか?!」

思ったより昔から来ていた様で、コルナは驚いている。

「あの冒険者は、昔からここの常連だったらしくてね。だから、あの姿になってもここに来るんだろう。」

男性はおもむろに立ち上がり、部屋の窓を開ける、窓からは新鮮な空気が室内に入ってくる。

「あの、もしよかったら、ああなってしまった事、教えてくれますか?」

「どうして、聞きたいのかな?」

「好奇心もありますが・・・あの人の出す依頼が・・・。」

「あぁ、あの依頼か。」

男性も、あの依頼の事を当然のように知っている。男性は、コルナの要望に応えるように首を縦に振り、外を見ながら話し始めた。

「彼は、ここでよく依頼を受けてくれた、いわゆるスイーパーと呼ばれる冒険者だったんだ。」

「スイーパー・・・ですか。」

「このギルドには、無くてはならない存在だったんだよ。彼のおかげで、どれだけの依頼が期限切れにならずに済んだか。」

ギルドの依頼には、有効期限がある。中には無期限な依頼も存在するが、それはかなり特殊な条件があるため、一般的ではない。

「そんな彼だけど、ある日、一つの依頼を受けたまま、姿を消してしまったんだ。」

男性の話を聞き入っているコルナは、思わず生唾を飲む。

「それから、数日後に、聞きたくなかった報告が上がってきたよ。彼の生命反応が消えたというね。」

「そんな・・・。」

予想はしていたが、その予想通りの言葉が男性口から発せられる。

「コルナ君は、まだ知らないかな。冒険者の指輪は、装着者の生命反応を感知しているんだ。そして、生命反応が消えた場合、ギルドに通信が入る。」

男性が自分の指輪をコルナに見せながら説明する。コルナはその説明を頷きながら聞いている。

「その通信が入った冒険者は、捜索リストに追加されて、ギルドが定期的に行っている捜索隊に渡される。そして、指輪や遺品を回収することでその冒険者の死亡を確認するんだ。」

「確認した後は・・・?」

「遺族が居れば、遺族に遺品を渡す。後はそのままさ。」

その言葉に、コルナは少し複雑な表情を見せる。

「弔いはしないんですか?」

「そもそも、ちゃんとした遺体が見つかる事が稀だからね。」

男性の意外な言葉に、コルナは思わず聞き返す。

「どうしてですか?」

「死んだ状況にもよるが、もし盗賊に襲われたなら、死体が残る。獣に襲われたなら、荷物が残る。もし両方なら、骨が残る。」

男性はコルナの方を向きなおして、言葉を続ける。

「捜索して見つかるのは、ほとんどが骨なんだよ。」

「そう、ですか・・・。」

「その骨から、指輪を回収して、捜索は完了なんだ。でも・・・。」

「でも?」

「彼を見つけることが出来なかった。その全てが無くなっていたんだよ。」

男性の話を聞いて、少し寒気がしてくるコルナ。両腕には、鳥肌が立っている。その腕を手でさする。

「まあ、そう言う事は冒険者にはよくある話でね。捜索隊が見つけてくれたら、最後のラッキーと言うものだよ。」

「そうなんですか。」

「でも、彼の場合はここからが違っていた。彼は、帰ってきたんだ。あの様な姿でね。」

コルナは、男性の言葉を聞いて、冒険者の姿を思い出す。

「それ以来かな。今の時期になると、あの様な依頼を出しに来るんだよ。」

「一体、何が起こったんでしょうか・・・?」

「それは、彼のみが知っているだろうね。」

寂しそうに男性が答える。

「あの、あの人は、今も冒険者なんですか?」

「ああ、彼はまだ自分の指輪を持っている。だから、間違いなく冒険者だよ。」

男性が、コルナの質問に即答する。

「あんな依頼を、ずっと出し続けるなんて、本当に何があったんでしょうか。」

「さっきも言ったけど、彼にしか判らないよ。最後に受けた依頼は判るけどね。」

男性のその言葉に、コルナが食いついた。

「一体、何の依頼だったんですか?」

「確か、アイテム採取だったよ。」

「え?アイテム採取?」

コルナは少し驚きの声を上げる。アイテム採取でどうやって命を落としたのかが判らない。

「アイテム採取とは言っても、色々あるからね。彼は、スイーパーだったんだ。その彼が受けた依頼だ。意味は分かるよね?」

「色々な理由で誰も受けなかった。ですか?」

「そう言う事だね。」

「何を取ってくる依頼だったんでしょうか?」

「えっと・・・。」

男性は机にあるファイルを持ち出す。そして、一枚の書類を見つける。

「あったあった。これだね。」

男性はその書類をコルナに手渡す。

「ネクロピース?これは何ですか?」

聞いた事のない名前を見たコルナ。男性に尋ねてみる。

「死の根源となる力を集めた欠片だよ。錬金術によく使われる。」

「それが、なぜ不人気になったんですか?」

「普通に集めようと思うと、自分の命と引き換えになるからね。報酬は良くても、本当に死と隣り合わせの依頼だから不人気になったんだよ。」

男性の言葉を聞いて、コルナが疑問に思う。

「あの冒険者は、かなりの腕だったんですよね?そんな依頼を受けて、危ないって事が判っているのに、失敗しちゃうんですか?」

「油断してたのかもしれないな。そもそも、あの依頼と言うか、あのアイテムは曰くがあってね。」

「曰く?」

「あのアイテムは、その特性上、高額で取引されるんだ。でも、いざ集めるとなると自分の命と引き換えになる。」

コルナが思わずゴクリと生唾を飲む。

「じゃあ、集め方を知らない人間はどうやって集めるか?」

「え?えっと・・・。」

突然の男性の問いかけに、言葉を詰まらせるコルナ。

「一番簡単なのは、集めた人間を襲ってアイテムを奪う事だね。」

「襲って集める?!」

もっとも単純な方法が提示され、コルナは少し驚く。

「あのアイテムは盗賊の格好の的だからね。集めている人間も、極力隠そうとする。」

「じゃあ、あの冒険者は盗賊に襲われて、命を落としたと。そう言うわけですか?」

「恐らく、そうだろうね。」

今までの話を聞いて、話が見えてきたコルナ。

「あの冒険者がずっと出し続けている依頼は、自分を襲った者の討伐依頼・・・ですか?」

「それは、本人に直接聞かないと判らないけど、多分そうだろうね。」

ようやく政界にたどり着いたコルナ。しかし、たどり着いてもすぐに次の疑問が浮かんでくる。

「あれ?この冒険者は、今の時期にはここで依頼を出すって、言われてましたよね?」

「ああ、そうだが?」

「今の時期以外は、何してるんでしょうか?」

コルナの質問に、困った表情を返す男性。

「今の時期以外か・・・何してるんだろうね。」

頭を掻きながら答える男性に、気になるものを感じるコルナ。

「まだ、何か知ってますね?」

コルナの問いかけに、再び苦笑いを返す男性。

「答えは知らないけど、予想ぐらいならできるよ。」

「予想?」

「今の時期以外は、自分が殺された場所に戻るんじゃないかな。」

「それって・・・?」

コルナの言葉に、頷いて答える男性。

「ああ。彼は彼なりに、仇を探してるんだと思うよ。」

「死んだら、永遠の安息だって聞いてました。死んでも、安息が無いんですね。」

「冒険者と言うものは、そんなものだよ。だから、実入りも多い。」

男性は、そう言いながら、死亡者リストと書かれたカルテを取り出す。

「最近は、このカルテに追加される冒険者も少なくなった。出来れば、このままでいて欲しいね。」

「それは・・・いえ、何でもないです。」

カルテの内容を聞こうとしたコルナだが、思いとどまる。

「さて、そろそろ体の方も大丈夫かな?」

男性がコルナの様子を確認して尋ねる。

「あ、はい。もう大丈夫です。仕事に戻れそうです。」

そう答えて、コルナはベッドから立ち上がる。

「そうか。頑張りすぎないようにな。」

「ありがとうございました。」

一礼して、医務室を出るコルナ。その際に、時計を確認する。倒れてから一時間程経っていたようだ。

「仕事、戻らなきゃ。迷惑かけちゃったよね。」

コルナは、少し重い足取りで自分の机のある部屋に戻った。


事務所の扉の前で、少し深呼吸をするコルナ。そして、ドアノブに手をかけ、ゆっくりと開いた。

「すみません。ご迷惑をおかけしました・・・。」

ドアの開いた音を聞いて、室内の視線がコルナの方へ一斉に向いた。

しかし、その視線の殆どは、すぐにさっきまでの元へ戻る。しかし、二つの影がコルナの元へ駆け寄って来た。

「コルナ!大丈夫だったの?!」

「急に倒れるから、心配しましたよ。」

声をかけたのは、ミリカとナナだった。

「ご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。」

深々と頭を下げるコルナ。そんなコルナに二人は声をかける。

「今年は、コルナだったかぁ。」

ミリカが申し訳なさそうにコルナに話しかける。

「今年は?」

奇妙な言い回しに、疑問符を浮かべるコルナ。

「毎年、この時期になると、新人の職員が興味本位で調べて、こうなっちゃうのよ。」

「ごめんなさいね。あの時ちゃんと説明しておけば・・・。」

ミリカが説明し、ナナが謝る。その姿を見て、コルナが二人に悪気はないという事を理解した。

「いえ、私も変に拘ってしまって。」

申し訳なさそうに答えるコルナ。

「いやいや、そんなところに気付くほど仕事熱心なのはいい事よ。」

「私達も、あの冒険者が初めて来たときは驚きましたね。」

「そうね、警備が飛んできたり、他の冒険者があの冒険者に攻撃しようとしたり。大騒ぎだったわね。」

笑いながら昔話をする二人。そして、ミリカがコルナに話しかける。

「そう言うわけで、あの冒険者はこのギルドの風物詩みたいなものだから。深く気にしないほうがいいわ。」

「それに、どんな方でも、冒険者であればギルドは支援を惜しまない。それが理念ですからね。」

「そう、ですね。」

コルナが二人の言葉を聞いて、小さく頷く。

「さて、コルナ。お仕事が残ってるわよ。ちゃっちゃとやって、今日は早く帰りなさいな。」

「はい。ミリカ先輩。」

そう言って、コルナとミリカとナナはそれぞれの持ち場に戻った。

「ふぅ・・・。今日は色々とありました。」

机に戻ったコルナは、机の上に溜まっていた書類を片付けながら呟く。

「まだまだ、覚えないといけない事がたくさんあるなぁ。」

改めて、新人教育の時にもらった冊子に目を向ける。

「今度、ちゃんと読み直した方がいいかな。」

冊子に手を伸ばそうとするコルナ。その時、追加の仕事がコルナの机に置かれ、そちらに意識が向く。

「仕事、終わらせてからだよね。」

書類を分類していくコルナ。例の書類もまだ数枚入っていた。

「この依頼・・・いつの日か、受領される時が来るんでしょうか・・・。」

討伐対象の書かれていない書類を別に纏め、次の部署に回す用意をする。

そんな時、ギルド内にチャイムが鳴り響く。それは、コルナの仕事がもうじき終わる合図だった。

「あ、これを持っていったら、仕事終わりかな。」

そう言って、コルナは書類を手に席を立つ。そして、審査の部署に向かう。

「フォーク先輩、持ってきました。」

「ああ、コルナ君、ご苦労様。そこに置いておいてくれるかな。」

椅子に座ったまま、首をコルナの方へ向けるフォーク。

「聞いたよ。倒れてしまったそうだね。」

フォークは椅子から立ち上がり、思い出したようにコルナに話しかける。

「はい。あの依頼書の依頼者を見て・・・。」

「悪い事をしたね。ちゃんと説明しておくべきだった。」

ばつが悪そうに、少し頭を下げるフォーク。

「いえ、良いんです。いい勉強になりましたから。」

「そう言ってくれると、助かるよ。」

フォークが苦笑いする。それに合わせて、コルナも笑みを見せる。

「では、私はこれで帰りますね。」

「ああ。ゆっくり休んでくれ。」

手を上げて挨拶するフォーク。そして、一礼して部屋を出るコルナ。

それを見届けたフォークは、コルナの持ってきた書類に目を通す。

「おや?」

いつものコルナなら、大まかに分類してきたはずだが、今回は書類不備も分類されていた。

フォークは、コルナの成長を見届けながら、自分の仕事を始める。

そんな時、フォークの視界に男の姿が入った。その男は、フォークに近づいて声をかけてきた。

「フォーク、お疲れさん。」

「ああ、カルダか。これから仕事かい?」

フォークがカルダと呼ばれる男に手を上げて答えた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ