不適合な俺たちが今を謳歌する話
それは俺が哲学の講義を受講しているときに何気なく呟いた言葉だった。
「おっぱいって何であんなに目を引くんだろうか?」
世の中には沢山の人間がいる。
沢山のおっぱいがある。
そして男として生まれてきた俺は誘惑に抗えない訳で、講義中にも関わらず深く考えていた。何故俺はおっぱいに抗えないのかを。
「それはお前、胸に付いてるからじゃないか?」
講義中にも関わらず、友達は返事をくれた。
授業中に喋るなんて非常識極まりない友人であることは間違いない。
そしてなんjの血を引く俺は反論した。
「でも、おっぱいが壁から生えていてもそれはそれで目を引くやん。」
友人は失笑を漏らし、先生に睨まれていたが、そのことに全く気づかない。
「まぁ確かにそうかもな。」
学問の根幹を学ぶ授業で、いつものように時間を浪費する大学生なワイらであった。
これ、一時期持ちネタだったけど、どこが面白いんだろう。