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訳そうと思えば一つの文をこんなにも変えられる

作者: 長野睦月

 私小説、『友達』超現代語訳

僕ゎさったゅんだぉみんなぁ元気ぃ?

僕小学五年生だょぅ

きのぉ、男のぉ子のぉ友達とぉ遊んでたのぉ

僕がぁその子にポークピッツ!ポークピッツ!って言ったらぁかんちがぃしちゃってぇ、泣ぃちゃったのぉ

だからぁその、子をぉ抱きしめたらぁ、おっぱぃ揉まれちゃったぁ!

どぉ、羨ましぃでしょ?お


 **


 『友達』ギャル語訳

ウチさったん言うんすけど…まじうけるっしょ!!…まあ元気っすよ。お前らもだろ、タメ(同級生)。

ウチJCなんだけど、昨日マブダチとやってたんすよ?え、なにしてたか…超ウケるんですけど!プークスクスクス(某女神様みたいなイントネーションで)。禁則事項なんで言えないっす。

で、そのダチにソーセージが食いたかったんでポークピッツと何度か言ったらあれのことと聞き間違えて泣き出して…てへぺろっ!

まあ、あいつもしくしく泣いてて見てられなかったんでウチあいつを凹ったんすよ。したら、やろう逆上して胸を鷲掴みにしてきやがって…うざったかったんで警察に突き出してやったぜ…ワイルド×××。まあウチの話は終わりっすね。携帯小説っぽいしょ?



 **


 『友達』異世界語訳

//フレディル\\

ネ イルムウン //サッケ\\イブニ. (長かったので省略)

ウリルル ウラー


 『友達』原文

 ボクは幸子というらしい。周りからは「さったん」とよばれる。ボクは元気だ。もちろんお前らもそうだろう。

 さて、ボクは普段のように男友達と交友を深めたわけだが(そいつが恋愛を発端にライバルになれば『友情』みたいだねっ)、僕はその日の夕飯に食べようと思っていたメニューの「ポークピッツ」を何度か叫んだ。すると彼はいきなり泣き出した。あいつのことだ、どうせボクの言葉を「童貞で矮躯な短小、全不能なあれの持ち主め!」と勘違いををしたのだろう。だるい、家に帰って寝よう。と思ったがコンクリート製のドーム状の遊具の中でしくしく泣く彼を放っておくのもアンフェアだから、少し慰めてやろうとあいつの頭を撫でてやった。

 そうするとなにを勘違いをしたのかあいつは私の胸をつかみ出し、服を脱がせてこようとした。面倒くさい、寝る。……まあ、犯されてる手前そうもいかないので両親に純潔を散らしていいかを電話で聞いた。

彼が制止をしてくる中、ボクは両親に聞いた。相手を聞いた両親は「避妊さえしていれば構わない。彼氏さんHIVとか無いだろ?」と答えた。……いいのかよ!?

まあ、そのまま純潔を散らしても構わないが、なんかかったるかったので理由をつけて帰ることにした。……でめたし、でめたし。

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