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病的神様と現在ニート

 いつもの暗いパソコンの光しか見えない部屋でネットサーフィンをしていると一通のメールが届いた。

普段使わないアカウントたがたまにゲーム用として使うため恐らく広告だろうと思いメールを開いた。

すると赤い字でこう書かれていた。

『死んで代わるか死んでやり直すか』

自分としてはこんな世界クソゲー以下の腐った存在だと思っていたからこう送った。

『こんな世界クソだだからどっちも選ばない』

時間も時間だったからベットに入り眠った。


 気が付くと見慣れない真っ白な空間にいた、部屋に居たはずだったのだがどうやら夢を見ているそうに違いないと思った。

歩いているとベットが一つ置いてあった、ベットには本か置いてあった。

すると背中の辺りから何かを刺された気がした。

後ろを振り返ると黒い笑いを浮かべた少女が立っていた。

「君、その本を読もうとしてたのかい?そ、それとも、もう読んでしまったのか。」

 戸惑いで声を出せないで居ると唇に柔らかい感覚が襲ってきた。

「フフフ、この手だけは使いたくなかったんだけどその本を見られてしまったのだから仕方がないよね?」

すると体が動かなくなった、声を出そうとしたが出なかった。

「どうしてって顔をしているね。その理由は簡単だよ、君はね僕の所有物にしたいと思ってるんだ。それに君は見たのだろうその本を、だったら分かっているだろう?」

その言葉が聞こえたと同時に手首に冷たい感覚が伝わってきた

「さっきの薬は回るのが早いけど解けるのも早いんだよ。だから君を監禁させて貰うよ。」

そう言うと向こう側に去って行った、外そうとすると案外簡単に外れた。よく見るとプラスチックで作られた百均の物だった。

「これ、ダ○ソーのやつだな。」

先ほどの少女の元に行こうとしたとき悲鳴と共に少女が走ってきたそれも顔を真っ赤にして。

「き、き、き、君はどの本を読んだんだ、てどうやって抜けたんだい?」

少女に事細かく説明をした、すると先ほどより顔を真っ赤にした。

「なるほどね、君は何も見てないうえに僕は自爆もしてしまったわけか。」

「そう言う事だねで、君は、誰なの?」

「そうだね、僕は神様だよ。ごめんね早とちりしてしまったみたいで。」

「ちょっと待って下さい。つまり早とちりであんなことをしてしまったんですか?」

少女は恥ずかしそうに言う

「いや、だって、あの本を見られたと思うとなんか穴があったら入りたいって言うか、他の人に触れられたく無いって言うか、自分の物にしたいって言うか」

「えっと?つまりどうゆうこと?」

「ぼ、僕は、君の事があの、その、す、好きなんだ!!だから、その、つ、付き合って下さい。」

この答えを出すのが非常に簡単だった。

「その、無理ですごめんなさい!」

この言葉を聞いた瞬間神様の目のハイライトが消えこう言った

「誰なんだい、君のことをこんな風にしたのは教えてくれないかい?」

「いや、そうじゃなくて、その、名前も知らないのに付き合うのはダメかなって思うんですよ。」

「そっかぁそう言う事か、でも君のことを諦めてはいないから、覚悟してね。」

そう神様が言った後、何処かから雀の鳴き声が聞こえてきた

「そろそろ朝のようだね、ではまた後で会うとしようか。」

そう言った後、白い空間が崩れていった。

珍しく太陽の光で目覚めると自分の部屋に居た、いつもだとパソコンの光以外無い筈なのだが今日は何故かカーテンが開いていた。

「家の人は入れないし、だとしたら強盗かな?でも鍵は閉まってるしだ、だとすると誰だろう?」

隣の部屋を見ると誰かがそこに居た。

「あ、おはよう華宮君。」

「お、おはよう」

「じゃなくてなんでここにいるんだよ!!」

「なんでって好きな人の部屋に居たって良いじゃないか。」

「いや、てゆうかどこから入ってきたんだよ。」

「入ってくるも何ものここは学生寮の一室だよ。」

学生寮?何を言っているのか分からずに戸惑っていると神様は呆れた顔で言った。

「とりあえずご飯を食べて、それから説明するからさ。」

ご飯を食べ終わると見慣れない制服に着替えた。

「君はね異世界に来たんだよ。しかも、異能力やスキルと言ったアニメの世界のようなだよ。そして、僕らの通う学校国立神田丘高等学校は、普通科や機械科などの様々な学部がある中、僕らの通う特殊科には二つに別れているんだよ。まず一つ目は、特殊科Aこちらは天才や優等生が集まるんだけどBの方はスキルの弱いやつらや、強いんだけど問題児が集まっていんだよ。」

「へ~それでどっちに通うの?」

「君も僕もAに行ければ良いんだけどスキルばかりは改変すると再生不可能になっちゃうからね、僕Aクラスで君がBクラスなんだよ。」

学生寮を出ると駅やカフェなどの他に見たことの無い建物が並んでいた。

学校の講堂に行くと入学式が始まっていた

『1年生代表水無月 神奈さんおねがいします。』

可愛いなどの言葉が聞こえてくる中、自分だけ驚いていただって1年生代表の水無月 神奈は神様だったからだ。

入学式が終わると教室へと移動した、友達としゃべっている者や眠っている者が居る中一つだけ確実に使われていない机に座った。

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