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セカイ。
俺の話を聞け。
大丈夫だから……セカイ?
なあ、セカイ。
あれから世界は広く変わって、俺は…どーしたと思う?
な、世界。
「佐藤 海駄です。では」「セカイ・世界です。私は」
以上のことだよ、世界。
でもさ、世界。
俺たちは、結ばれないな。
世界。
名前!!?
「海駄。」「ん?ここは異世界かな、世界。」
今更、だとしーてーも。
です。
世界。
世界、聞けよ。
「俺のこと、忘れろ。」
キルケル。
「キルケル・ルールです。」
分かったよ。
海駄はそして、ライトノベルをそっと閉じました。そしてその後待って欲しく思い、笑い、笑顔になりました。世界、と話して居ましたから。