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PUNICA【六月の果実】3


 三桜が誰かと話している……。


 ああ、さっき見た三人組だ。その中の男性と話しているのか。

 男性は――学生か? 若い。もしかしたら成人しているかもしれない。深く被ったニット帽からはみ出た黒い髪が覗いている。


「ほほう、貴女達はこの電車に乗っていたんですか」

「まあね。とはいえコレをやった奴は見てないどころか、到着して初めてこの有様を見せつけられたのよ。貴様、その様子だと並折の住人だな? 弱肉」

「弱肉って……ええ、並折の住人です。もっと細かく言えば、結界寮の住人です――」

 ここで三桜の眉がピクリと動いたのを私は確認した。


 青年の後ろでは、残りの女性二人がなにやら話し合っているのが見える。その女性の片方を見て――私はぎょっとした。

 女性にしては背が高く、細身のスーツに包まれている。髪は短め、あれはシャギーボブというのだろうか。前髪は斜め左分け。ここまでで特に変わった点は無い。だが問題は顔だ。いや、綺麗な人ではある。目つきは鋭く男勝りな印象を受けるが、十分美人と言えよう。ともすれば……彼女の化粧が問題だった。

 両目の周囲に青いアイシャドウを塗っているのだ。その範囲が広くて私は驚いた。瞼の陰影を際立たせる効果や顔の立体的印象を与える効果など無視したように。それはもう化粧というよりフェイスペイントと言っても過言ではないように。

 パンダ――と、そう表現しようと試みたが、何故かパンダのようには見えない。自分でも訳が分からないが、とにかく彼女に似合ってしまっているのだ。奇抜な化粧でも似合う彼女の顔立ちを、畜生、羨ましく思った。私は女なので確信は持てないけれど、なんかこう、こういう女性に蔑むように見下されて喜ぶ者も居そうだ。私は何を考えているのか。


 えー、対象は変わりましてもう一人の女性。


 こちらは派手な化粧など施しておらず、質素な美しさがあった。アイシャドウの女性とは全く異なる。

 長い髪を三つ編みで一つに纏め、クラシックなロングワンピースを纏っている。そして……その上に家庭用のエプロンを掛けていた。表情は穏やかで、若干垂れ目気味だ。相方と話してはころころと可愛らしい笑顔を零している。なんだか母性溢れる印象を受けた。

 

 待て。人間観察をしている場合じゃない。

 つい観察させられる容姿を目の当たりにした所為で、思考を持っていかれた。


 私は誰にも悟られぬよう、もう一度、自分のバッグの中へ手を入れる。どこを撫でてもあるべき感触が無い。小さな折り畳みナイフといえど、さすがにこれだけ手探れば――結論を出す段階だ。いつまでも中を探してたって見つかりっこないんだ。

 武器を無くした。

 車両の中に置き忘れたのか? と思ったが、私は席を立つ際は自分の座っていた場所を確認する癖が付いている。それはないだろう。

 うっかり落としたか? それこそ有り得ない。私の武器――鎖黒(トザクロ)は貴重な物だ。バッグの中に備わっている内ポケットの中に入れていたから、落ちる事はまずない。

 電車に乗り、一息ついた際に鎖黒があるのを一度確認している。

 さっさと結論を出すべきだな。ようは……盗まれたんだ。御丁寧に内ポケットのボタンが外されているのだから、最初からそう思ったさ……。

 ならば盗んだのは行動を共にした三桜――ではない。サラリーマン含む私の近くに座っていた奴らには警戒していたので、バッグに手を伸ばせた奴は居ない。

 盗まれたのは一号車両を降りてからに違いない。

 最後尾で事件が起きたという情報に意識が集中してしまい、そこから私の周囲に対する注意力は散漫になっていた。何故なら殺気や怪しげな気配を身に纏っているのはむしろ私や三桜の方だったのだから。ホームに溢れかえる乗客達を避け、八号車の光景を目にした時などバッグを抱えている感覚すら失せていたと思う。三桜が私の目の前で肉塊を弄っていた時もだ。あのタイミングなら十分、私のバッグの中に手を突っ込んで漁る事が可能だ。我ながら間抜けで恥ずかしい話だが、自信を持って言える。

 ぐうう、犯人を捜そうにも……容疑者はホーム内の奴ら全員。それならまだ良い。あれから時間が経ってしまった。つまり頭が正常な奴なら、とっくに逃げてしまっているということだ!


 鎖黒が無ければ私は無力だ。

 三桜に言わせれば、ただの弱肉だ。いや、三桜は今もそう思っているだろうけど。

 本当の弱肉になってしまった私は、もう並折に居る。危険だ。引き返すか?

 冗談じゃない!

 なんとか鎖黒を取り戻さないと。手掛かりなんて無いけれど。それまでは――極力、目立たないように立ち回ろう。うん、それは最初からそのつもりだったけど。


 密かに胸の内で悲鳴を上げる私の元へ、三桜が戻ってきた。


「おい柘榴」

「弱肉で良いわよ……」

「はあ?」

 気味の悪いものでも見るように眉をひそめた三桜は続ける。

「あの連中、結界寮だ」

「なにそれ」

「き、貴様は、そんな事も知らずに此処へ来たのか」


 悪かったね。私は純血一族という大きな組織に属す三桜とは違う。

 三桜は簡単に結界寮と呼ばれる連中について教えてくれた。


「結界寮ってのは数年前から並折にできた、文字通りの寮だよ。そこらへんの宿と一緒さ。そこらへんの宿と違うのは、その性質。結界寮は、表で言うところの警察みたいなもんだな」

「警察? ああ、普通の警察機関じゃ並折は仕切れないもんね」

「そう。異常超常、裏稼業、そんな連中の集まる並折は放っておけば無法地帯だ。だから結界寮が並折の監視、管理を始めた。とはいえ警察とじゃ全く仕組みが違うがね」

「だってその、普通じゃ警察でも抑えられない連中――三桜も含む超常ってのを抑えられるから成り立っているんでしょ? どうやって?」

「結界寮の住人達が力を振るうのさ。私様の知る限りでは『結界屋』『傀儡屋』なんて希少な裏稼業も結界寮には居るらしい。おまけに管理人は以前、世界危険勢力の一員として名を馳せていたという噂もある」


 ……結界屋も傀儡屋も世界危険勢力同士の抗争に駆り出されるような裏稼業だぞ。警察に例えるより軍隊に例えた方が適切じゃないか。いくら並折といえども、そんな奴らが目を光らせては無法とは縁遠くなる。

 そして、世界危険勢力の元構成員の存在。

 成程……純血一族ほどの組織が大々的に手を出さない事実に納得した。並折の街は既に一勢力として完成しているのだ。これは三桜でも迂闊に目立つ行動はできまい。


「で、今あそこの結界寮ボーイに話を聞いてきたんだけど」

 三桜は先程まで話をしていたニット帽の青年を親指で示す。

「あいつらもこの駅を調べに来て、八号車両惨殺事件に遭遇したそうだ。電車が停止してそれほど時間が経っていないうちにだぞ? どうやら結界屋の感知結界は並折全体を覆っているらしいな。街中に結界寮の目があるようなもんだ」


 ……うん? 今の話、ちょっと引っかかる。

 三桜は当たり前のように話しているけど、結界寮の連中は八号車両の事件を感知して此処へ来たわけではないのか?

 そのまま疑問を彼女にぶつけてみると、あっさり頷かれた。


「結界屋が感知するのは刃物や銃火器等の危険物なんだとよ。今回の場合、屋外――しかも駅で反応があった。んで異常の可能性ありと判断したから来たそうな」


 まさか。

 結界屋が感知したのって、私の折り畳みナイフ?

 もしそうだとしたら、結界屋なら私のナイフの在処がわかるかもしれない!

 暗闇の中に光明が差し込み、なんとか結界寮の連中と関わることはできないものかと彼らの方を見やる。


 結界寮の三人は、この場を去ろうとしていた。

 二人の女性と青年が何かを話している。


「小僧! 車両の中身はもういい。私と林檎(りんご)は、これをやった奴を追う」

 アイシャドウの女は、見た目通り気の強い人物だった。

 小僧と呼ばれた青年は困ったように腰に手を当てる。

(そよぎ)さん、いい加減その小僧って呼び方やめてくださいよ」

 どうやらアイシャドウの女は、梵という名前らしい。もう一人は林檎か。

「うるさい。私は気に入った奴しか名前で呼ばん。お前なんか小僧だ小僧」

 悪戯っぽくしかめっ面で舌を出す梵という女の横で、もう一人の温厚そうな女性――林檎が青年を宥めている。

「ごめんね伊佐乃君、梵ちゃんってこういう子だから……許してね」

「むう」

 明朗と呼ばれた青年は、ふてくされたように口をすぼめていたが、林檎に言われるとすぐに顔が緩んだ。わかりやすい男だ。いや、私もあの林檎という女に見つめられて頼み事でもされたら聞き入れてしまうかもしれない。

「まあ……いつもの事なので気にしてないですよ。梵さんと林檎さんはこのまま追跡を続けるんですね。じゃあ僕は?」

「要らん」

 梵が吐き捨てるように言うと、明朗はにこやかに笑いながらも青筋を立てた。

「ああ、そうっすか!」


 梵は明朗を無視してそのまま改札出口へ足を踏み出す。

 隣で二人のやり取りを見ていた林檎は明朗にもう一度「ごめんね」と言い、梵に追従した。林檎が両手で梵の腕にしがみつく様は、まるで恋人のようだ。この女性同士は仲が良いらしい。

 そのまま後ろ姿を目で追い、二人が改札を出たところで――どうやら彼女達は仲が良いどころではなさそうだと思った。

 女同士のキスなんて初めて見たよ私。

 あの二人は行ってしまい、残された明朗は目的を失ってしまったので呆然とその場に突っ立ったままだ。


 ようやく駅の前に数台のパトカーや救急車が停まり、警官が何人もホームへと駆け込んで来るようになった。どうせ全ては結界都市によって徒労に終わるのだろうが。御苦労様だ。

 幸い――ではないが、私は持っていた唯一の武器を盗まれてしまったので聴取を受けても問題は無い。が、三桜がどう動くかわかったものではないので早々に立ち去った方が良さそうだ。

「三桜、行こう」

 まだ明朗の方を見ながら、隣に居る筈の三桜へ声を掛けた。

 しかし返事は無い。

「三桜?」

 視線を隣へ向けると、彼女の姿は無かった。

 見回すと、三桜は少し離れた場所で背を丸めてホームの地面を凝視していた。ポケットに両手を突っ込んで誰かに話しかけている。横で同じく背を丸めている女性に絡んでいるのか。あっちへチョロチョロこっちへチョロチョロと、忙しない女だ。

 それにしても二人合わせて実に奇妙な光景だった。


「――なに? 何か美味いもんでも落ちてんの?」

「――い、いえ。指輪……指輪を無くしてしまって」

「――どんな?」

「――玩具の指輪なんですけど……」

「――オモチャだあ? そんなもん必死に探してんの? 貴様」

「――大切な物なんです!」

「――あ、そう。そんでこの辺に落としたの?」

「――多分……この辺りじゃないかと」

「――この辺?」

「――はい」

「――どの電車から降りたの?」

「――え。あっちの……路面電車です」


 路面電車? ああ、たしか並折を走るのは路面電車だったっけ。きのえと駅含む四つの駅を繋ぐ路線かな。


「――どこ行ってたの?」

「――お墓参りです」

「――誰のお墓?」

「――妹のです……」

「――あ、そ。墓地ってどこにあるの?」

「――つちのえと駅を降りてすぐですよ」


 それにしてもしつけえ女だ……指輪を探す女性もさぞ迷惑だろう。

 誰のお墓? ってお前全く関係ないじゃん。


「――ふーん。あっ、もしかして。『その落とした指輪は妹から貰った物なんです』とか言うなよ? 言うなよ? 絶対だぞ?」

「――妹から貰った物ですよ」

「――言っちゃった! 言っちゃったー!」


 お前誰だよ本当に鬱陶しいな。

 いきなり話し掛けてきたかと思えば質問の嵐。しかもその内容は実にどうでも良いものばかり。そんなに暇なら他を当たれ。

 お前が背中を丸めているのはどうせ指輪探しを手伝う為じゃないだろう。寄せた胸を通行人に見せて反応を楽しんでいる事くらい気付いているんじゃこの雌狐が。

 以上、女性の心中を代弁。


「――妹可愛かった?」

「――ええ、とても」

「――そっか」

「――あ。そういえばまだ倉庫に写真を残してあるかも……」

「――倉庫?」

「――ええ。はぁ……これからまだ掃除があるというのに……」

「――掃除? どこの」

「――宿です宿。使っていないんですけどね、定期的に手入れしないと……」

「――えっ、マジ? 宿? 貴様の?」


 三桜の目の色が変わった。私の目の色も変わっている筈だ。

 そう。私達はまだ住む場所を決めていない。三桜の頑張りどころだ。


「――私様達、まだこの街に来たばかりでさぁ」

「――はあ。そうなんですか、ようこそ」

「――こう見えて体力には自信がある!」

「――ふふ、そう見えます。素敵な身体つきです」

「――だから、私様が一緒に指輪を探してあげるよ」

「――本当ですか? 有難うございます!」

「――うん、それでさ、貴様の空き宿を借りたいんだけど」

「――宿をですか?」

「――うん、拒否したら殺す」


 うん、最後が駄目。最後だけが駄目。大変残念です。

 宿を借りるまでの流れを上手く形成していったにも関わらず、最後が極端に駄目。

 女性は三桜の言葉を冗談と捉えたようで、笑っていた。


「――あら、それでは拒否できませんね……」

「――だろう?」

「――構いませんよ、宿の掃除もして頂けると助かります」

「――任せておけ」

「――では、指輪探しを続けましょう」

「――任せておけ」

「――ああ、申し遅れました。私、矢神聖歌(やがみせいか)と申します」

「――私様は守野三桜」


 交渉成立だ。よくやった三桜、宿を確保できたぞ。

 あとは指輪探しを頑張れ。


 さて……私は――、

「宿が決まったようで良かったね」

 振り向くと顔の前に明朗青年の姿があった。私と同様、三桜と聖歌のやりとりを見ていたらしい。

 たしか結界寮の住人だったな。好都合だ。この男と親交を深めておけば結界屋へと辿り着けるかもしれない。そして鎖黒の在処を突き止めるのだ。

「うん、ひとまず落ち着く場所が決まった」

「まあ、僕が結界寮を紹介してあげても良かったんだけど……」

 何? 馬鹿三桜め、余計な交渉をしやがって。

「結界寮って、あたし達でも住めるのか?」

「あはは、冗談だよ。君達が平穏を望むのなら、結界寮は避けた方が良いからね。特に此処へやってくる人ってのは、逃亡者が多い。だから無闇に誘ったりしないよ」

 ち、それもそうか。結界寮の住人になるって事は、その特性上この街に蔓延る危険と向き合わなければいけない。鎖黒の無い私には荷が重い。

 いや待て。ならこの青年も――?

「明朗君だったよね、君も結界寮の仕事を手伝う身なんでしょ?」

「明朗でいいよ。うん、そうそう、結界寮の仕事を手伝ってる。でもって、君の言いたい事はわかる。僕も相応の力を有するのか? って事だろ」

 その通り。

「僕は梵さん達のパシリだからねぇ……危険に見舞われたら、あの人達の影に隠れてるような奴さ。結界寮でもそんな奴、僕くらいだよ」

 明朗は苦々しく笑った。つまり無能って事か? よく生きていられるものだ。いやむしろ、よくそれで結界寮に住もうと思えたものだ。

「ん、まあ、つまりそういう事だから。僕みたいなのは例外。君は宿を見つけられたのだから、そっちに住むべきだよ」

 だろうね。鎖黒はなるべく自力で見つけるようにしよう。

 結界寮には関わらない方が良い。


「あ。改めて自己紹介するよ。僕の名前は、明朗!」

 ちょっと待て。自己紹介? いやいや、だって私はもう結界寮には――、

「君の名前は?」

「……天宮柘榴」

 いやほんと無駄でしょこの自己紹介。

要らないでしょこのやりとり。

「あまみや……ざくろ?」

「うん」

「ざくろって、あの柘榴?」

「そう、あの柘榴」

「学名プニカグラナタム、開花時期は六月上旬から七月下旬というザクロ科ザクロ属の、あの柘榴?」

「そうだよ」

 どこかの資料から一文を引き抜いてきたような確認方法は何?

 とりあえず相槌を打っておいたが、私は人間であり果実ではない。名前が果実と同じというだけだ。いちいち確認する事でもないけどさ。

 私の名前のどこに惹かれる部分があるのか皆目見当がつかない。しかし明朗の感性のどこかに引っ掛かったのだろう。彼の表情は花が咲いたように明るくなっていた。


「ねえねえ、僕も君たちの宿へ遊びに行ってもいい?」

 明朗はいきなり無邪気にとんでもない提案を持ち掛けてきた。

 いやお前……だからね、たった今、結界寮に関わらない方が良いという結論を出したのに。というか平穏を望むなら云々――と、こいつ自身が言っていたではないか。

「いいでしょ? ちゃんと、あっちのお姉さんにも了承を貰うから」

 そう言って三桜を指差す。彼の頭の中では、きっと愉快なBGMでも流れているのだろう。やたら上機嫌だ。

 脳内ライブ会場こと明朗。

 彼は、聖歌と共にホームの床を睨み続ける三桜の方へ軽快な足取りで近付いてゆき、私の時と同様に上機嫌のまま交渉を始め、右ストレートを一発貰い、愚鈍な足取りで私の元へ帰ってきた。


「貰ってきたよ」

 パンチをね。


「拳に了承の意を乗せて僕に渡したんだよ」

「おめでたい解釈だな」

「万に一つ、百歩譲って、十中一二(十中八九を元にした明朗の造語)、今のがただのパンチだったとしても。これで彼女はパンチ一発分の借りが僕にできてしまったことになる」

「質の悪い解釈だな」

 最早付いてくる気満々である。


 そしてこの後、一時間近く聖歌と三桜は指輪を探していたが――結局見つからなかった。


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