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PUNICA【I-miss-you】1


――三百九十五番目の私はせっかちさん。焦って走って迅速に。

――足元よりも前を見て。あちらこちらに目だけを向けて。

――時間を割くこと最優先。だってはやく帰りたいから。

――だからみんなを信頼しきって。あっさり足元すくわれて。

――なんの成果も挙げられないまま。

――顔を潰されて死にました。


――三百九十六番目の私は臆病さん。ゆっくりそっと冷静に。

――どれだけ時間を掛けてもいい。あちらこちらに恐れを抱いて。

――自分の安全最優先。だって死んだら悔しいから。

――やっぱりみんなを信頼しきって。やっぱりあっさりすくわれて。

――なんの成果も挙げられないまま。

――次の私に襲われました。


――三百九十七番目の私は狡猾さん。するりと駆けて冷酷に。

――判断素早く落ち着いて。あちらこちらの把握に努めて。

――完全無欠の最優秀。だってそれが理だから。

――そしてみんなを信頼させて。あっさり足元切り捨てて。

――遂に成果を挙げられるのか。

――あとは私の運次第。


                      

PUNICA【I-miss-you】


  ◆  ◆  ◆



 うぶぶ。

 ただ「ううう」と唸るだけなのに、唇が震えてこんな声になる。

 さむい。さぶい。


「さぶぶ」


 これは言ってみたかっただけ。

 たった一人分だというのに無駄に広い羽田立荘の中でこなす洗濯は手間が掛かる。

 地球の温度が高くなっているとニュースではもっぱら話題だが、冬という季節はやっぱりやってきたし、雪もちゃっかり降りやがる。

 洗濯物を干し終えた私はロビーで大きなストーブの前に立ち、赤くかじかんだ手をすり合わせていた。

 ストーブは先月倉庫から引っ張り出してきた。急に寒くなった時に明朗を呼びつけて相談したところ、大きな業務用の石油ストーブが倉庫にあると言って出してくれたのだ。そうよ私が出したわけじゃないのよ。

 とにかくこれは有難かった。ついでに私の部屋の分も出してもらったし。

 夏に三桜が冷房を取り付けてくれたのだが、どうせなら冷暖房でお願いしたかったな。と、今更思ってみるもあいつ自身は寒さに強いと言っていたので無駄だったかもしれない。

はい後悔してももう遅い。

 あー寒い寒い。寒い。

 特に考える事がないとこの単語ばかり反芻してしまうのは宜しくないな。

 冷えた手が温まるまで、ロビー備え付けのテレビを見ることにした。

 リモコンが見つからないのでダッシュでテレビの電源を入れてダッシュでストーブ前まで戻ってくる。私ってこんなに素早く動けたのか、と自分で驚く。

 最初に映ったのはコマーシャル。もう目に焼き付くくらい見たぞこれ。

 地上デジタルなんたらがなんたらで、アナログがどうたら、ってやつ。日本国民全員がなにやら一斉になんかするらしい。大変な国ね。

 ニュースが始まった。私はあまりバラエティ番組というのは見ない。というかテレビだって日本に来て初めて見た。最初は聖歌に電源の入れ方から教えてもらった。

 私がバラエティを見ないのは、嫌な思い出があるからだ。

 一度、夜中にここで三桜と一緒に見たのだが、なにかやたら面白かったので笑ってしまったのだ。私は声に出して大笑いとかあまりしたことがなかったので、「へひひ」みたいな、変な声が出てしまった。

 それから一週間くらい三桜にからかわれ続けたという最悪の思い出。思い出しただけで穴があったら引っ込みたくなる。

 封印!

 で、私はニュースを好んでみるようになったわけだが、なんというか、テレビで情報を収集するのは効率性に欠けるような気がするのね。

 瑠架子も言っていたんだけど、インターネットの方が情報掲載量が圧倒的に豊富なのよ。まあ私にはそれをする環境が無いのでテレビの説明を聞くしかできないんだけど。

 いやそもそも私が表社会の状勢を知ったところでどうにもならない。

 自覚しつつも視聴継続。

 どこぞの県知事が逮捕されて、新しい知事に芸能人が立候補を表明したとか言ってる。

 その芸名を聞いてちょっと頬がにやついたのが悔しかった。


「はあ、食事済んだし洗濯終わったし、次は……」


 掃除だ。ロビーと廊下のモップ掛け。

 これ怠るとすぐに埃が溜まる。

 掃除係だった三桜が四日間サボったらなかなかの埃量になったのを覚えている。

 だから三日もしくは二日に一度は掃除しなきゃいけない。

 タートルネックに首をうずめ、両手を脇の下に差し込んで移動することにした。


 バケツいっぱいに溜まった水を、えんやこらとロビーまで運び、モップを肩に乗せたまま一休み。もうこれだけで一仕事終えた感覚なんだけど。

 とぷん、とモップを水に浸した時、羽田立荘の外に人の気配を感じた。

 走っているらしきリズムの良い足音が近づき、私は玄関が開くまでそちらを見続けた。


「おはようクロちゃん!」

「おはよう明朗」


 挨拶するなり(というか挨拶しながら)彼はロビーまで駆け上がり、ストーブの前に陣取った。結界寮があるという《かのえと》から寒い中を来たのだから無理もない。

 私もバケツごとモップを隅に移動させ、畳敷きのスペースに座る。

 炬燵。という、テーブルと布団が合体した日本文明の結晶が置いてあるのだ。


「明朗も入りなよ。あったまってるよ」


 促すと彼は飛び込むように炬燵の中へ足を入れた。挙動が猫みたいだ。

 彼は一度だけ立てかけたモップの方に視線を送り、掃除はいいのかと言いたそうだったが、結局何も言わずへらっと笑って私の顔に視線を移した。

 半年くらい前までは明朗が来るたびに何をしに来たのか尋ねたものだが、大抵は特に理由がないので今では訊かない。ただこうして会いに来てくれることが、私としても嬉しかったりするのだ。

 彼はマフラーを外して炬燵の上に置いたが、ニット帽と耳当てを外す前に蜜柑の入った皿に気付き手を伸ばしていた。


「すっかり冬ですなあクロさんや」

「そうですなあ明朗じいさん」


 口をへの字にしてヨボヨボ声を出す彼に合わせて、私もいつもより穏やかな口調で言う。

 老人になりきっている彼は水滴の張り付いた窓から外を眺め、林の木々を見つめた。霜が溶けて葉を伝い、ぴちょんぴちょんと一定のリズムで落下する様子を、二人でぼんやり観察した。


「ところでクロさんや」

「なんですかな?」

「飯はまだかの」

「食べてこいや!」


 柘榴婆さんは若返った。

 仕方ないのでお昼に食べようと思っていた朝食の残り(昨晩の残りのシチュー)を温めて出してやった。

 食事が目の前にやってくると明朗も若返り、外を眺めていたあの落ち着きはどこへやら、スプーン片手に大はしゃぎした。

 こいつはよく食事の時にはしゃぐ男だ。


「やったね! クリームシチューだ!」

「毎度毎度、そんな一皿でよく大喜びできるよね」

「ええ? だって僕の好物じゃないか」

「嘘でしょ」

「嘘じゃないよ。羽田立荘に来ると高い確率でクリームシチューが食べられるのは嬉しいよ」

「高い確率って……」

「大体週に三回はクリームシチューだよね! 最高だね!」


 あれ。そんなに頻繁に食べてたっけ。


「夏なんて、三桜さん涙目になってたよ。『これは絶対に私様への嫌がらせなんだ。私様が綺麗すぎるからいけないんだ』とか言って」


 うわ、私もちょっと覚えてる。


「なんだー、てっきり僕の為に作ってくれていたんだと思っていたよ」

「なななんであんたの為に週三ペースでクリームシチュー作らなきゃいけないのよ。そもそも明朗の好物なんて聞いたことなかったし」

「あれれ、そうだっけ。ごちそうさま!」


 食べ終わるの早すぎるでしょ!

 明朗はダッシュで台所に皿を片付けに行き、ダッシュで炬燵に戻ってきた。こいつもこんなに素早い動きができたのね。

 勢いよく炬燵の中へ突っ込んできた明朗の足が私の足に当たり、文句を言うと、彼は悪戯っぽく笑いながら指で足の裏をくすぐってきた。


「ちょ、ちょっとやめなさいよ」

「うりうりー」

「もう!」


 足を引っ込めて胡坐をかく。

 精神年齢が三桜並に低い男なのだ。もしかしたら三桜よりも低いかもしれない。

 呆れながら蜜柑の皮を剥いていると、明朗は両腕を台の上に乗せてこちらの顔を窺ってきた。


「クロちゃんさ」

「なによ」

「そろそろ、居を移さない?」

「なんでよ。そもそもどこへ行けってのよ」

「結界寮」

「ふざけないで」


 悪い冗談だ。

 そう思ったが、彼はわりと本気のようだった。


「羽田立荘は広すぎるよ、掃除だけでも大変でしょ。結界寮なら炊事洗濯掃除は林檎さんがやってくれるから楽だと思うんだ。クロちゃんが並折にどんな目的で来たのか僕は知らない。けどさ、進展してないでしょ。結界寮ならクロちゃんの目的を果たすために力になれる人材が揃っていると思う」


 蜜柑を一摘まみし、口に放りながら片耳に聞いていた私は溜息が出た。


「そもそもあたしは結界寮と関わりたくないの」

「……危ないから?」

「そうよ。明朗は上手に立ち回っているから平気なんでしょうけど、あたしはそんな自信ないわ。それに結界寮に入るってことは、その仕事を手伝わなきゃいけないでしょ。危険に自分から首を突っ込むなんて、御免よ」


 何度も思ったことだし、明朗にだってわかっていることだ。

 本当は私の方が言いたいくらいだ。『明朗、結界寮なんて抜けて、羽田立荘にいらっしゃいよ』と。

 羽田立荘は明朗が管理する結界寮の施設なのだから言っていることは無茶苦茶だし、現在の私は既に結界寮と関わりを持っている。でも私が言いたいのは住む場所云々じゃあない……つまり、その、うん。

 なんだか私自身が矛盾していて頭がこんがらがってきた。


「僕にはどうしてクロちゃんがそこまで警戒するのかわからないよ。結界寮と関わっても関わらなくてもこの街に居る以上、リスクは誰もが等しく背負うもの。結界寮の仕事だって、適材適務の方針を続けている。つまり優秀な人ほど危険な任務に就く場合が多いんだ」


 リスクの分散? いや、調整か。

 優秀な人間ほどリスクの大きな任務に就かせるなんて、それこそ駒の証明だ。好んで危険に飛び込みたがる奴なんて、そりゃ居るわけないか。


「カザラさん覚えてる? 彼は優秀だった。だから式神侵入の時だって僕みたいな無力な奴に付き添うツーマンセルの行動を命じられていたんだ。聖歌さんも単独行動を許された数少ない者の一人だった。彼女の能力を踏まえた上で、どんな危険な状況や侵入者に遭遇するかわからないこの街で自由行動を許可されたんだ。彼女もそれを希望していたし。僕が言いたいのは、この街のどこにも安全な場所なんてないってことだよ」

「等しく危険で、結界寮がそう調整している、と」

「……侵入者を駆除するのは、そもそも結界寮に対する攻撃を抑制する為だからね。結界寮に影響を及ぼさない程度の連中は、実のところ放置される傾向にある」

「その放置された奴らに結界寮でない者が襲われようと知ったことではない、と。それどころか結界寮の連中が襲うことだってあるわよね」

「……そういう仕組みさ。暴れたい奴は結界寮に所属した方が好き放題暴れられる。管理統治なんて言ってるけど、結局のところ表側――一般人を守る気なんてさらさらないんだよ。最優先は勢力の維持と拡大。この羽田立荘だって……僕が梵さんと林檎さんに頼んで結界寮管理下の建物ということにしてもらった。そうでなければ今頃はとっくに荒らされ放題だったよ」


 なんとなくわかっていた。

 私が今生きていられるのは、私が警戒しているからじゃない。

 明朗が守ってくれているからなんじゃないかって。

 だから明朗がどうしてこんな話を持ち出したのか理解した。

 結局、今の私は結界寮の管理下に置かれているのだ。建物が壊れたら統界執行員が直しに来てくれるし、御渡瑠架子が見回りに定期的に立ち寄ってくれた。織神楽響の時もカザラ・イグニールが救出に駆けつけてくれた。

 それは明朗が結界寮に所属していて、その明朗が羽田立荘の管理を任されているからなのだ。

 私はそこに住まう誰かにすぎない。

 リスクはどこに居ても同じ。ならば結界寮から距離のある場所で暮らすよりも、結界寮直下で暮らす方がまだ安全であり、どんなに異常な性格でも仲間として協力関係になる豊富な能力者たちを利用できた方が得策ではないか。明朗の提案は、つまりそういうことだった。


 蜜柑をもう一つ摘まみ、口に放る。


「はあ。危険はどこに居ても同じって言われたら、あたしは何も言えないわ」

「ふふふ」

「でもやっぱり、ここを離れたくはないかな」

「そうだよね。クロちゃんは、危険とか抜きにしてここに居たい理由がある」


 む、と動かす口を止めて明朗を見る。

 彼も私と同じように蜜柑を口に放り、剥いた皮を手で弄んでいた。


「本音は、三桜さんを待っているんでしょ?」

「……」

「あはは、やっぱりそうなんだね。結界寮側の人間なら『くだらない理由』と口々に言うだろうけど、僕は好きだよ」


 やっぱりとは?

 無言を肯定と解釈されたのか?

 いや、私は、呆気にとられたのだ。明朗は私の気持ちを言い当てたのではなく、自分でもわからなかった答えを彼が出してしまった。

 蒙昧と心の中に残るここを離れたくないという気持ちに理由を設けるなら、それだった。

三桜を待っているから。

 そんなわけない、と即否定する余裕もなく、自分で驚いている。

 私自身、納得してしまったから。

 特にこれといった理由も明示せず、明朗の移住という提案を拒み続けていたのは、自分でもわかっていた筈のそれを否定したがる感情によって抑制され、無意識化していたということか。


「どうしてあたしが三桜を待ち続けていると思うの?」


 おかしいでしょ。私自身もおかしいと思うもの。

 あいつは純血一族で、一緒に行動すればそりゃあ危険回避の手段にもなるわ。でも同時にリスクを招く人物でもある。それならリスク回避を優先する私の思考が、あいつとの再会を望むわけがない。


「だってクロちゃん、今でこそ戻ってきたけど三桜さんが居なくなった直後は表情が暗かったよ?」

「あたしが? まさか!」

「聖歌さんが居なくなった時も少し表情が暗くなったけど、それからすぐに三桜さんも居なくなって、一人になってからのクロちゃんの姿はとても心配だった。食事を用意しすぎちゃって、僕が呼ばれることも多かった」


 そうだったっけ。

 そうだったかもしれない。


「三桜さんのこと好き?」


 蜜柑の果汁が口から噴き出た。


「ば、馬鹿じゃないのっ? あたしは女、あいつも女! そんな感情あるわけないでしょ!」


 ハンカチで明朗の顔を拭くと、彼はトマトのように真っ赤な顔になって手を素早く振った。


「そそそ、そういう意味で言ったんじゃないよ! ほら、二人は仲が良かったから、友達――そう、友達として好きなのか訊いただけだよ!」

「え、あ、友達? そうね……」


 と、言われても。

 三桜って友人だっけ?

 というか友人というのは、仲が良いから友人なんでしょ。私と三桜はべつに仲なんて良くなかったわよ。他人を弱肉呼ばわりするしデリカシーに欠けるし、新聞を読む時も邪魔してきて鬱陶しかった。

 三桜を友達だと思ったことはない。

 でももう一度会いたいと思うこの感情はなに?

 はい、また謎が生まれました。


「まったく……明朗があたしと三桜を見てそんなことを思っていたなんて驚きよ」

「だから違うってば! そりゃあ梵さんと林檎さんを見ていればそういう世界もあるんだなぁ、って思うけどさ」

「あたしは同性を好きになったりしない! と思う!」


 そもそも番姉さんの部屋が唯一の世界だった私は、異性と仲良くなることだって無かったのに。好きだのなんだのと、そこまで経験があるわけじゃないのよ。

 だから……そうね。興味がないわけではない。

 多少は自由になって、経験してみたいとも思った。

 その、恋、とか。

 知識はある。どういうものかもわかっているつもりだ。でも実際には、それがどんな状態になって恋と呼ぶのかまではわからない。

 蜜柑の残りひとかけらと口に放り、全力で無表情を保ちそっけない振りをしつつ明朗へ提案することにした。


「ね、ねえ明朗」

「うん?」

「デートしよっか」

「ぶほっ!」


 明朗の口から蜜柑の果汁が噴き出し、私の顔にかかった。

 彼は自分の口元を拭くより先に、傍にあったティッシュで私の顔を拭いてくれた。

 その間も私はずっと横を向いて頬杖を付いていて、自分で言ったくせに動揺のあまり顔に果汁がかかったことなど気にもしておらず、明朗の言葉をひたすら待つばかりだった。

 彼は気管に異物が入ったのか、むせ込みながら何かを言おうと必死だ。


「げほっ、げほっ! あー、けほっ」

「……」

「うん行こう」


 咳込んだ割にはあまりにもあっさりと言いやがったので、腕から頬がずり落ちた。

 もっとこう、寒いから嫌だとか、炬燵でくつろいでいたいとか、面倒がられると思っていたけど……。

 そんなことはなく明朗はさっさと立ち上がってしまい、言い出しっぺのこちらが驚いて硬直している。


「クロちゃんいつも買い物はひのえと商店街でしてるでしょ?」

「あ、うん。あそこで十分揃うから……」

「じゃあ今日は、その奥のもっと新しいところへ行こうよ!」

「新しいところ」

「そうそう。ショッピングモールだってあるよ! 一緒に見て回ろう!」

「は、はい」


 即決。即行動。

 明朗に引かれるまま、寒さも忘れて炬燵を抜け出し、急いで支度をする。

 私が部屋に戻っている間、明朗は羽田立荘の戸締りを確認してくれた。

 まったく、何度も言うが、気の回る男だ。

 私は無駄に何度も鏡なんか見たりして、やたら遅い支度だったというのに。


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