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プロローグ
短編以外を投稿するのは初めてなので、おかしな部分があるかもしれませんが、良ければお付き合いください。
メールというのは、どんな時に使うだろうか。
企業広告、サブスクの通知、アカウント作成、学校の情報、会社の連絡。
今の常識だと、こんなところだろうか。
今どき、メールを使って友達と連絡なんて、珍しい部類に入る。
今はもっと簡単にやり取りが出来るメッセージアプリが主流。
でもそんな時代に、俺たちはメールで繋がった。
傷だらけの心を抱え、癒えることなく生きていくのだと思っていたところに、亡者が置いていった忘れ物がこんな奇跡を起こすなんて、誰が想像出来ただろうか。
これは同じ傷を抱えた俺たちの、秘密の現実逃避。




