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Chronosphere 〜貴方を殺めた世界に、花束を〜  作者: サム
第六章「王都編」
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Episode63「代償」

王国兵たちを説得することには成功したものの、代償はあまりに大きかった。


カイルは深く切りつけられ、まともに動くことすらできないほどの重傷を負った。

ノア、ローラ、エリスもカイルを庇った際に傷を負い、体中傷だらけの状態だった。


「……クソッ、動かねぇ……!」

主戦力である彼が戦えない以上、これからの行動にも大きな影響が出ることは間違いない。


だが、王国兵たちはそんな彼らの姿を見て、治療と滞在を特別に許可してくれた。


4人は基地の医療施設で治療を受け、その後、寮の一室に滞在することになった。

兵士たちの目はまだ完全に友好的とは言えないが、敵意はほとんどなくなっていた。


「まさか、王国軍の基地に泊まることになるとはね。」

「皮肉なもんだな…でも、ここでしっかり治さないと話にならねぇ。」


負傷の影響でしばらく戦闘には加われない。

そこで、4人は早期回復を目指して、ハードなリハビリに挑むことを決意する…!


To be continued…

エリスの俊足

ご存知の通り、エリスは神速の足を持つ。


そのスピード、50メートル5.4秒。

小柄な体格からは想像もできないが、脚は無駄なく鍛え抜かれており、

「ムキムキ…というか、美しい筋肉の塊」とノアとカイルは語った。


「いいなぁ、その脚……あたしなんて華奢すぎて風で飛びそう……」

と、ローラが少し羨ましそうにつぶやくことも。


ちなみにエリスは「脚のケアだけは毎日欠かさない」とのこと。

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