Episode5「スカウト」
王都にて、デモスを倒したノアとローラは、魔法の素質を見抜かれ王国軍へとスカウトされるが…
その男に、王国軍本部へと連れて行かれた。
「君たちをここへ連れ込んだのはほかでもない。よければ我が軍に入らないか?」
「えっ?」
ノアとローラは突然の軍へのスカウトに混乱した。
「君たちは魔法術の素質がある。その力を生かして、我が国に貢献してくれないか?」
ノアはしばらくその場で考え込んだ。
「すみません、お断りさせていただきます。」
王国軍に入ったところで真実を知ることができるとは限らない。また、ローラを放って置くわけにもいかないと考え、スカウトを拒否した。その男は口を開いた。
「そうか。非常に残念だが、これは君たちの判断に委ねるつもりだった。じゃあ。」
と言い、王国軍本部から出ていくよう促された。
「ノア、本当によかったの?」
「うん、人を殺すために魔法を習得したわけではなかったからね。それに君が心配だ。」
夕方、二人は王都商店街で買い物をしていた。
「え、何、妖精の涙なんか売ってるんだ…」
「そうよ、これは回復のポーションを醸造するのに使われるのよ。ノア、何も知らないのね。」
「そんなこと初めて知った…」
これから王国を旅する上で、武器や食料は必須だ。買い出しを終えたころには、頭上には一面星空が広がっていた。二人は王都の門をくぐった。王国の旅の始まりである。
翌日、二人は王都から伸びる街道をひたすら南下し続けていた。
「村はないのか…?」
ただひたすらに休息の地を求めて村を探していた。
「絶対あるはず…!」
二人はめげずにひたすら街道を歩き続けた。
20分ほど歩くと、村が見えてきた。カフェで休憩しようとして、角を曲がると全身ボロボロの少年が倒れ込んでいた。
「お、俺には近づくんじゃない… いいから離れてくれ!」
To be continued...




