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Chronosphere 〜貴方を殺めた世界に、花束を〜  作者: サム
第二章「交易都市」
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Episode18「市場騒動」

「ここで死ね! 奴らを消せ!」

サルヴァの部下たちは一気に四人に突進した。

カイルは剣を抜き、叫んだ。

「お前ら、まとめてかかってこい!!」

カイルは華麗な剣捌きで次々と部下たちを倒していった。

「ルーメン・バルティス!!」

ローラは呪文を詠唱し、盾を作り出して防御体制を整えた。ノアは、火属性攻撃で残りの部下に応戦した。

「インフェルノイド・バース!!」

その魔法は部下たちを焼き尽くした。

エリスは盗賊団で養った身体能力を生かし、部下たちを誘き寄せて倒した。


「く、くそっ!こんなところでやられるわけにはいかねぇ!放て!魔獣を!!」

サルヴァはそう叫び、魔獣の檻が開かれた。

「ギャオオオォォン!!!」

それは、羽のないドラゴンのような姿をした恐ろしい魔獣だった。

「なんで市場にこんな化け物がいるのよ!!」

「闇市場には闇がつきものってことだろ。」

「迎え撃つぞ!!」


「ギャオオオオ!」

魔獣は火を吹き、市場中を暴れまわった。

「こ、こいつら… 闇市場がどうなってもいいってことか…?!」

魔獣はさらに火を吹き、あたり一帯地獄のようになっていた。

「こいつ、攻撃力があるだけで動きはとても遅い!後ろに回り込んで倒すぞ!」

ノアの合図でカイルたち三人が後ろに回り込んだ。


だが、それと同時に魔獣が暴れ始め三人は吹き飛ばされた。

「大丈夫か、しっかりしろ!」

「ああ、なんとか…」

闇市場の天井が少しづつ崩れ始めた。

「お、俺の市場が…!」

「悪いが、この市場は今日をもって閉店みたいだな!!」

そう言い、ノアは魔獣に最後の一撃を喰らわせ、倒した。

「ギャオオオオオオオオオオン!」

市場の天井が次々に崩壊し始めた。

「こっちだ!早く脱出するぞ!」

出ると、闇市場は瓦礫の山となっていた…。


To be continued…

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