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Chronosphere 〜貴方を殺めた世界に、花束を〜  作者: サム
第二章「交易都市」
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Episode17「闇市」

「まさか、こんなものまで取引されているなんて…」

四人の顔は青ざめた。 “王国軍の機密情報”が書かれた文書を発見したのだ。そこには王国軍の基地の地図や、重要人物の最近の動向などが記されていた。

「重要人物の動向… スパイがいるってことかしら…?!」

「どうやら俺達は知りすぎてしまったようだ…」

「嘘でしょ…!」

「帝国にも関係あるのか…?」


そして、奇妙なポーションまで置かれてあった。

「ヒョウモンダコの足と砂糖を混ぜたポーション…」

「あ、ありえねえ… こんな危険なものがあるなんて…」


すると、サルヴァが駆け足で入ってきた。

「さっき取引リストを見てきた。お前たちの名前が載っていなかったんだが…?」

またカイルが率先して応じた。

「それはおかしいな。あ、もしかして、あんたの部下がリストの記入を間違えたんじゃないか?」

「そうだといいんだがな…。だが、お前たち話がうますぎる。“ここ”の仕組みを知っていたかのように。」

「…」


お互いに緊張が走る中、ローラのポーチから遺跡で拾った魔導書が落ちた。場内にはゴトッと重い音が響いた。

「ん?なんだそれ?見せろ。」

「ま、まずい…」


「ぼ、ボス… この魔導書は禁書ですぜ!!表じゃまず出回らないようなものです!」

「…やはりな。お前たちは、商人じゃないよな?」

彼の部下たちは一斉に武器を構えた。

「ちっ、ついにバレちまったか。ま、楽な潜入なんかねえよな!!」

「ちょっと暴れるか!!」

ここに闇取引現場を舞台にした、サルヴァVS四人の戦いの幕が上がる!!


To be continued…

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