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Chronosphere 〜貴方を殺めた世界に、花束を〜  作者: サム
第一章「旅立ち、そして仲間」
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Episode13「交易都市 マルカスへ」

マルカスへは特急列車が出ている。一行は最寄りの駅まで歩くことにした。

「特急列車か、久しぶりだ!」

カイルは特急列車に乗った回数が片手で数えられるほどしかないという。

「と、特急列車…」

そう、ノアは列車爆破事件を経験しているので未だに少しトラウマがあるという。

「成るように成るわよ。」


一行が駅についた頃には、既に発車ベルが鳴っていた。

「やっべ、急ぐぞ!!」

なんとか、ドアが閉まるまでに乗ることができた。

「あぶねぇ…」

すると、案内のアナウンスが入った。

「本日は当列車をご利用いただき誠にありがとうございます。この列車はクロノスフィア特急3号、マルカス行きです。終点のマルカスまでは約40分ほどです。」

「40分でつくのか…やっぱ速いな!」

一行が座っているところに、突然紳士がやってきた。

「君たちはどこへ?」

「マルカスです。」

「そうか、食事を奢るから、旅の話を聞かせてくれないか。」

その男は豪華な車内の食事を奢ってくれるという。

「こんな豪華な料理食べるの初めてだ…!ありがとうございます!」


「あ、あの… マルカスについて何か知っていることはありませんか?」

ノアが質問した。

「マルカスか。あそこの街はもう終わりかもしれないな。」

「終わりってどういうことですか…?」

「知らないのかい?あの街の市場の取引は誰かが取り仕切っているって話だ。どうりで物価が高騰してると思ったよ。」

「…」

「最初はただの商人ギルドとかの権力争いだと思ったんだがなあ。どうやらそれではないみたいだ。全くもう…」

一行にまたもや不穏な空気が流れた。

「まあ普通に観光とかをする分には問題ないと思うが、市場に行くときはくれぐれも気をつけるんだぞ。」

To be continued…

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