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【一章完結】CROSS OVER 管理人 ~異世界のお悩みは異世界に解決してもらいましょう!~  作者: マロ
クロスノート その1 魔法の国 vs 現代医療 
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訪問者

ノベルアップにも同作品を載せてますが、内容は少し変更する予定です。

※文章とストーリーが分かりにくいとのご指摘をいただいたので、ただいま改正中です。混乱させてしまった読者さん、本当にごめんなさい。また、改正に伴ってストーリーも変わるかもしれません。(その場合は、別作品として新たに投稿し直します)



              ◇



この世界が平和で素晴らしいものでありますようにー。




そう願ったのは誰だったかー。




どこの国、いつの時代も、人々は己がいる世界がよきものであることを願ってきた。戦争のない、貧困のない、差別のない、平和で穏やかな世界。そんな理想の世界を求めながら、対極にある「争い」が常に繰り返えされてきた。犠牲ゆえに何かを得た世界もあれば、犠牲が浮かばれなかった儚き世界もある。もがき、自らの世界を建て直した世もあれば、なす術もなく世界を崩落させてしまった世もある。


それでも、世界はただ前を向き、その時を進めていった。


誰かが言った。


ー時がすべてを解決する。時さえ経てば、また新しい世界は自ずと産まれてゆくものだーと。



だが、時にすら見放された世界はどうだろうか。最悪の結末を迎えた世界は不変のまま、住民たちは来るはずもない希望を待ちながらその世界を彷徨い続けるのだ。



これは、そんな世界に赴き、その世界を見事変えて見せた少年少女の物語である。


              ◇    



世界のとある場所、あるいは世界のどこでもない場所に一つの世界がある。世界の一部であって、また、世界から離脱したその空間は、明らかに異質な空気を放っている。そのため、そこへ初めて訪れる生命は必ずといってもいいほど、ひどく恐ろしい気持ちになるという。


今回、またそんな空間に訪れた男は、全身を纒う奇妙な空気と、脳内に鳴り響く危険信号とで、ガチガチにその体を固まらせていた。あらゆる五感が、いまいる場所が今まで己がいた世界とは全く異なる世界であることを訴えかける。先ほどから男は、この不気味で薄暗い空間をただひたすら無言で歩いていた。歩を進める度に引き返したいと思えど、己をつれてきた少年少女たちが監視をするかのようにすぐ後ろをピタリとつけてきているものだから、到底それは叶わない。


何もかもが不気味な空間に、男はひゅっと息を飲んだ。


帰りたい、と男は思った。


いつまで経っても拭い去れない不気味な感覚に、男の心のうちに、自然と恐怖心と故郷への愛しさがやどる。 


引き返えそう、とそう男が決意したときだった。


「あー、それは危険っすよ。」


抑揚のない、覇気もない、冷たい声が男の後ろからかけられた。それに男はますます不安を覚える。


「ほら、よく、振り返ったら二度と帰れないとかー。そんな言い伝えあるじゃないっすか。」


「ひっ!」


「いいっすかー。振り返ったり、引き返したりしたらー」


「ひぃっ! 戻れないんですか?」


「いや……それはわからないっす。」


「え?」


「いや、事例がないから。試してみます?」


冗談なのか、そうじゃないのか分からない青年の言葉に、男がぶるぶると頭を横に降る。そんな男を落ち着かせるように青年の右横を歩いていた少女があきれたようにため息をついた。


「依頼人を怖がらせないでください。大丈夫ですよ。ただ、あなたのいた世界とは空気の重さや質感が違うので体が驚いているんでしょう。もう少しで着きますから。」


少女の言葉に依頼者と呼ばれた男はぎゅっと目を瞑ってひたすら道を歩いた。




それから数分後ー。


「つきましたよ。」


少女の言葉に、前方に見えた光に、"依頼者"はほっと息をもらした。どうやら到着したようだと"依頼者"が顔を上げれば、光の中を突き進んだ先に待ち構えていたのは、真っ白い空間だった。


"依頼者"の頭にはてなが浮かぶ。想像していた風景とは違うそれに、"依頼者"が不思議そうに首を傾げた。そんな"依頼者"を見て黒髪の男が「あっ」と声をあげた。


「忘れてたわ……。」


男がそう言って右手を上にかざすと、真っ白い空間に黒い扉が現れた。突然の扉の出現に"依頼者"が驚いていると、その背中を男が押した。


「さぁ、こちらへどうぞ。」


今度は、少女が黒い扉の前で微笑みながら"依頼者"を呼ぶ。とたんに"依頼者"の体に緊張が走った。


いったいこの不思議な空間の向こうに何があるというのかー。

身構える"依頼者"の目に飛び込んで来たのは、ある意味彼の期待を裏切った。なぜなら、変哲のない、いたって普通の木製の部屋が広がっていたのだからー。


              ◇



先ほどの神秘的な空間はいったいなんだったのか、とそうツッコミたくなるようなアットホームな空間で、依頼者は先ほどよりは落ち着いた心で改めて目の前の人間を観察した。


少女の方は、染めたこともなさそうな漆黒の短めの髪をハーフアップにまとめており、さらさらと流れる前髪の隙間からは、これまた美しい真っ黒な瞳が覗いていた。真っ白な小さな顔に整ったパーツがきれいに収まっている。幼さを感じさせる顔つきの割には背丈は結構あるようで、可愛らしい容姿とのギャップに驚かされるが、それでも全く違和感を感じないどころが、独特のオーラさえも滲み出ていた。依頼者は、純粋にきれいだ、と感じた。


青年の方は、紺色のサラサラの髪をしているが、てっぺんの方は少女と同じ黒い色をしていた。染めたのだろうと思われる。なんともいえない黒と紺のコントラストは、なるほど、この男だから似合うのだろう。男も端正な顔をしていた。目は真っ黒な切れ長で、耳にはじゃらじゃらとピアスが揺れている。客観的な評価はイケメンな不良といったところだろう。少女と並ぶといささか身長が低いようだが、男らしいその顔つきのせいか、少女と一緒にいて様になっていた。


だからだろう。依頼者は、二人を見て純粋に思った。


「お似合いだなぁ。」


と。その感想は自然と口を出てしまっていたようで、音となってその場に吐き出された。

 


バキッ。



鈍い音が響く。何事かと依頼者が音の根元に目をやれば、少女の手の中に真っ二つになった元ペンらしきものが握られていた。


「おや。気色悪い言葉に気づいたらペンが真っ二つになってました…」


「もったいねぇな。俺もたぶん同じことしたけど。」


依頼者はとたんに、己が失態を犯してしまったのだと気づいた。その顔からは冷や汗か、うっすら汗が滲んでいた。どうやら、少女と男にとって、その手の話題は地雷だったようだ。


「す、す、すみません。つい。」


「いいんですよ。よく目のおかしい方には言われます。それより、目、お大事に。」


少女がにこりと微笑みながら、毒を吐く。


依頼者が、内心泣きそうになっていると、青年がスマホの画面を差し出した。そこには緑髪のツインテールの美少女が映っている。


「えーっと……。」


「俺の好み。」


「は、はい?」


「俺の好きなタイプまじ天使。横はどっちかといえば堕天使。最悪な誤解。精神崩壊。」


「あなたね……。ま、逆に変なやつに好かれる心配はないようでよかったですよ。」


すかさず毒を吐き返してきた少女に、青年が肩をすくめる。なんていったらいいんだろう、と依頼者が完全に困り果てたときだった。


視界に、おもわずもふりたくなるような真っ白なふわふわが現れた。よく見たら、サングラスをかけた狼犬だ。依頼者が知っている犬とは似ても似つかない大きな体は、しかし、急に目の前に現れたのだ。まるで魔法で出てきたかのような現れ方だったが、依頼者は特にそれには驚かなかった。


「イチ! ケン! また仕事に私情を持ち込んでるのか! いい加減にしろ!」


それよりも、想像したよりも渋い声に、依頼者は驚いた。明らかにミスマッチーいや、一周回ってギャップに牽かれるモフモフに、少女が駆けよっていった。


「My もふもふー!!」


少女がそれに抱きつく。


「なっ、俺はもふもふて名前じゃない! ちょ、助けんか、ケン!」


ケンとよばれた少年は、そのもふもふには興味ないようで、


「んー。おれは爬虫類にしか引かれん。」


と冷たく返事をしていた。


個性的な連中だった。とにかく個性的な人たちと犬だった。依頼者が、何で自分がここにきたんだっけ、と遠い目をしたとき、少女がごほんっと咳をした。


「えーっと、緊張はだいぶ溶けましたか?」


「まさか、僕を気づかって緊張を解そうとしてくださったのですか?」


「……え、ええ。」 


「ありがとうございます。」


青年とワンちゃんの目がじとっとしてたのはきっと気のせいだろう。少女の優しさに依頼者の顔から緊張の色が少しだけ引いたことで、少女たちは再び真剣な顔をして依頼者に向き直った。


「改めて紹介させていただきます。異世界管理社にようこそ。私はイチと申します。」


「俺はケンと呼んでくれ。」


「そして、その子はモフモフです!」


少女の言葉に犬が「違うわ!」とつっこんだが、少女はお構いなしにまた口を開いた。


「それで、改めてあなたの依頼内容ですが、世界を再構築したい、ということで間違いないですか?」


少女の確認に、依頼者は大きく首を縦にふった。先ほどまで、未知の空気、未知の体験に戸惑いの色を隠せなかった依頼者も、今ではすっかり本来の調子を取り戻していた。意思の強い、はっきりとした表情は彼の本来の姿なのだろう。依頼者は強い瞳で少女たちを見つめ、その口を開いた。


「はいっ!私の王国は、勇者によって滅ぼされてしまいました。私を含め、皆が勇者を愛し、信頼していました。そんな勇者がまさか国を滅ぼすとはー」


先ほどまでふざけていた少女と青年は、真面目な表情で依頼者を伺っていた。サングラス犬は机の上で丸くなっていたが、寝ているようで、耳はピンと立っていた。3つの真剣な想いを向けられた依頼者は、それに応えるかのように覚悟を決めた。そして、事の発端を語り出した。



依頼者には、「ルハヤ·サリュート」という名前があった。彼はアラマハラン王国の第三王子として生まれ、だが、王子として彼に求められることは非常に限られていた。優秀だと言われる兄王たちの存在に、国の平和な状況もあって、サリュートがすることはほとんどなかったのだ。第三王子が何もせずとも国は安泰を保つ。小さな国ながら多様な種族が暮らし、種族間の争いもそうそう起きない、魔法が栄えた平和な国だった。


その平和が崩れ始めたのは、未知の病が国中に蔓延しだしたころだった。これまで病というものはいくどとなく国中で見受けられてはいたが、全て回復魔法で事足りるものであったため、それほど病で苦しんだ歴史はなかった。それが、急に魔法では太刀打ちできない病が流行りだしたのだ。


結果として、原因不明の病は魔王の仕業とされ、王国は伝染病の終焉を魔王討伐に結びつけるようになった。すると、たちまち魔王討伐には異世界の力が必要であるという噂が囁かれるようになり、国はその召喚に追われたのだ。今思えば、噂の発生源は定かではない。だが、ゆとりをなくした国のトップたちが、その噂を信じこむのにそうそう時間がかからなかったのは、それが最も扱いやすい思想だったからだろう。


そして勇者が異世界から召喚された。


勇者は求められたまま魔王を倒し、王国には再び平和が訪れた。伝染病の原因は魔王ではない、との声もあったが、その頃には既に少数派の意見だった。勇者は称えられ、国中でもてはやされた。 


しかし、再び別の病が流行することになる。


そうなると、もはや負の根元を擦り付けられるような「魔王」たる存在はない。そもそも魔王が病の原因だったのかも疑われるようになったとき、ヘイトは勇者に向けられるようになった。


焦った勇者は、「魔王」の代わりを立てるようになり、人以外の種族を病の源と指定し、残虐を繰り返すようになったのだ。だが、一向に病は収まらず、次第に王国は種族も激変し、見るに耐えない荒れ地と化した。なす術もなく、国は衰退し、国のトップすら投げやりになる中、サリュートだけは大賢者、女神、精霊といったあらゆる知恵を頼ったのだ。




世界を知り尽くしたと言われている大賢者は言った。


『招かれざる未知なる異変が世界を変えようとしている。この世界の理に反する事態は、この世界の者には解きようがない。』

 


世界を導く者に加護を授けるといわれ、いつしか世界の母と呼ばれるようになった女神は静かに涙を流した。


『我らの世界はすっかり変わってしまいました。それも、わたくしが、勇者どのを信じ、身に余る力を授けてしまったせいでしょう。わたくしは、もはやどの方にお力をお貸しすればいいのかすら分かりません。』

 


不思議な力を多様な種族に与えると言われている精霊たちも静かに首を降った。


『どうしようもないよ。』


『うん、どうしようもない。』


『世界はすっかり混乱してしまった。』


  


サリュートはいろんな種族に話を聞いて回った。だが、打開策は見つからなかった。


そしてあるとき、当てもなく歩き回るサリュートの耳に、とある声が響いてきたのだ。


『異世界管理の力が必要なら、明後日の戌の刻、東の泉にこい。』


意味はよく分からなかったが、サリュートは藁にもすがりたい思いだったため、言われたように泉に向かった。そこでイチとケンに出会ったのだ。


そうして、彼らに連れられるまま、淡い光の中をくぐったのだった。


              ◇


サリュートが話し終えると、イチがティッシュを差し出した。


「?」


「ふいてください。」


「?」


サリュートが訳も分からずティッシュを受けとると、ようやくイチの異図を理解する。サリュートは泣いていたのだ。


「うっ、くうっ、、」


サリュートがそう自覚したときには、もはや彼の涙腺はコントロールできずに、ひたすらその目から涙が零れ落ちていた。


サリュートの泣き声と、謝罪の声のみが静かな空間に響き渡っていた。



「落ち着きました?」 


 

どれくらい立っただろうか。優しい声と甘い香りに、サリュートが顔を上げると、目の前にティーカップを差し出されていた。

不思議そうにカップを見つめるサリュートに、イチが笑った。


「一杯いかがです?信じられないくらいおいしいですよ。」


「え、?」


「アールグレイです。ご安心ください。こちらのものを口にしてもちゃんと帰れますから。」


「あ、いただきます。」


サリュートがティーカップをそっと口に運ぶ。柑橘系の香りが、慰めるかのようにそっと優しく彼を包み込んだ。一口口にすれば、あたたかく優しい味が広がり、自然とその顔は和らいでいく。


「おいしい……。」


「私が入れたんですから当然です。そこの男がいれたら残念な感じになっていたかもしれませんがね。」


「……。ふぅ。耐えた。きれなかった。偉いぞ、俺。ふぅ、偉すぎないか?」


ケンが深呼吸をしながら、サリュートの前に腰を下ろす。いまや、二人のやり取りはサリュートを和ませるものになっていた。まだ彼の国が栄えていた頃に、サリュートがよく見かけていた子供たちも同じようなやり取りをしていた。自然と頬が緩むサリュートだったが、その目の前のケンの顔が真面目な顔つきなのに気づくや否や、あわてて気を引き締める。


「まあ、ぶっちゃけると、おまえの国の時間を巻き戻して、悪いことをなかったことにしようぜ!」


「本当ですか!!」


「てな都合のいい展開はない。」


ガクッとサリュートが崩れ落ちる。


「そうですよね……そんな都合いい話ないですよね。」


「まあ、無駄な期待持たせる前に言っとこうか思ってな。」 


「……っ。そうです、よね。」


ケンの言うことは正しい。だが、サリュートの胸の内では、どこかで過去を変えることができるのではないか、といった期待があった。だからこそ、サリュートは自身が勝手に期待したことだと自覚しているにも関わらず、なかなか気持ちを切り替えられずにいた。


「すみません。彼なりの不器用な優しさなんでしょうよ。あ、これを優しさなんて言ったら、ほとんどの傲慢が優しさになりますねぇ!」


「てめえ。後半余計だろ。」


「ということで、切り替えて私から説明させていただきますね。先ほど、ペンネーム不器用な優しささん「おい。」が言ってくれた通り、時間は過去から未来に流れる前提でお考えください。起きてしまったことは仕方ありません。」


「……。」


「過去を変えるのではなく、未来を変えることを考えましょう。」


「未来を、変える。」


「ええ、いい言葉でしょう?」


どや顔でサリュートを見つめるイチに、サリュートが苦笑いで返した。


「言葉は……はい。しかし、どうやってー。」


「やはり、何事も現状を打破するのは奇抜な発想だと思うんですよ。自分たちの常識から外れたところに答えはあるものです。」


「?」


「だから、あなた方も勇者を異世界から呼んだんでしょう?新しい風を求めて。」


「っ! そ、う、でしたっ。」 


「確かに、違う文化や価値観を持った人がプラスになることはあります。が!まあ、しかし、今回ばかりは、あなた方は呼ぶ人を間違ってましたよ。」


「え!?」


「私たちの体といっしょですよ。目の治療をしたいのに、普通皮膚専門のドクターを呼んでもなんの回復も期待できないでしょう?」


「た、確かに?」


「しかし、まれに、皮膚科医が見ることによって思わず意外な病巣の発見につながることもあります。そのような場合は、逆に不適切な組み合わせが吉となる。」


「そのようなことが……?」


不思議そうに首をかしげるサリュートに対して、今度はケンが答える。


「おまえらは前者てわけだ。呼ぶべきやつを呼ばずに外れを引いたてわけだ。勇者が求められるのは少なくとも、おまえたちの世界ではなかった。」


ケンの言葉で、イチの言いたいことを理解したのだろう。サリュートは、しんみりとした表情で頷いてみせた。


「そうですか…私どもはとんでもない勘違いをしていたんですね。」


「まぁ、そこで俺たちがいるわけだ!」


ケンの言葉にサリュートが驚いた顔をする。それをニヤリと笑ってイチが答えた。


「私たちはAの世界とCの世界、Bの世界とFの世界、というように異なる世界同士をつなぐのが仕事なんです。起きてしまったことはしかたありません。ですが、先ほども言った通り、未来は変えられます。あなたたちの未来を変えるため、私たち、「異世界管理人」が、あなたにふさわしい『異世人(いせびと)』を紹介しましょう。」


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