表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ナニワガールミーツボーイ  作者: 白和えちゃん
始まった高校生活
9/51

ちょっとした変化

ガールズトークは尽きず、すっかり夜になってしまった。



「んじゃあまた明日!」




あさ美と別れて、悶々としながら家に帰る。




あのタカシが…?



も、モテてる…??




アタシの知ってるタカシはいっつも声がでかくてうるさくて、デリカシーがないってゆーか……



まー、明るくてよく笑ってるよな。




パッと空を見上げると、視界が急に暗くなった。



「だーれだ?」



「おい。貴様、殴るぞ。」



……タカシだ。



「はよ離せ、おら。」



「きゃー!あんずちゃんこわ〜い!」



「全然かわいくない!」




はぁ、なんで会うんやまったく…



「今帰り?あ、あの、あさ美ちゃんって子とか!」



「だ、誰と一緒やってもええやん!大体隣のクラスのくせにアタシのクラスの情報知りすぎ!」



「ほえ〜〜〜。んじゃあ、デート?」




ピタッ




「せ、せやで?え、ええやろぉ〜?お茶奢ってもらったしぃ〜♡(ほんまはあさ美に奢ってる)あ〜楽しかった〜!あ、アンタこそ!こんな時間になにやってんの!」



「あー、オレはバイト帰り。ガソリンスタンドやねんけど、働くのも結構楽しいな!」



「あっ。そ、そうなんや……」




そっか…もうバイト始めてるんや……


タカシん家兄弟多いし、大家族やもんな…


大変なんやな……




「あ!はよ帰らなチビ達が待ってるわ!あんず!んじゃあまた明日な!気ぃつけて帰れよ!」



そう言って、チャリ全速力で帰って行った。




「お、おう。またあした……」




タカシ…偉いやん。ええお兄ちゃんやん……





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ