喫茶檸檬
レジを済ませて店を後にした。
「あさ美〜!ついてきてくれてほんまありがとう!」
「うん、大丈夫やで。アンタのプラファイを語る時の饒舌さには圧倒されたけど。笑」
「あ、あは、つい…ごめ。笑
よかったらお茶一杯奢らせてよ!アタシの叔父さんがやってる良いお店があるんやけど?」
「あんずの叔父さんのお店?行きたーい!」
そしてアタシ達は叔父さんのいる喫茶店へ向かった。
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「常盤おじちゃ〜ん」カランコロン
「お〜!あんずちゃん!いらっしゃい!」
「どう?制服似合ってる?」
「ああ!そうか〜!ついにもう高校生になったか!」
この間まで赤ん坊だったのにという表情のおじちゃん。
「うん!今年からアタシもJKや!あ、この人が喫茶檸檬のマスター、常盤のおじちゃん。そして、こちらはあさ美ちゃん!高校の友達!」
「お、あさ美ちゃん。はじめまして。うちの姪っ子と仲ようしたってくださいね。」
「はい!こちらこそ!素敵なお店ですね!」
「どうもおおきに。」
テーブルに着くとおじちゃんがあったかいおしぼりを出してくれた。
はぁ〜このおしぼりの香り、いい匂い。
やっぱり落ち着くなぁ…
「ほななにしましょか?」
「じゃあアタシミルクティー!」
「あ、じゃあ私も!」
「かしこまりました。」
そう言っておじちゃんはニコッと笑った。
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