新たな出会い…?
高校に到着すると、たくさんの新一年生になるであろう子供と親達でいっぱいだった。
奥に進むと合格発表はもう行われていた。
「え〜っとえ〜っと、アタシの番号……
……………はっ!
あ!あったー!!!
やったー!やったよ〜!
お母さんお父さ〜ん!!!泣
はぁぁ…そして、柊くん…あんず、無事高校入学いたしました!し、志望校じゃないけど…いや、しかし!これは中学校三年間プラファイに尽くして…(ゴニョゴニョ)」
ドンッ!
「わっ、すみません!」
ひぃ!男子にぶつかってもうた!
怖いセンパイとかやったらどうし…
「えっ!あれ?あんずやん!え!お前もココ受けてたん?!」
アレ?
タカシ……?
「で?!受かってた?!いやーお前××高行ったって聞いてたからさー、」
あは、あはははは。
偶然か必然か…
まさかあの馬鹿タカシと同じ学校。
幼稚園から小中まさかの高……
これって完全に幼なじみってやつやん?!
一瞬ありきたりな少女漫画的展開になりかけたが一周回ってやっぱよくある少女漫画的展開ッ!なんで!なんでなん!!!
「しゅ……柊くん………バタッ」
「お、おい?どないしたんや??」
いやいや待て待て!
そんなことがあるわけない…!!!
だって、
アタシ と タカシ
だから。
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