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最強のねぎとろ。

作者: 平石

ぽももという女がいた。

ぽももは20才、趣味は反復練習である。

ぽももはねぎとろに興味があり、一度寿司屋に行ってねぎとろを食べてみたいとは思っていたが、なかなか寿司屋に行くことはなかった。

ねぎとろっていくらだろう、二個で108円かな、いや、高くて500円以内だろう、ぽももはねぎとろのことをときどき考えていたが、なかなか寿司屋に行くことはなかった。



「ああ、ねぎとろ。



ぽももはハーモニカを買った。4800円もした。幼稚園で使ったことがあるこれがそんなに高いものだとは思わなかった。

ハーモニカをさっそくやってみたが、ピアノのようにきれいにドレミが並んでいるわけではない。

ぽももは嫌になってハーモニカを使うのをやめた。


ぽももは散歩をしようかと思ったが、行くのはいいが帰ってくる作業がめんどくさいと思い、散歩に行くのをやめた。


ぽももは筋肉トレーニングを始めた。ぽももは女なのであまり筋肉はない。10回できた。


ぽももは日本人だがなぜ自分の名前がぽももなんだろうと思った。ときどき考える。年に二回は考える。


ぽももはゲームが苦手だ。昔ゲームをやってた時期があったがある日ゲームができなくなった。ゲームが苦手だがまたゲームがやりたいと思う。


ぽももは夕飯のことを考えた。今日の夕飯は何にしようか。近くの弁当屋に行って毎日買うがぽももは肉を食べると不調になるのでいつも高菜弁当の大盛りを頼む。肉が食べられないが肉は好きで昔は夕飯はいつも肉の入った弁当を買っていた。


とりあえずぽももは空を飛んでみたがとても高いところまで行っても呼吸ができることに昔驚いたことを思い出した。

地球の上にずっと行くと宇宙に出ると本に書いてあったが、実際は月が地球のそばを公転するように地球も別の大きな星のまわりを公転しているのであった。

地球は大きな星、アガラムヒプディンの近くを公転している。アガラムヒプディンはとても大きな星で、アガラムヒプディンの上空をどこまで上がっても、宇宙空間のようなとこに出たことがいまだにない。

アガラムヒプディンを探検しようとしたことがあるが、あまりの大きさに探検するのをやめ、地球で細々と生活することにした。

しかし地球からも太陽は見える。

宇宙があるかどうかもよくわからないが、とりあえず太陽のようなものが毎日のぼっては沈む。


ぽももは夏でもそんなに暑いとは思わないタイプだった。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 絵本を読んでるかのような気持ちになれる小説でした。不思議な感じがなんともいいです! [気になる点] ぽもものキャラをより引き出すためにもう一人キャラを出してみてはどうでしょうか? [一言]…
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