同棲⁉︎
明くる朝、二日酔いもほどほどの中、3人で学校に行き、それぞれの授業を受けていた。
俺と瑠衣子は一限は別の授業だった。
俺は、昨日せっかく晴美とやれそうだったのに…
てな事を考えながらウトウトしていた。
ブーッブーッ
携帯のメールだ。
(ん?瑠衣子からだ。)
《受信メール》
送信者 瑠衣子
やっぱり優と付き合いたい。まだ間に合う?
なにぃ?どういう展開だこれは??
俺はとても驚いた。何しろ告白したのは一年前で、俺も正直諦めていたというか、
瑠衣子と付き合うとかはさすがに考えていなかったのだ。
しかぁし、こういう状況なら話は別だ!
そして現在俺はフリー。
断る理由がない!
とりあえずメールには返信せずに、休み時間に速攻瑠衣子の元へ走った。
「よう!」
「あ、優…」
瑠衣子はモジモジしている。
瑠衣子のそういう姿はあまり見ないので何だか滑稽だ。
「話、するか?」
「う、うん。」
瑠衣子はとても真面目なので授業をサボったりしないのだが、今日は違った。
2人で屋上に行って、早弁しながら話をした。
「まだ間に合うよ。」
「ほんと〜?よかった。じゃあ私とお付き合いしてくれますか?」
「何言ってんだ、最初に告ったのは俺だろ?
1年待ったんだからな。」
「ご。ごめん。でも、お付き合いとか初めてだからどうしたらいいかわからないの。」
「そんなの別に今までとそんな変わらないだろ、だけど、どうしていきなり付き合いたいって思ったんだ?俺すげービックリしたもん。」
「そうだよね、、昨日、晴美ちゃんと一緒にいて、晴美ちゃん、優の事好きなんだろうなってわかったの。優、晴美ちゃんと付き合っちゃうのかな?って思ったらよくわからない感情になっちゃって、だから昨日も優の部屋でお泊まりしたの。」
「それってヤキモチってやつだな。笑」
「やっぱりそうなんだ。優を取られるの嫌だったから。好きってこんな感じなんだね。」
「なんでもいいや。俺は瑠衣子と付き合える事がハッピーだ。改めてよろしくな!」
「よろしくお願いします…」
瑠衣子はとても照れている。初々しい。
俺にもこんな時があったな。
ていっても瑠衣子は免疫がないので、いきなりキスとかしたら気絶してしまいそうなので、俺は今までと変わらずに接した。
そして、
少しづつ接近してみた。 ニヤニヤ
ある日の夜、
相変わらず俺は瑠衣子と部屋のソファーに座ってテレビをみていた。
俺は、さりげなく、手を握ってみた。
瑠衣子は何も言わないが、明らかに緊張している。そんな瑠衣子が可愛くて仕方ない。
「何緊張してんだよ。付き合ってんならこのくらい普通だろ?」
「そ、そうだけど、緊張して胸がドキドキしてる。」
くゎー何だこの初々しさ。たまんねぇ、久々だ。
俺は勢いに乗って瑠衣子の胸の辺りに耳を当てた。
「ほんとだ!心臓バックバクしてるぞ。」
瑠衣子の胸はなかなかの柔らかさだ。
「ちょっ恥ずかしいよ。」
といいながらもされるがままな瑠衣子なので、俺はさらに瑠衣子の耳に息を吹きかけた。
「ひゃっ!!」
この反応、ヤバすぎる。瑠衣子の一つ一つの反応に俺も胸がドキドキしてきた。
「瑠衣子、俺の心臓の音もヤバイよ。ドキドキだ。」
と言って瑠衣子の頭を俺の胸にグイっと引き寄せた。
※いい所だが、ここで補足。俺は当時、オッパイがちゃんとある。といっても生まれてから1度もブラジャーをつけた事がない為、かなり垂れ下がっていて、元々サイズも大きくない。そして胸筋が俺はかなりあるのでオッパイらしくはない。
それに胸をつぶす下着のような物を着ていたので服の上からではオッパイがあるかどうかは絶対にわからなかったのだ。
「あ、ほんとだ、優の心臓の音がバクバクしてるのが聞こえる。」
瑠衣子を起き上がらせて俺はそのまま優しくキスをした。
瑠衣子は泣いてしまった。
「おい、なんで泣くんだよ、そんなに嫌か?」
「だって、、だって。なんか嬉しいんだもん。」
ぎこちない感じがしたが、1年待ちのキスはたまらなかった。
このままの勢いで俺は瑠衣子をベッドに押し倒した。
少しずつ服を脱がせていく。
そしてブラジャーに手がかかったころ、
「待って、やっぱり恥ずかしい。」
なにぃ?ここまできてそれはないだろ、俺はもうやる気まんまんだ。
止めることなんてできないので、
そっと電気を消した。
「これで何も見えないだろ?恥ずかしくないよ。」
「う、うん…」
優しい俺!!
今は真っ暗だけど、目なんかすぐに慣れるもんねー♫
痩せているわりにはいろいろと柔らかい。
いい身体だ。
そして下着に指をかける。
瑠衣子の身体から緊張感が伝わってくる。