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第四話



 アツキの視界の端に、黒色の巨大な体躯が映り込んだ。


 獣──だろうか。


 強靭な四肢。口からは巨大な二本の牙が顔を覗かせ、赤く煌々と輝いた眼は真っ直ぐとこのアリーナにいる人間全てを捉えている。

 硬直。──思考も他の感覚も全て釘づけにされる。


「お前ら、下がれ!」


 アリーナ全体に広がっていた硬直を打ち破ったのは、二階堂のその言葉だった。静寂した空気が一瞬にして瓦解し、一斉に皆ハッと我に返る。


 だが、それは少し遅かった。

 近くの腰を抜かした一人の女子生徒に向かって、獣が右足を高く振り上げた。右足に黒い光を収束し──纏う。『闇』が凝縮されたような黒色の光が、何であるかなどわかるはずもない──が、それが多大なエネルギーであることは目視からでも理解できた。


「グルウウウウ」


 獣が低く唸って、無防備にも地面に這いつくばったままの女子生徒に、黒く光り輝いた右足が振り下ろされる──

 ことはなかった。

 二階堂が両者の間に身を躍らせたからだ。片手には槍を持ち、その穂先は赤黒く光って、同じくエネルギーが凝縮されている。


 衝突。

 閃かれた槍が、獣の右足を弾き返す。聴覚を轟音が叩き、衝撃波が放射状に広がって空間を切り裂いた。

 幸い、女子生徒には当たらなかったらしい。その場から一目散に逃げ始める。


「お前ら早く逃げろ!」


 獣と対峙したまま、二階堂が叫んだ。

 二階堂と獣は、お互いに踏み込むことなく探るような視線を這わせている。今は、まだお互いに膠着状態だがそれもいつ終わってしまうかわからない。


「……なんだよ、あれは……」


 獣を視界に収めながら。

 そこで、アツキはようやく声を絞り出すことに成功した。


「あれは……この楽園世界の《外敵》──《転獣(エタニティー)》です」


 アツキの呟きに応えたのは、真癒だった。

 しかし──真癒の瞳は獣を捉えたまま。瞳には警戒の色が浮かんでいる。


「《転獣》は基本的に《(ゲート)》を通って、《神域》から攻めてくるんです」


「《神域》って?」


「《転獣》がいる場所を便宜上そう呼んでいるんです。……あそこにいる《転獣》のクラスはそうでもないですけど、稀に《神》の如き力を振るう《転獣》がいることからそう名付けられたそうですが……」


「なんでそんな奴があそこにいるんだ?」


「……おそらく、どこかで、この楽園世界と《神域》を結ぶ《門》が開いたのでしょう。あのクラスなら、二階堂先生なら余裕なはずです。私達は邪魔になるので早く逃げましょう」


「ああ、そうだな」


 言って、アツキは背中を向けて真癒とともにアリーナの出口に走り出した。本来であれば、背中を向けての逃走は望ましくないのだろうが、二階堂が食い止めているので大丈夫だろう。

同じように、他の生徒も逃げている。悲鳴も上げることなく、戸惑うことなく、逃げる姿は流石と言うべきか。この調子だと、五分以内に確実に全員アリーナの外に逃げることは可能だろう。


 ──と。


 アツキが心中でそっと息を吐いた瞬間。

 再び、ゾッとした悪寒が背中を駆け抜けた。

 思わず、振り向いて──


「────!!」


 ごくりと、息を呑む。

 だってそこにいたのは……


「──二対目!」


 先程の獣──転獣と比べても遜色ないほどの巨体。そこから迸る圧倒的な捕食者のオーラに、アツキの感覚は再度、硬直に陥った。

 二階堂の方に視線を走らせると、まだ一匹目の転獣と対峙したままだった。二階堂もこちらの様子に気づいたのか、苦渋の表情を浮かべるが──やはり、同時に転獣を対処することは厳しいだろう。


 ──どうする!


 アツキは内心で叫んだ。

 このまま逃げ続けたら、確実に誰かが餌食になってしまう。だけど──そんなことは絶対にさせない。

 だが、今のアツキにはこの状況を打開する力などあるはずもない。


 と。


 アツキが唇を噛んで思考を巡らせる横で。

 一つの影が一陣の疾風となって駆け抜けた。


「セアアアアアアア──ッ!」


 影は──柴乃だった。

 裂帛の気合いを口から迸らせて、柴乃は地面を駆ける。右手には細剣が握られて、細剣は幾つかの閃光となって空中をはしった。

 閃光が転獣の四肢を的確に打ち抜き、転獣の動きが止まる。


 そこで、柴乃は止まらなかった。


 そのまま跳躍すると足を僅かにテイクバックする。足が煌々と鮮やかな赤色に光り──転獣の顎を撃ち抜いた。

 ガクッと、転獣の身体が傾いた。脳に直接衝撃が届いたのか、フラフラと身体を揺らす。そこを見逃せないで、柴乃は細剣を振るう。


 ──が。


 転獣の眼がカッと見開いた。全てがスローモーションになるような感覚に陥る。柴乃が細剣を転獣に届かせるより速く、転獣は咆哮を放った。

 柴乃の動作が一瞬硬直する。感じるまでもない僅かな時間。──が、その空隙は決定的な隙として現れた。


 柴乃の身体がノロノロと再び動き始める。そこを転獣の足が捉えた。柴乃の華奢な身体は容易に吹っ飛んで、アツキと真癒の眼前に転がり込んだ。


「だ、大丈夫ですか!」


 真癒が心配そうな表情をして、柴乃に手を伸ばす。


「────っ」


 刹那。

 小さく声を漏らすと、柴乃は強張った表情を浮かべて、真癒の手から逃れるように身体を捻った。そのまま、立ち上がると細剣を軽く右に振って自然体で構える。


「……心配無用です。あれは、私が倒すのでさっさと逃げてください」


「そんなこと、出来るわけないだろ!」


 アツキの叫びに。

 柴乃は薄く笑った。それは馬鹿にするような笑みにも見えた。


「……何を言っているんですか。この場では、あなたが一番足手まといなんですよ。あなたが早く逃げるほど、私が逃げられる確率は増えるんです。……わかったら、さっさと逃げてください」


「────ッ!」


 アツキは唇を噛み締めて拳を握り締めた。

 残念だが──柴乃の言う通りだ。何も間違ってなどいない。

 でも……

 アツキの沈黙を肯定と受け取ったのか、柴乃はそれ以上何も言わずに、転獣に向かって走り出す。


「一霧君、早く逃げますよ!」


 真癒が、アツキの手を掴んで引っ張る。大方の生徒はもうほとんど逃げたようで、アリーナに残っているのは僅かだ。時間で言えば、あと三分程度で全員逃げ切るだろう。

 でも、その三分では──


 アツキは柴乃に視線を移した。

 柴乃は、転獣相手に奮闘していた。──だが、それでも優勢とは言い難い。もっと言えば、この調子では柴乃が転獣相手に三分持つとは思えない。


「一霧君!」


 真癒が叫ぶ。その瞳は切実にアツキに訴えていた。

 この場から離れる。逃げる。

 それが意味することは……


「────くっ!」


 柴乃の苦悶の声が、アツキの聴覚に触れた。

 転獣の『闇』に染まった右足が、柴乃を捉えたのだ。地面に叩きつけられ、二・三度バウンドする。

 柴乃はすぐさま立ち上がろうとするが、ダメージが全身に溜まっているのか、中々立ち上がらない。足元をフラフラさせて、立っているのもやっとという状態。


 転獣が右足を高く振り上げた。今までないほどの『闇』が右足の一点に収束し、ふらついた柴乃の顔を薄暗く染める。

 絶体絶命の状況。


 ──ただ見ていることしかできないのか!


 アツキは内心で己の無力さを嘆いた。

 火事の時もそうだった。あの時も、ただがむしゃらに火事の中に突っ込んで行っただけだった。アツキには、いつも力が足りない。──守るために力が足りない。

 力が──人を守るための力が欲しい。


 と、そのとき。


 アツキの脳裏で不思議な声が響いた。


 ──あなたは何を望みますか。


 それは現実か、妄想か。そんなことは、アツキにはわからなかった。

 だけど、今この瞬間、アツキが望むことはただ一つ。


「俺は──御影を助けたい!」


 不思議な声に応えるように。

 アツキの望みが──思いが口から迸った。


 瞬間。


 アツキが身に付けた白銀の腕輪が白光に包まれた。

 熱い。純然たるエネルギーが腕輪を中心に渦巻いて、アツキは思わずその熱気に顔を逸らした。

 再び、不思議な声が脳裏で響く。



 ──助けたいのなら、守るための力が欲しいのなら。


 ──私の名を呼びなさい。私の名は……



 無意識の内に、真癒の腕を振り払って、アツキは走り出していた。腕輪から、白光の粒子が舞い散り、空間に幾何学的な文様を描いていく。


「──《神封剣(アポリュオン)》!」


 不思議な声が指示した通りに、アツキはその名を叫んだ。

 直後、空間に描かれた幾何学的な文様から、アツキの手の中に向かって、白光の粒子が一本の武器を創るように伸びて──実体化する。


 それは、剣だった。透き通るような白銀の刀身に、大剣のそれよりもやや小さい幅広。だが、これは大剣ではない。片手用の両刃剣だ。

 アツキは武器に詳しいわけではないが、この剣に関しては不思議と完璧に理解することが出来た。


「ウオオオオオ!」


 キン、と。

 雄叫びとともに振り切った剣が、間一髪で見事に転獣の足を跳ね返した。勢いのまま剣を振り抜くと地面に転がって、柴乃を背中に回す。すぐさま立ち上がると、アツキは油断なく視線を転獣に這わせた。

 突然の乱入者の力量を測るためか、転獣の眼光がアツキを捉えて動きが止まる。


「……どうして来たんですか?」


 不満げな表情を浮かべて、柴乃は声を漏らした。


「私、一人で十分でした」


「嘘つけ。今にも死にそうだったろ」


 バクバクと高鳴る鼓動をおくびにも出すことなく、アツキは呆れたように言う。


「ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ苦戦しただけです」


「……お前のちょっとほど信用できないものはねーよ」


 そんな軽口を叩きあっている内に──


 転獣は再び四肢に『闇』を纏った。黒いオーラが、転獣から迸って全身を包み込む。『闇』が地面に触れると、茶色だった地面を黒く染めていく。

 その光景に、アツキは柴乃に囁いた。


「……あれ、大丈夫なのかよ」


「あれも一応神力ですよ。……それで、あなたは戦えるんですか?」


「まあな」


 言って、アツキは《神封剣》に視線を落とした。


 アツキが剣を扱ったのは初めてだ。向こうの世界では、真剣を扱うことはおろか命懸けの戦いもしたことがあるはずない。


 だが──アツキは知っていた。いや、それでは語弊があるかもしれない。知っている、というよりは身体が──魂が覚えている、というべきか。

 《神封剣》に触れるだけで理解できる。何のためにこの剣が存在するか。どうやって、剣を振るうか。どうやって動くべきか。


 剣と身体が一体になっている言葉さえ、今では当てはまらない。魂のレベルで、アツキは《神封剣》と繋がっているのだ。

 アツキの返答に、柴乃は小さく頷いた。


「それなら良いです。あなたと共闘するのは、非常に、非常に不本意ですが……」


「どれだけ嫌なんだよ」


「いちいち茶々入れないでください。……非常に不本意ですが、私があなたのサポートをします。あなたはただ自由に動いてください」


「それは助かるけど……そんなことできるのか?」


 アツキの言葉に、柴乃は鼻で笑った。


「私を誰だと思っているんですか? 一応、飛び級できるぐらい優秀なんですよ。あなたなんかに合わせることぐらい造作もないです」


「それは頼もしいな」


 言って、アツキは転獣に視線を向けた。

 転獣から『闇』──柴乃が言うには、神力が溢れて地面を黒く染めている。鉤爪は闇色の神力によって歪に曲がり、鋭く光っている。どんな色や感情さえも奪ってしまうような気味が悪い『闇』そのもの。

 腰を軽く落として──


「行け!」


 己を叱咤するように叫ぶと、アツキは地面を蹴った。一気に、転獣との間合いが詰まっていく。

 獲物が自ら突っ込んでくるのが滑稽に見えたのか、転獣は低く喉を鳴らすと同じく地面を蹴って、アツキに迫る。


 相対的に両者の距離が縮まっていく。


 初めての命懸けの戦闘だったが、アツキの思考を驚くほど冴えていた。脳内からノイズが消えていき、クリアになる。転獣の一挙一動が手に取るように理解できる。


「うらあああっ!」


 叫びながら、アツキは神封剣を振り払った。同時に、上体を反らして──転獣の鉤爪から放たれた斬撃をぎりぎりで躱した。

 《神封剣》の刀身が、転獣の体躯を切り裂いた。真紅の血が溢れ、アツキの視界の半分ほど埋め尽くす。


 だけど──そこで終わらない。


 アツキは片足を地面に突き刺して──その足を軸にするように身体を反転させた。

 無理な動きに、アツキの全身に強大な遠心力がかかる──が、唇を噛んで踏ん張ると、アツキは、転獣に向かって渾身の突きを放った。

 が、転獣も黙って見ていたわけではなかった。僅かな時間に、堕獣は苦悶の声も上げることなく前足を振るった。


「────ッ!」


 神封剣の切っ先が転獣の鉤爪と交差した。途方もない衝撃が腕にはしり、アツキの腕がぎりぎりと軋む。

 アツキには永遠にも感じられた膠着状態は、現実では一秒にも満たなかった。物理法則に従って、当然の如く、転獣に比べて質量が遥かに少ないアツキはその衝撃に後方に吹っ飛ばされる。


 本来であれば、アツキは転獣によって追い打ちをかけられ、危険な状況に陥ってしまうのが普通だ。だが、今は──


 アツキが吹き飛ばされるのと同時に、柴乃が入れ替わるように転獣の前に躍り出た。


 片手に握られた細剣の刀身が、燃え盛る炎にも勝るとも劣らないほどの真紅のエネルギーに包まれた。

 まるで、柴乃の闘争心を具現化したようだ。真紅のオーラが揺らめいて、やがてそれは柴乃全体を包み込む。


「シアアアアッ!」


 柴乃の口から気合いが迸った。瞬間、柴乃の腕が高速で空中を駆ける。無数の筋を描きながら、転獣を閃光と化した細剣が襲った。

 細剣の切っ先が転獣の体躯に触れる度に、真紅の炎で焼き焦がすように小爆発が起こった。反撃も、動くことさえも、苦悶の声も上げさせない一方的な蹂躙。


 直後。


 転獣の身体が一瞬硬直すると、光の粒子となって爆散した。爆風によって砂塵が巻き上がり、柴乃の身体を覆い隠す。

 視界が晴れると、五体満足の柴乃の姿があった。地面に座り込んで、ホッと息をついている。

 アツキは地面から起きあがるとゆっくりと立った。一瞥して、身体を確認するが目立った外傷はない。軽い擦り傷ぐらいだろうか。


 と。


「何をしているんですか!」


 真癒が、アツキに駆け寄ってそのまま身体に抱きついてきた。突然の衝撃に、アツキは不意を突かれて、再び地面に倒れ込む。神封剣は手から零れ落ちると光の粒子となって、腕輪の中に戻った。

 真癒に押し倒された格好だ。


 涙目になった真癒の顔が視界に映りこむ。


「何をしているんですか! いきなり突っ込んで行くなんて! 私、心配したんですよ! なのに、転獣を倒しちゃいますし」


「倒したのは、御影だけどな」


「それでも、凄いものは凄いです」


 言って、真癒は涙を服の袖で拭うとようやく微笑んだ。その純粋無垢な笑顔に、思わずどきりとしてしまう。

 だが──この体勢は色々と不味い。どこがとは明言しないが、真癒の身体の柔らかい部分がアツキに存分に押しつけられ、女子特有の甘い芳香が鼻孔をくすぐる。


「あの……ちょっとどいてくれないか?」


 アツキが絞り出すように紡ぎ出した言葉はそんなものだった。

 それに、真癒はムッとした表情を浮かべる。


「それは私が重いということですか?」


「えっ?」


「これでも、私は最近努力しているんですよ。甘いものを控えたり……それを、一霧君は……」


 一転して、真癒はジトッとした視線でアツキを見つめた。

 体重のことは地雷だったらしい。


 では、なんと言えば良いのか──と、アツキが目を白黒させて思考を巡らしているのに、真癒はくすりと笑みを零すとアツキの上から降りる。


 身体の自由を取り戻したアツキは、地面から立ち上がって辺りを見回した。

 二階堂の方も決着が少し前についていたらしい。アリーナには転獣はもう一匹もいなかった。同様に生徒の方も完全に避難できたのか、真癒、柴乃、アツキ以外にはもうアリーナには残っていなかった。


 と、そのとき。


 柴乃が一人で立ち上がって、アリーナの入り口に向かって歩み始めた。あれだけ転獣の攻撃を受けたはずなのに、目立った外傷はない。ただ、あの両腕を隈なく覆う黒いアームカバーが少し裂けているだけだ。


「おい、待てよ」


 声をかけながら、アツキは柴乃に駆け寄った。まだ、お礼も何も言っていない。少なくとも声を一つでもかけておきたい。

 そんなことを考えて──

 それでも振り向くことない柴乃に、アツキは手を伸ばす。柴乃のアームカバーに覆われていない右手の肌に触れた瞬間。


「────ッ!」


 アツキの身体が電撃に侵されたように硬直し。

 身体中から『力』が僅かに消え去った。


 いや──消えたのではなく、柴乃に向かって流れ込んだというべきか。


 触れられた柴乃は弾かれるように、右手の肌を左の手で隠しながら身を翻すと、今まで見たことがないような視線でアツキを見つめた。


「……今のは……」


 たっぷり絶句した後、アツキは声を漏らして柴乃に問い掛けた。

 『力』と名のつくモノ全てが──一霧阿月という『存在』そのものが、柴乃にアツキから流れ込んだようだった。


 しかし。


 柴乃はそれに応えることなく、アツキから背を向けると走り出す。

 アツキの視界から消える寸前、柴乃の声が脳裏で囁いたような気がした。



──もう、私には近づかない方がいいですよ。あなた自身が消えたくないのなら。






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