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お隠れ騙し

ペテン師が笑う頃に

勝負は全て一瞬で決まって居る。


しかし、勝負は、下駄を履くまで分からない。


3つの舞台の戦いに置いても、そうだった…。



神様(仮)の下腹部に致命傷とも言える攻撃に成功したと同時だった。


やった!と言う勝利の優越感と達成感に浸る暇も無く、グルンッと世界が反転する様な奇妙な感覚に襲われた。



其の瞬間に見たのは、口元から血を流しながらもニタリと三日月に歪めて嗤う神様(仮)の顔。


そんな神様(仮)の姿にゾワリと、悪寒が全身に広がった。






「「「 お 隠 れ 騙 し !! 」」」







立場が、逆転する…――――――。。。






神様(仮)達は、此の時を狙って居た。


神様(仮)達は、(ワザ)と試合に勝って勝負に負けた。


つまり全ては“釈迦の手のひら”と言う事だったのだ。






反転した世界の片隅で、独りの誰かが背を向け、座り込んだ侭、泣いて居た…――――。











And that's all…?

(それでおしまい…?)

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